アジモン!ゲットだぜ!
「アジモン」とはアジッコ(鯵子)を捕食する
モンスター(フィッシュイーター)のこと。
このアジッコを飲ませ喰わせて、アジモンと繰り広げるバトルは
アジモンバトル(飲ませ釣り)と呼ばれる!
そんなわけで、コクラシティにサヨナラバイバイした俺、ジビエは、
ワカマツシティはオキハトジムに、アジモンバトルの修行に向かったのであった。

今回は夜、朝の二回に分けて釣行します。
北風が強く、波も少々うねっていますが・・・まぁ、ギリギリ釣りができそうです。
さぁ!何はともかくアジッコを調達だ!前回みたいに、フカセでチマチマなんてやってらんねぇ!
日が沈む前にサビキでアジッコのストックを作り、夜に回遊するアジモンを・・・
☆ゲットだぜっ!☆棚は2広固定、6号のサビキ針にパックンカゴをセットしてシュート!
着水後、間髪入れずにあたりが!
わぁ~お。
カタクチイワシの群れだ。
生餌にはアジゴの代わりにイワシでもいいのですが、これは小さすぎますね。
程よいサイズのイワシをストックしつつ、手返しを繰り返していると・・・
ふへっ・・・・
ふひひ・・・・
あっひゃっひゃ!
20数センチのアジッコが爆釣りじゃぁ~!よし!さっそく、
アジモン図鑑に登録だ!
さ。家に帰ってアジ刺しで一杯やるか。おおっと・・・
勝負はこれからだった・・・
しかし、アジッコが釣れすぎるのも困りもの・・
ブクは入れていますが、バッカンの中は酸欠状態。
鮮度の管理が大変です!
また、生餌には少し大きすぎますね。
20cmを超えると、キャスト時に針が外れる可能性が高く、
フィッシュイーターの飲み込みもイマイチです。
10cm~15cmぐらいの、豆アジに毛が生えたサイズが丁度いいと思います。
今回は竿2本を用いています。
1本はオモリを付けて海底にアジゴを沈める「ぶっこみ仕掛け」
そしてもう1本がハリス直結でオモリも何も使わない「フカセ仕掛け」です。
むふふ・・・・
今日は、こいつを持ってきたのよん。これであの憎き
頭かじりアジモンを、この専用アジモンボール(ヤエン)で・・・
☆ゲットだぜっ!☆
4時間後・・・・何もこねぇ・・・・
(北風が強くなって、フカセの道糸がテトラに絡みまくる・・・)
(しかも、テトラの隙間に買ったばかりのヤエンを落としちゃうし・・・・)
(仕方が無いから、テトラの隙間に隠れてアジッコの水槽管理をしながらスマホをいじってるだけですよ・・・。)
(もう、車に戻って寝ようかなぁ・・・)
ジィ・・・・・
(!)
ジィジィ・・・・・ジィジィジィ!!(む!明らかに
ドラグが鳴る音!)ぶっこみ竿を手に持ち、ドラグを絞り・・・・
うぉぉ~!!アジモンバトルゥ!レディーファィ!!
・・・・
翌朝。
う~ん・・・
これは酷い・・・昨日からの北風で、
流れ藻が沿岸にびっしりと・・・結局、昼前まで粘るも風向きは変わらず。
沖波止に来られた人たちも皆さん、
藻を爆釣りする状態でした。

