~今日のジビエ~ ギンブナの甘露煮

実はギンブナを料理するのは初めて。 巷では、川魚はくさい!寄生虫がいる! と騒がれているが、そんなにおいしくないものなのでしょうか?
ギンブナは脳天締めしたあと、ハラワタ、エラを取り、薄く焦げ目がつくぐらいに素焼きに。 ギンブナを鍋に移し、ネギ、しょうがとともに、水、酒、砂糖、しょうゆでじっくり煮込みます。 分量は・・・ん~、ギンブナを食べたことないから、今回は 適量で。  2時間ほど煮込み、ネギ、しょうがを取り出した後に、みりんを足して1時間煮込んで出来上がり! <評価>まず、恐る恐る臭いをかいでみるが・・・・まったくいやな臭いはしない・・・。 ただし、取り損ねていたエラは独特の臭いがする・・・。内臓系は泥抜きしていないと、臭くなるのかもしれませんね。 さて、そのお味は・・・ ん!・・・・小骨が多い!! 海魚では考えられないようなところに骨があり、食べ辛い!! しかし・・・・・・ うまい!身にうまみがあり、特に腹回りの脂身が非常に美味! フナは脂がのる冬が旬といわれていますが、たしかにこんなにうまい脂の乗ったフナは最上の味わいになることでしょう! また、血合い骨のような三角の骨は適度に柔らかく、もっと長く煮付ければ、飴のように柔らかく食べれると思います! 小骨が気になったのは、煮付ける時間が足りなかったせい? 圧力鍋があれば、もっと短時間でやわらかく煮込めると思います。 また、醤油が濃かったせいか、塩からかった・・・まだまだ調整が必要みたいです。 煮付け料理は難しい!!
~今日のジビエ~ ナマズのムニエル ナマズの半身を使ってムニエルにチャレンジしてみたいと思います。
ナマズは以前白焼きを作ったときに、 万能調味料クレイジーソルトを少し使ったところ非常にうまかったため、 洋風の味付けのほうが合うと思います。 今回はナマズの皮を引いて調理します。 半身にクレイジーソルト、ブラックペッパーを少々加え、10分ほどおいて置きます。 ナマズの身は若干水っぽいため、塩をして寝かせることで身を引き締めます。 小麦粉を両面につけ余分な粉を落とし、バターが香ばしくあわ立ったところを強火で焼き上げます。 両面を強火で焼いた後は中火にして、焦げないように注意しながら中まで火を通していきます。  レモンの輪切りを添えて完成! <評価> うおォン う、うまぁい!!!臭みも無く、肉厚で食べ応えがあります!! 白焼きにしたとき、旨みのある脂が大分流れてしまい身がパサついていました。 しかし、ムニエルでは衣とバターが脂を完全に閉じ込めてしまうため、 身全体に適度な脂がまわり、ふっくらとジューシーになっています!! 洋風の味付けにもやっぱり合っています! また、血合い骨がない(?)ため、骨を気にすることなく食べられます!! まったくナマズって奴は 釣ってよし!!食べてよし!!の万能淡水魚ですなぁ!
