ピンポロピンポロンロン♪ ピンポロピンポロンロン♪(知らない番号から電話だ・・・誰だろう?)
もしもし?初めまして。 私、君のお父さんの友達で、スーさんと申します。 突然ですが、今度の日曜日に私の船で釣りにいきませんか? お父さんは来ないそうですが。
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「はい。」
では、鯛ラバ、一つテンヤのタックルをそろえて、朝5時に港に来てください。
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「はい。」
突然ですが、狙うは大鯛!
鯛ラバ、一つテンヤ編スタート!

父とスーさんの間で、いったいどんな会話があったのかは
謎ですが、これも何かの縁なのでしょう。
竿、ベイトリールを購入し、全く初めてとなる、鯛ラバ、エビラバ、一つテンヤに挑戦です!
ボートフィッシングなんてカッコいい題材は、等ブログ向きの内容ではないのですが、
貪欲に獲物を追い求め、喰らう事が等ブログの主旨です。「やり方」にこだわりは無いのですよ。

最近の北九州は天候が非常に不安定で、土砂降りの日が多かったのですが、今日は梅雨晴れ。
風は強いですが、風裏にあたるポイントで釣り開始です。

今回は、一つテンヤに鯛ラバのラバー部分(スカートとネクタイ)が付いた
エビラバを使用します。
ポイ太郎さんが「これで爆釣!」と猛プッシュ商品なのですが・・・・
ド素人の私には何がスゴイのか良くわかりません。
ともかく活きエビを付けて底まで沈め、
胴突き釣りの要領で誘いを入れます。
コッ(んん?)
コッ(ん~・・・?)
当たりらしきものがあるのですが、よくわかりません。
いやぁ~ジビエ君。 ヘタクソですね~! 胴突き釣りと違ってオモリが軽いので、そんなに糸ふけを出すと当りが読めませんよ。
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なるほど。
では、底までついたら竿をあおるのではなく、
ジリ巻きして・・・ゆっくりフォール・・・コッ!即合わせ!!
ガッツン!!
大きい!電撃合わせ!!
うぅ~ん!胴突き釣りと違い、引きがダイレクトなので楽しいですね!(ん~まぁ!船釣りなんて釣れて当たり前!簡単だよねぇ~)
(へ?)

(あれ?あれれ?)
(リールが滑る!?巻けない!?)
何をしてるんですか! ドラグを絞って、しっかりと竿を立てなさい!!
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(あ・・・!ドラグがゆるくて滑ってたのか!)
「は!はい!!」 焦らなくてもいいので、駆け引きしながら浮かせていきなさい。 30mほど浮かせれば浮き袋が張って、魚は動けなくなりますから!
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(う・・・!しかし、これは支えきれんぞ!!)
ぬぬぬぬぬ・・・・・!!フワ・・・・
(バレた・・・・・・・!!) う~む・・・。 ノットの部分ですっぽ抜けてますね。 ジビエ君。しっかりと結んでましたか?
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(う・・・・し、しまった。)
(FGノットって慣れてないから、結構適当に結んでたのよね・・・)大物が狙える船釣りだからこそ、タックルをしっかり組み立てる技術が必要になるのですね・・・