くそぉ~・・・
3回連続釣行でアジモンゲットならず。
しかし、次こそ絶対にアジモン・・・
☆ゲットだぜっ!☆
北九州市若松区。響灘に面し魚種、型共に優れた実績を残し続ける釣り場、通称・・・
沖波止。
春のアオリイカ。秋の青物など、毎週末は多くの人たちが押しかける北九州の釣りの名所・・・
しかし!足場全てがテトラポットで構成されているため先に進むのは
非常に危険!!そのため、体力に富み、体躯に優れ、危機感覚に優れた猛者しか進めない聖地・・・
沖波止先端!私も何度となく挑戦し・・・そして・・・
怪我をした上に装備をロストしてきた!!だが・・・
ついに!ついに!!
早朝・重装備で沖波止先端踏破の実績、
ゲットだぜぇ!!・・・と。感傷にふけっていたら、
私と同じような重装備のご老人達が、息も切らさず
ひょいひょいと、テトラポットを渡ってきた!!天狗か?このじぃさん達は!!
・・・と、とにかく、サビキ仕掛けでアジッコの調達だ!
最近このあたりに
青物の回遊があるらしい・・・
わざわざ先端まで来たんだ・・・
絶対に・・・
ゲットしてやるぜ!・・・て、アジが釣れねぇ!!ええっ!!嘘!!なぜ!?ここまで来たのに!?ここまで来たのにアジッコが釣れない??
どういうことだ!ちくしょぉーーー!!焦りもむなしく日は昇り、朝マズメ回遊タイム終了~
半泣になりながら朝ごはんの焼きそばパンをムシャついていると・・・・
ああ!?なんだよ!!
岸際にたくさんいるじゃないか!!くそぉ~・・・・・
しかし、ゴールデンタイムは逃したがまだまだチャンスはある・・・!!
この豆アジを餌に、泳がせ釣り再開・・・
って!うわぁぁ!こいつアジッコじゃないし!!これは確か・・・・
スズメダイだ!!むぅ~!!海中を見てもスズメダイの姿しかない・・・
こいつって、アジッコの変わりになるのか・・・な!?

とりあえずスズメダイをぶっこみ仕掛けでキャスト。
ど~せ、アジッコじゃないとフィッシュイーターなんかつれないでしょ・・・
まったく期待していなかったスズメダイ・・・
しかし・・・・こいつのおかげで・・・・
太刀魚!ゲットだぜぇ!!
いやぁ~!
スズメダイを追っかけまわしとけば、太刀魚が貰えるですねぇ!!・・・え?太刀魚を
釣ったんじゃないのかって?いえいえ・・・スズメダイの泳がせでは
結局なにも釣れませんでした。太刀魚を手に入れたあらましは、こんな感じです・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 釣れますか?
|  |
「ひぇ?・・・ええ。スズメダイが大量に釣れますよ。」
「焼きそばパンのソバを餌に、サヨリ用の極小針で釣ってるんですよ。」
「ここにいるヤツ全部釣れれば、しばらく食べるものには困らないですねぇ!!ギコハハハハ!!」
(!?) (沖波止先端まで来てスズメダイを執拗に釣るおっさん・・・) (なんてかわいそうな人なんだ・・・)
|  |
あ・・・あの。 よければこの太刀魚いりませんか・・・・
|  |
「ブヒ!?」
「太刀魚を・・・くれるんでゲスか!?」
「うひひひ!ありがたいでゲス!感謝するでゲス!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
釣果(?)、指三本の太刀魚

