寒いですねぇ~・・・全国的に激しい寒波。
また、私の住んでいる北九州では初雪が降るほど、冷え込みが激しくなってきています。
釣りに行かれる方、猟に行かれるかたは、しっかりと防寒対策を施してご自愛ください。
とは言え、私は元気な新入社員!見ること聞くこと全てが新鮮!
お昼休みだって、仕事のことで頭が一杯☆
さぁ~て!お昼休みも終わったし

キス、フエフキダイ、エソの天ぷら(10/13掲載)
真鯛とフエフキダイのポアレ・ラタトゥイユもどき沿え(10/15掲載)の続き。

以前、
カサゴとカワハギのホイルを酒蒸しをしたところ、
カワハギにエキスを吸い取られちゃったカサゴさん。
超高級魚、みんなの憧れの的であるカサゴが、カワハギに負けてはいけません!
今回は、リベンジマッチとして、
格下相手のウマズラハギと再戦です!
料理方法は、前回となんら変わりません。

ある程度熱したら火を止めて、余熱で火が通るように調整します。
「煮れば煮るほどうまくなる」と思いますが、魚は火を通しすぎると脂が抜けちゃうので気をつけましょう。
さぁ!カサゴさん!真価を発揮できるのか!?<いただきます!>う~ん!おいしいねぇ!皮目はねっとりしていて旨みが強く、
身はホッコリしていて上品な味!
骨の近くは、これまたいい味がでてる!煮付けの筆頭に上げられるカサゴは、赤メバルとほとんど同じ食味ですね!
黒メバルよりも上品でおいしいです!
さぁ!前回の王者(の代理)
ウマズラハギ!勝負の行方は!?いや!うまいよ!!ウマズラハギは、カワハギよりも劣るといわれますが、全然そんなことはないですね!
もともとカワハギは旨みの強い魚ではありませんが、旨みを取り込む力はとても優れています!
ウマズラハギも、全く劣らずイイ出汁を吸収してくれています!!う~ん・・・
ここまで寸分たがわぬ戦いを見せてもらうと、
私が勝手にケチをつけていたことが恥ずかしく思えてきました・・・
魚に劣るも優れているも無い!
みんな美味しい!ありがたい海の恵みなんだ・・・・・・・!
そういえば、余っていた子鯛も一緒に煮付けたんだった。
私は今、海の愛情に猛烈に感動しているんだ・・・・!
たとえ君が小鯛であっても、等しく受け止めようではないか・・・
いや。こいつ、誰よりもうまいな。身の奥まで強い旨みがあり、皮も骨目もうまい。
小鯛なのに、いい感じに脂が乗っています。
はっきり言って旨みの強さで言えば、カサゴとウマズラハギが霞むほどですね。カサゴVSウマズラハギのはずが、不滅の王者が現れてしまいました。
カサゴさん・・・・・不遇です・・・。旬の冬に是非また会いましょう・・・。

まぁ、どんな対決でも、真の勝者は
タレかけご飯ですが。
<ごちそうさまでした!>
2匹のカサゴが立てた!「お米」を立てた!
炊き込みご飯勝負には、己の身を徹して、
最上級の味わいを提供した
カサゴが勝利を収めた!
しかし、雌雄はまだ決してはいない!
果たして、最後の勝負を決めるのは
献身のカサゴか!調和のフエダイか!威厳の真鯛か!
三番勝負最終勝負は、酢豚風酢魚!
では、まず中華なべを焼きましょう。
い、いや。別に酢魚に必須なわけではないんですが、
本格中華料理の勉強のために、買った中華なべ。
せっかくなので、こいつで調理をしましょう。
まず、中華なべに命を吹き込む焼入れの儀式を施します。

強火で空焚きし、表面の被膜を焼ききっていきましょう。
すっごい目が痛くなるので、換気扇をフル回転させましょう。

鍋全体の被膜を焼いたら一旦冷まし、油を敷いて鍋になじませます。
これでテフロン加工を施していなくても、こびりつきの無い立派な鉄鍋の完成!
これからよろしくな!中華なべ1号!さて、本題。
材料は、玉ねぎ、しいたけ、赤ピーマン、にんにく、
ヨコスジフエダイ、真鯛、カサゴの切り身を使用します。

サクの状態からブツ切りにして、酒、胡椒、塩で下味をつけ、片栗粉をまぶします。

野菜類は、低温の油でざっと油通します。
まぁ、大して意味はないと思いますが・・・気持ちです。

魚は中温で揚げていきます。
いっぺんに投下するのではなく、油の温度が下がらないように何個かに分けて揚げましょう。
むほほほ!
から揚げでもむちゃうまそうだなぁ・・・いかんいかん!つまみ食いは!
これからが本番だよ!