 朝目が覚めて、ナマズの様子を見に行くと・・・ あ。お亡くなりになってる・・・・
足元にブクが転がっている。 昨日の夜に バッタンバッタン暴れていたが、どうやらブクが外れて窒息死してしまったようです。 苦しんで死んでしまったことは非常に忍びない! 申し訳ありませんでした!! さて、死んでしまったのなら早めに捌いてしまわなければなりません。 いつ死んだかわからないが、ぬめりもしっかりしているので、鮮度はそれほど落ちてないはず・・・ 60cmの大型なので、 風呂場解体室で捌くことに。 下あごに目打ちをして、三枚におろしていく。非常に捌き辛く中骨に身が多くのこってしまった・・;  身は後で料理することにして、今回はナマズの澄まし汁を作ってみることにします。 ~今日のジビエ~ ナマズの澄まし汁
 ナマズの料理は2回目。以前30cmほどのナマズを白焼きにして食べています。 ナマズの中骨とヒレを熱湯にくぐらせ霜降りし、ぬめりをよく取り除き、皮をはぎます。 アラは水、酒から出汁を取り、煮立つ前に弱火にして30分ほどゆでます。 おたまに塩を盛り、少しずつ溶かしながら味を調整します。 醤油も同様に調整しながら加えます。 白髪ネギを入れ、火が通れば完成。 <評価>さて、吸い物のお味は・・・。 OK、味付けは完璧!ただ、ナマズって感の自己主張を感じられない。 いい言い方をすると、 非常にお上品。 内臓や血合いに近い肉には、わずかながら泥臭さがあります。 肉質はしっかりしており、ヒレ部分は 高級な練り物を思わせるような、噛みごたえ! 味の薄さと、わずかな泥臭さから、アラについた身をネギ、しょうが等の薬味とともにすり身にすれば、 さらにおいしい椀物ができると思います。
~今日のジビエ~ ナマズのムニエル(皮付き) 昨日と違うところは、ナマズを皮付きでムニエルにすること。 あと、バターを焦がさないように調理することです。 昨日はバターに火かけすぎて焦がしちゃったもんな~・・・
冷蔵庫から出した半身ですが、一部が角質化している・・・・ん? 腐ってるのか?? 臭いは無いし・・・・ まぁ、切り取れば大丈夫!クレイジーソルトを振り、1日置いて大分水気が抜けているので寝かせません。 小麦粉をまぶして、バター半欠けを焦がさないように熱します。 皮をチョイ長めに焼くぐらいで、調理は昨日と同じです。 <評価>皮をつけて焼くと、皮が縮んで身が丸くなっちゃいますね・・・ ウナギの蒲焼で竹串を打つように、ナマズも皮付だと串を刺さないとだめかもしれませんね。 1日置いた鮮度の違いを見るために、画像右下のフリッタ状のナマズを口に・・・・ ・ ・ ・ ほふぅ・・・ありがたい・・・・魚とは思えないほどのジューシーさ。 獣肉にはない洗練された肉質。 ムニエルならばもはや敵無しのナマズさん・・・・ おいしいです・・。 さて・・・問題はこの皮だ・・。 ナイフが通らんほど硬いが・・・果たしてお味は・・? ・ ・ ・ うん。無いほうがいいですね。 まず、見た目が悪い。 火をかけると丸まる。 そして、塩化ビニルのような噛みごたえ。 ムニエルには向きませんね。 特に火にかけると丸まることで、表面に熱が均等に通らないことが厄介!衣が生焼けになってしまいます! しかし、皮目に溜まっている皮下脂肪はナマズ特有の味があります。 ナマズの本来の味を楽しむなら、串に刺して焼く白焼きや蒲焼がベストだと思います。
~今日のジビエ~ ウナギの白焼き 今回のジビエは獲物無し!っということで、過去の日記から抜粋で。 このウナギは7月23日に初めて釣り上げたもので、初ウナギ料理です。