そして50匹ほどのスズメダイ・・・

さらに帰りがけテトラから滑り落ちて、左足打撲&捻挫。

みなさんは、怪我には十分注意してくださいねぇ~
アイタタタ・・・

前回同様、瀬戸内海は周防灘から、アジモン!ゲットだぜ!!・・・しかし、この辺りって日本海側に比べて圧倒的に子アジが少ないんですよねぇ。
居ないことは無いんですが。
まぁ、フィッシュイーターなんて、
どんな小魚でも
喰うときは喰うし、喰わないときには喰わないですからね。
と、言うわけで・・・
今回使用する活き餌は・・・
サビキ釣りでサッパを調達し、
5号竿、ぶっこみ仕掛けで泳がせます。
さて。サビキ釣り中に度々
ちょっかいをかけてくるヤツ・・・
ボラ君です。お久しぶりです。
去年と同様、撒き餌につられて
50cmを超える大物がうようよ湧いてきます。針に掛かれば強引な引きで
ハリスをぶった切り、他のベイトを押しのけて撒き餌をつっつきまくります。
・・・・今日は大物を狙える仕掛けはぶっこみ釣りに使ってるんだ。今度来た時は、
ブッ釣り上げまくってやるからな!!さて。そんなボラ君を避けながらサッパ、エンピツサヨリを
ジャンキーのように釣り上げていると・・・
・・・・・
ジィーーーーーーーーージィジィーーーーー・・・・・ジジ
うぉ!!ぶっこみ仕掛けのドラグが唸った!!これは明らかにサッパの出せる引きじゃない・・・・!竿を立てて聞いてみると・・・・確かに何か乗ってる!!
ゆーーーーっくりと・・・・合わせを入れてみると・・・・!!
むぅ!!
・・・・なんじゃぁ?全く引きが無い・・・。
根がかりか。(・・・・いや。)
(・・・・・・さっきの重みは確かに魚が掛かっていた。)(聞くところによると、この下は岩場らしい・・・・・)
(ならば・・・・・)しばらく放っておきましょう。
日が完全に昇って現れだしたのが
メジナ。
去年はこの時期には足裏サイズまで成長していたのですが、
今年は水温が高すぎたからなのでしょうか?発育がイマイチですね。
サンバソウはなかなかイイサイズがいます。
今回は
ヒイラギはお休み。全く姿を見せませんでした。
サヨリは餌を捕食するときによく見て口にするため、サビキ仕掛けではほとんど釣れません。
コマセを多めに撒いて狂わせるか、極小金袖針にアミエビを刺して見釣りするのがいいですね。
コノシロは遊泳層が合わないとなかなか釣れてくれません。
今回は表層にボラ、サヨリ。中層にコノシロ、メジナ。低層にサッパといった感じでした。
層を探って、お目当ての魚を釣るサビキ釣り。
簡単そうに見えて、なかなか奥が深いんですね☆
・・・・と。放ったらかしにしていると。・・・・・・
チリィ・・・・・
チチチチチ・・・・・・
(・・・・・やっぱり)
(根に潜ってたな!!)すぐさま竿を手にしてドラグを限界まで絞り、
今度は竿が折れんばかりに渾身の合わせを

もう潜らせてやるもんかーーー!!
ゴリゴリと強引に巻き上げ、浮いてきた魚影は・・・・
アコウ(キジハタ)だ!!
しかし!問題はこれから!!前回ご説明したとおり、ここ瀬戸内海は干潮の差が非常に大きく、
満潮と干潮で4m近く潮位差があります。
この日の早朝はド干潮!海面までの高さは目測およそ約5m!
玉網の長さも約5mしか・・・
無い!!
周りは人気が無い!!しかし幸運なことにアコウの抵抗は
無い!!だが、いつ反撃してきてもおかしく・・・・・
無い!玉網がなかなか・・・・と・ど・か・・・・・なああいいいい!!あ。
なぁぁぁんとか!無事に収まったぁ!!40cm!波止釣りではかなりイイサイズです!!釣果!アコウ、サンバソウ、ボラ、コノシロ
そして相変わらずサヨリとサッパが大量!計六目釣り!!
本当に・・・本当にありがとう!サッパ!!・・・半分は魚醤行きだけど。

ブログランキングに参加しています。
1日ワンクリックいただけると幸いです!