その後、フエフキダイ、ヨコスジフエダイとカサゴ数匹を加えて納竿。
スーさんいわく、あの引きでも60cmほどの鯛だろう・・・との事。
くぅ~!!とてもじゃないが、今の技量では80cmを超えるような大鯛は釣り上げれない!!もっと腕を磨かなくては!!
ピンポロピンポロンロン♪ ピンポロピンポロンロン♪(あ。スーさんから電話だ。)
「はい。」
いやぁ~!ド下手なジビエ君では! ビギナーズラックでも大鯛を仕留めることができなかったですね~! どうです?またご一緒されますか?
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編んで編んで編んで編んで編んで編んで編んで ハーフヒッチハーフヒッチハーフヒッチハーフヒッチハーフヒッチハーフヒッチハーフヒッチハーフヒッチ・・・ぐぉ!編み目が緩んでる!やり直し・・・ 編んで編んで編んで編んで編んで編んで編んで ハーフヒッチハーフヒッチハーフヒッチハーフヒッチハーフヒッチハーフヒッチハーフヒッチハーフヒッチ・・・ライターで端を炙って・・・ ぐぇぉ!本線が溶けた!!ぐぬぬぬ・・・・ 絶対・・・次こそは絶対に大鯛を仕留めるんだ・・・ 編んで編んで編んで・・・ピンポロピンポロンロン♪ ピンポロピンポロンロン♪(着メロ) 「はい。もしもし。ジビエです。」 も
|  | 「いきます!!」
 梅雨も終わり。盛夏の朝! 今回こそ、釣るぜ!大鯛!! お!ジビエ君。 はりきってますねぇ~
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「もちろんですよ!今回は、なんと長靴(¥980)を履いてきたんですよ!] 「前回は、スパイクブーツを履いてたんで、甲板上をすべっちゃって・・・」 「結び目が抜けちゃったのも、たぶんそのせいですね!!」 「今回は、ばっちり決めていきますよ~!!」 ・・・・ まぁ、海に落ちないように気をつけてくださいね。
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 釣り開始! 前回と同じ、一つテンヤに活海老を付けて、落としていきます。
さあ~~~来い!!
(ん・・・・?) 40m・・・・ 45m・・・・・ 50m・・・・・ (なんでこんなに底に着くのが遅いんだ!?) \はは~!!釣れましたよ!!/ (ぐぬぬぬぬぬぬ!!)
65m・・・・ 70m・・・・・・・ (なぜ底に着かん!!)90m・・・・・!! (やっと底に着いた!) それ!シャクって・・・・!!当りが出たら、強く合わせる!! (・・・・ レンコ!?) く、くそ! 時合いが来てるってのに! 海老を付けて再度仕掛けを投入!! 40m・・・ 45m・・・・・・ (仕掛けの落ちが悪すぎるぅ!!) \こっちも来たよ~!いい潮周りだ!!/ (むきぃ~~~!!手返しが悪いぃ!!) おや?ジビエ君 ベイトリールを使っているんですか? スピニングリールじゃないと仕掛けの落ちが悪いですよ。
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(・・・んげ!そうなのか!?) (前回は40mほどだったから、気にしてなかったが・・・) テンヤも8号だと、軽すぎですよ。 今回は水深が100mはありますからね。 長靴の前に、そろえておくタックルがありましたね~。
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(ぐぬぬぬぬ・・・・・・・・・) (´・ω・`)ショボーン ・・・・ まぁ、当たりも止まったことですし、 前回の浅場に移動しましょう。
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(`・ω・´)シャキーン
 お情けを頂いて浅場への移動! 40mなら、このタックルでも・・・行ける!!
1時間後、魚探が鋭く反応するポイントで・・・