アナゴをよく捌いて料理していたため、ウナギも同じさ~ と思っていましたが、 全然違います! 目打ちをしても、 ノッタン!ノッタン!大暴れ!中骨を落として、頭を落としても、 まだニャー!ニャー!威嚇してきます! 画像上にあるのは、肝と胃腸です。せっかくなので肝吸いも作ってみます。 胃腸の中身を濾して熱湯にくぐらせ、水、酒からじっくりと火を通していきます。 塩と醤油で薄く味付けして、肝吸いは完成です。  本体は魚焼き網で両面共にゆっくり焼いていきます。 恐ろしく煙が出て煙感知器が誤作動を起こしますが、 警報機のスイッチを切りながら淡々と焼いていきましょう!写真の写りが悪いですが、とりあえず完成! <評価>まず一噛み・・・ じゅわぁ~・・・と濃厚な脂が口いっぱいに広がります・・・ しかし、しつこい脂ではありません。 冷凍物のウナギは硬く私はあまり好きではないのですが、このウナギは口の中で脂と共に身がとろけるように消えていきます。 おいしいですね!また、肝吸いは腸の部分は苦くて食べられませんでしたが、肝と胃には嫌な臭いは無く、 口の中に残る脂を洗い流してくれるため、非常に相性がいいです。 しかし今回の白焼きは、巷で言われているように泥臭さがありました。 皮目に臭いがあるようで、臭いに敏感な人にとってはNGだと思います。 後からわかったことなのですが、今回の白焼きは 生焼けに近いものだったみたいです。 本来は、表面がウナギの脂で揚がるぐらい焼かないとダメだったみたいですね。 この焼き方が泥臭さにどのような影響を与えていたのかは、また次の機会に。
~今日のジビエ~ アジの南蛮漬け ほいほいついて来た豆アジのワタとエラを落として小麦粉、片栗粉を1:1に混ぜた粉をまぶします。 子アジは頭とワタを落とし後日調理しましょう。
魚を捌けない人の多くが「内臓が気持ち悪いから・・・」と言いますが、 一回手を突っ込んでみましょう。慣れます。そうです。何事も慣れが肝心です。
捌き終わったら、醤油、砂糖、みりん、お酢を鍋に入れて煮沸させます。 料理ができない人の多くが「味付け下手だから・・・」と言いますが、 ちょこちょこ味見して調整しましょう。 醤油何カップとか砂糖何さじとか、目安でしかありません。 自分の「うまい!」と思った分量が正しい分量。それが孤独のジビエ流。
私は酸っぱいもの大好きっ子なので、大量の酢を投入します。 これで南蛮酢の完成!  フライパンにサラダ油を敷いて、まずは低温でじっくり揚げていきます。 表面が薄黄色になり、菜ばしで持って「あ。さっきより硬く、軽くなったな。」と思ったら一旦網に上げて油をきります。 全部揚げ終わったら初めに取り出したアジから順に、強火で表面をカラッと揚げていきます。 巷で言われている2度揚げですが、確かにこうした方が表面サクサク、中身は魚の旨みが閉じ込められる仕上がります。 ちなみに高温で揚げすぎると、スッカスカになるので注意してください。 2度揚げしたアジは油を切った後に、先ほど作った南蛮酢にジュゥ!っと漬け込みます。 たまねぎ、ピーマン等を薄切りにし一緒に漬け込み完成!! <評価> こういうサイズでいいんです。こういうサイズが最高なんです! やはり 揚げたてのアジをチャッと南蛮酢に漬け込んだものは最高!!!数日おいて骨まで柔らかくなったのも、もちろんおいしいですが、 表面サクサクでありながら微妙に味の染みているアジの南蛮漬けはたまりません!!! 10cm以上のアジは首筋の厚い骨や、ゼンゴが気になります。 しかし、真夏に釣れる生まれたての豆アジなら味わえる、 この蹂躪感!!!ビールと共に、頭から ジャクジャクジャクゥ!!と噛み砕きましょう!
~今日のジビエ~ アジのナメロウ 南蛮漬けには少々分が悪い20cm程度の子アジ。 刺身にするにも脂乗りが微妙だしなぁ~ ならばナメロウ。あつあつのご飯と共に薬味の利いたアジをかっ込みましょう!
 子アジを三枚におろして、血合い骨を毛抜きで抜いていきます。 ネギ、しょうが、わさび等のお好きな薬味を用意し、 酒少々、みりん、醤油を適量加え、包丁を2本そろえたら・・ 二刀流演舞! 包丁の平に乗せて崩れないぐらい叩いたら完成! <評価> 硬めに炊いたご飯の上に乗っけて食します! 味噌忘れた!あと生姜が多すぎた!!が、薬味ジャンキーの私には丁度いい。味噌が無くてもうまいです!ご飯面のナメロウは薄っすら熱が加わって、ソボロ状がまたうまい! アラからとった出汁をかけてお茶漬け風にするのもまた絶品!!ご飯が・・・足りない!!!