「彼誰時(かわたれどき)」日中活動する魚が起き出し、夜間活動する魚が忍ぼうとする境目。
海中でも誰が誰だかわからない暗さなのでしょう。
寝ぼけ眼でうろついている小魚を夕食にしようと大魚が待ち伏せている・・・・そんな時間帯です。
それまで静かだった海中から、チャプン・・チャプン・・ と聞こえてきたら。 「朝マズメ」 チャーンス!!
寝起きに釣られてしまった不幸なサッパ君に針をかけ、
どぼん!と足元に沈めてやりましょう。
んっん~☆それにしてもいい秋晴れの朝焼けだなぁ!
波も風も無い、絶好~~の釣り日和だな!
おや~ん?
ふふふ・・・今日のサッパ君は、寝起きから竿を引きずるほど元気がいいんだなぁ!
元気よく泳いで、フィッシュイーターにアピールを・・・
うわぁ!!もう喰われてた!!
竿が海に引きずりこまれるぅ!!
長らく眠りに付いていた竿が久しぶりの海風に鳴くぅぅ!尻手ロープを握る手にも
グググッ・・・と力が篭るぅぅぅ!!何てったって、
高級餌『ユムシ』を使った投げ釣りぃ!!
どんな大物がかかるか予想もで・き・な・いっ!!
昨日の春の嵐が嘘のように、日差しが温かい絶好の釣り日和!しかし波止場には、だ~れもいません。朝から数人チヌ釣りをしに来られた方がいましたが、誰一人スカリを入れずに去って行きました。
・・・ま、まぁ、私は超高級餌を使用してますからねっ!超絶に活性が低くても、大物が期待できますっ!!2時間経過・・・

本を読みながら時間を潰します。
・・・一見暇そうに見えるかも知れませんが
尻手ロープを握る手は熱いです!いつ当りが来るか判りませんからね!!4時間経過・・・・

小腹が空いたのでラーメンを食べます。
もちろん3分待つ間も竿から目を離せません!いつ大物が竿を引き込むかわかりませんからね!!6時間経過・・・

北風が強くなってきたので、寝袋に潜りこんで丸くなります。
うつらうつらしてきましたが・・・
もちろん竿は押さえておきますっ!いつ超BIGONEが飛び出るかわかりませんからね!!8時間経過・・・

・・・・・。
も、もちろん日が沈みそうでも竿から目が離せませんっ!!いつビッグバン級の大当たりがあるかわかりませんからねっ!!日が沈むまでは!!日が沈むまでは・・・・日が・・・・・。

(・・・うぅぅ・・・グスン。)
ところで、ユムシが『大型の魚が釣れやすい』と言われる理由は、
針持ちがよく餌盗りに非常に強いためであり、
別に大型魚を呼び寄せる力があるわけではありません。
つまり、活性が高いほど効果が現れる釣り餌。
今回は・・・魚信、一切無し!大型魚どころか、餌盗りがつつく感じもありませんでした。
フェリーの航路付近なら深場なので、居付きの大型が居ると踏んだのですが、
水温が10℃程度だと、やはり厳しいですね・・・
早く春よ来い!!さて。
悲しきかな、2日連続で夕飯がユムシになってしまいましたが、
気を落とさず調理していきましょう。
ユムシ。よくよく見てみると、お尻はこんな感じで針状の毛が数本生えています。

触ってみると結構硬いので、お尻は落としておかないといけませんね。
口の方はこんな感じになっています。
・・・。ユムシは九州の地方名で
『イイマラ』と呼ばれているそうですが、
日本人男性7割にコンプレックスを感じさせるこの形状が、
本当に『イイ』マラなのでしょうか?
・・・まぁ、そんな話はどうでもいいとして、
口の方は切り落とさなくてもよさそうですが・・・
・・・・割礼。 ←(ちょいグロ)

料理と言っても大したことはしません。・・・長時間の釣りでかなり疲れてますので。
熱をしっかりと加えてみたときの食感が知りたいので油で炒めてみます。
細切りにしたユムシをキャベツと一緒に炒め塩、胡椒で味付けをします。

完成!ユムシとキャベツの塩炒め!
いただきます。
・・・・ん~。
割といい出汁が出ます。甘めです。
また、熱をしっかり通すと食感は柔らかくなります。
モツのような食感ですね。
しかし、イマイチ面白みに欠けます。
ひたすら噛みまくることで味わいが出る、
生で食べるのが一番ですね。
・・・こいつを喰うより、
こいつを喰うヤツを喰いたいのですが・・・。
\ごちそうさまでした!/
『釣魚料理』ランキングに参加しています!
釣魚なんです・・・そろそろ怒られますかね?
ワンクリック頂けると幸いです!