野菜を炒めていき、ケチャップT3、砂糖T2、醤油T2、中華だしt2で味付けします。

魚のから揚げを投入し、味を絡めていきます。
全体に馴染んだら火を止め、水溶き片栗粉を回しがけし、
弱火でとろみを付けています。
うひゃひゃひゃ!お玉でガシャンガッシャン混ぜるのがたのし~い!テフロンフライパンで、こんなにガシャガシャしてたら、
すぐにテフロンがはがれちゃいますからね~!
<いただきます!>
完成!3種魚の酢魚!見た目ではどれが真鯛か、フエダイか、カサゴかわからないですが、
食べてみればわかるでしょう!
では、
いただきます!
んほぉ~!!ほほほほ!!
サクッとした衣の中からあふれる3つの味わい!
酢やケチャップの味に屈しない確かな魚の旨み・・・これは真鯛!自己主張が少ないものの、サラサラと繊細な舌触りで旨い・・・・カサゴ!調味料との味の調和を生み出す包括力・・・ヨコスジフエダイ!同じ料理でも、これだけ個性が出るとは・・・料理ってやっぱり楽~しい!!し・・・しかし・・・・
三番勝負とかぶち上げちゃったんだから、
一番うまかった魚を決めなければ・・・!!
ど、どうしよう・・・よし・・・・
今回の三番勝負、勝者は・・・・!!
結局、こんなオチですいません!!
<ご馳走様でした!>
現在洋食修行中!「私このパイ嫌いなのよね。」なんて言われたら、
風邪ひいて会社休みます。

まずカボチャの皮を剥き、細かく切ったら器にラップをかけたら電子レンジで蒸かします。
蒸かしている間にホワイトソースを作りましょう。
牛乳と小麦粉を
適量混ぜ合わせ火にかけ、塩一つまみとホワイトペッパーで下味を付けます。

バターで炒めた玉ねぎと、つぶしたカボチャ、ホワイトソースを混ぜ合わせ荒熱を取ります。

本来ならば
ニシンを用いるのですが・・・
まぁ、
真鯛なら何だって合ってくれるでしょう。
塩胡椒をし、クッキングペーパーに包んで15分ほど水分を抜きます。

トレーにパイシートを敷き、カボチャのソース、真鯛の切り身を乗せたら
チーズを乗せて・・・
パイ生地を・・・・こ~んな魚の形に・・・・切る!
(う゛・・・・)
え!?・・・・魚に見えない・・・?・・・・いやぁ~、
そっくりですよ。
・・・・
クラムボンに。
卵黄を表面に塗り190℃のオーブンで約40分。ふっくらと膨らんだら完成!!
<いただきます!>
初めてのジャンルにしては、いい焼き上がりですね。・・・切り分けちまったら、魚の絵なんて関係ないぜ。では、
いただきます!ん。
おいしいですよ。
鯛とチーズの相性が思ったよりもいい!
さすがどんな料理でも合う千両役者!!しかし・・・
カボチャの甘みが強すぎる!!カボチャって、こんなに甘い味がするのか!!今まで使ったこと無かったからなぁ・・・。
完全に鯛の味を殺してる~
さらにホワイトソースの粘度が高すぎ!!小麦粉が多かったか、塩が多かったか、火にかけすぎたからか・・・
ホワイトソースも初めて手がける料理だからなぁ~
今回は完全に調理技術不足!!修行!修行!料理修行をしなくては!!あなたの町に、空飛ぶおっさんが料理修行にやって来るかも!<ご馳走様でした!>