(来た!でかい!!) (まず竿を立てる!ドラグを調整する!) (急減な引きには竿の弾力と体のバネを使う!!) (魚に頭を下げさせない!反撃の隙を与えない!) (そして、最後は・・・・) (自分の組んだタックルを信じる!!)
うぉぉらぁぁぁ!!
 よっし!!53cmのなかなかのサイズだ!! 前回の引きには及ばないものの、それでも・・・・
うれしぃーーーーー!!
 その後の釣果もなかなか! どんどん経験をつんで、 次こそ釣るぜ!80cmを超える大鯛を!!
[ 広告] VPS浮かぶ船団を眺めながら今日の釣行の吉兆を感じる午前4時・・・ お盆休みも・・狙うぜ!大鯛!!
 と。ポイントに行く前に、漁港に寄ります。 「・・・?この漁港に何か用事があるんですか?」 釣餌の活き海老を買うんですよ。 ポイ太郎のところは活きがイマイチですからね。
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 今日は長潮。 昼からまったく潮が動かないようなので、いつものポイントとは違う場所で釣り開始です。 水深90m。 もちろん、用意してきてますよ!スピニングリール! 準備万端!さぁ!勝負だ!!
「エソばっかりですね。」 潮が止まる前に勝負を決めたいんですけどね。 今日は暑くなりそうなので、9時には撤退しましょう。 まぁ、焦らずにバナナでも食べてなさい。
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 (・・・バナナうめぇ。) (しかし、エソが釣れるってことは下地は砂なのかな・・・) (真鯛は岩礁に集まるらしいから、船が流れ着くまで待) 来た!大きな当たり! 引きも強い!・・・あれ?そうでもない?始めはよく引いたのに、すんなり上がって来てるぞ? 真鯛じゃないな・・・何が釣れたんだ・・・? こ、これは・・・!?「・・・どちら様ですか?」 何言ってるんですか! これはアコウですよ! れっきとした超高級魚ですよ!
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「ええ!?本当ですか!?」「で、アコウって美味しいんですか?」 ・・・。 ド素人のとんでもないビギナーズラックですね・・・。
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その後も、 ゴチン!! 真鯛!!じゃない。 アマダイだ。 真鯛か!?・・・・ イトヨリだ。 うおおぉ!?根がかりかと思ったが、 なんちゅうデカイカサゴなんだ・・・!?釣果は・・・ カサゴ、イトヨリ、アマダイ! そして、 アコウが2匹!「いや~・・・真鯛はスーさん1匹、私は0匹・・・・。」 「スーさんに完敗ですね・・・」 どうみても、 真鯛よりもいいもの釣ってるじゃないですか!!
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「・・・えへ☆」
 サラリーマンの夏休み。 お盆休みも・・・終わる・・・(あ~・・・会社行きたくねぇーーーー) しかし、ジビエ君も釣りバカですねぇ。 お盆は釣り以外に何をしていたのですか?
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そりゃぁ・・・ 外に飲みに行ったり、家で飲んだり、野球見に行って酒を飲んだりしてましたよ。
・・・結局ほとんど、酒を飲んでただけなんですね。
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 朝ごはんを食べながら釣り開始。 もぐもぐもぐもぐ・・・ シュルシュルシュルシュル・・・・ ふわぁ。ありゃ? 船尾にいるスーさんとお祭りしてる!? 自分は船首にいるんだが・・「ごめんなさい。スーさん」 う~む。 今日は2枚潮で釣りにくいですねぇ。
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「2枚潮?」  表層に流れる潮と、低層に流れる潮の向きが違う海流の事ですよ。 軽い仕掛けの一つテンヤでは、かなり仕掛けが流されますからね。 今日は大潮と言うこともあり、かなり釣り辛いですね。
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「魚探では水深60m・・・」 「ラインの出かたでは・・・・ 90m!?」) 「今回は船の進行方向と真逆に低層の潮が流れているので、仕掛けが流されますね・・・」 重い仕掛けの胴突き釣りに変えたほうがよさそうですね。 ジビエ君も、胴突きに変えますか?
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「いえ。僕は重めのテンヤに変えて挑戦します・・・。」 ふらり・・・ふらり・・・とゆっくり落ちる一つテンヤ。 サミングをしながらゆっくりと落とし込んでいきます。 やっぱり、かなり流されてるなぁ・・・ と。 ピョコ・・・・ ピョコン! なんか、中層で喰ってきた!! ・・・・ん!? カナトフグ(シロサバフグ)だ。底に着く前に餌をかじられることが多かったが、犯人はこいつか・・・ その後、場所を移動し潮も悪くない場所で釣りを再開。 すると、一投目から・・・ コチン!(ん!?この魚は・・・たしか、 ミノカサゴ?) うわぁ!花魁だ!!
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ジビエ君!近づかないほうがいいですよ! 刺されると、酷く痛みますよ!! 今メゴチバサミを出しますから、そのままにして置いてください。
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・・チョキチョキ  チョキチョキ・・・ (この胸鰭と背びれに毒があるのか・・・・) (一番頭に近い背びれは、1本短いのがあるから忘れずに切り取っておかないとな・・・)  (これで無害化できたな・・・。) って・・・ジビエ君。 オイランを持って帰る気なんですか?
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「・・・えへ。今日、全然つれていないんで・・・もって帰ります。」 釣果はレンコ多数。 カナトフグ3匹。  ・・・うぅ・・・前回と比べるとふがいなさ過ぎる・・・。 ・・・・。 釣りと酒を飲むことぐらいしか楽しみの無いジビエ君。 よければ、私の釣った魚を持って帰りますか?
|  | 「ええぇ!!いいんですか!?」 イトヨリ(+チビ) 真鯛(+チャリコ) カサゴ「うへええへへ・・・ありがとうございますぅ!!」 本当に・・・ 釣って、食べて、飲む事しか、楽しみが無いみたいですね。
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