<今日のジビエ> ボラの洗い+アジとカワハギの刺身 釣果を並べると、カワハギちゃんの小ささがかわいそうでなりません・・・。 なぜ殺した!私の腕で突ける獲物が君しかいなかったんだ・・・おいしく刺身にするから成仏してね。
 ボラを三枚におろして半身にし、皮を引きます。 うーむ?皮と身の間の薄皮が残ってしまいました。 身には臭いは無いですが、薄皮に少し臭いがついてますね。 また、残った血にはかなりきつい臭いがします。 活け締めしなければ、とてもじゃないが臭くて食べられないでしょう。 洗いという料理法は初めてで勝手がわからないので、 ハラの方を流水で締め、背側のほうを氷水で締めてみます。 切る厚みもよくわからないので、厚め~薄めの切り身を作りました。 アジ、カワハギは三枚におろして骨を抜き刺身に。 これで完成! <評価> まずアジを。 うーむ。コリコリしてておいしいですね。 しかし、こう小さいとなると私はタタキかナメロウのほうがいいと思います。 カワハギもうまい・・・・が、 可哀想になるほど可食部が少ない!!!秋口まで潜るつもりなので、その時は突くぞ!大カワハギ! さて、問題はこのボラ。 臭いはまったく無いといっていいでしょう。 まずは薄く切って氷水で洗った身を一口・・・・  シュっと締まった薄い身に確かな甘みを感じます。 こんなのは初めてだが悪くない 悪くないぞ ボラの洗い!ただし、調理法がまずかった! まず、厚い身は洗いになっていませんでした。 流水で流した身も、ただ水で洗った刺身。 また、そぎ作りにしたはずですが、包丁の扱いが悪く身がつぶれてしまいました。 久しぶりの刺身だったとはいえ、技術の向上もこれからの重要な課題です。 しかし、食べられますよ! 猫も棒高跳びで5mはジャンプしてまたぎそうな洞海湾産の夏ボラ。
外耳道炎になりました。潜った後に耳をあらわず綿棒で掃除したのが悪かったみたいです・・・ しかし、中耳炎じゃなくてよかった~ これなら1週間もあれば治りますからね! これからは気をつけよう!
休日の最終日は風も強いし、やることがないので包丁を研いでいました・・・。 鋼の包丁はよく研げるんですが、ステンレスのネイビーナイフは何度研いでも切れ味がよくなりません・・・ ステンレスって研げないのだろうか? さて、切れ味の戻った包丁で昨日のリベンジだ!!~今日のジビエ~ ボラの湯引き 寝かした肉はたんぱく質が分解されて味がよくなるといいます。 魚も同様で1、2日寝かせるとコリコリした食感がなくなり、味に深みが増します。 余談ですが、初めて東京で寿司を食べた時に知ったのですが、 江戸前寿司は魚をしばらく寝かせるそうですね。 九州人は刺身にも寿司にも釣りたてを好むのですが、しっとりとした旨みの強い寿司は最高においしかったです。 しかし、刺身醤油が無いのは許せん!!さて、研いだ包丁を使うと綺麗な切り口に仕上がりました! また、包丁の肩から切っ先までフルに使うように切ると、上手に捌けることがわかりました! しかし・・・・ んー?なんだか臭いが強くなった気がする・・・。 また、冷蔵庫の中で汁気が抜けて表面が角質化している・・・ ナマズの時も角質化していましたが、保存方法がまずいのでしょうか?? ともかく、ちょっと生で食べるのは止したい鮮度です。 そういえば、昨日洗いの調理法を調べていたのですが、お湯で洗うのも「洗い」というらしいですね・・・  ボラのアラと昆布で出汁を取り、ボラの切り身を数秒しゃぶしゃぶし、氷水につけます。 「ボラの冷しゃぶ」って言ってもいいですね。 湯引きが終わったら、きのこや野菜を入れて出し汁を吸わせてみましょう。 ポン酢をかけて完成! <評価> 盛り付けが下手。まぁ、それは追々・・・ まずは一口・・・ んー!うまいよ!臭みが完全に消えてる!寝かせた効果か、昨日よりも断然旨みが強いですね! そして、なによりも ハラミがうまい!!背側は湯引きしたせいか脂が少なくなってしまいましたが、 脂の乗っているハラミ部分は絶品!おそらく冬のボラはさらにうまいことでしょう! 野菜もいい出汁を吸っておいしいです! 脂の乗ったボラを使うこと、タレを工夫すること、盛り付けをまともにすること でさらに上のランクにいけるジビエですね!!全国の釣り人さん!ボラ、捨てるぐらいならください!!!
~今日のジビエ~ ボラの刺身、ソロバンの串焼き、澄まし汁 〆具を忘れて来たため、野〆です。 最後までボラ狙いに変更しなかったのは、野〆のボラを食べたくなかったからなのですが・・・
まぁ。釣り上げて1時間もたっていないし大丈夫でしょう。  臭いも特にきつくないので、今回は 「ボラのソロバン」を料理することに。 ボラのソロバンは胃の幽門部。 グロテスクな内臓を掻き分けると出てくる、筋肉質の怪しい物体です。 二つに割って内容物を取り出します。 砂肝みたいですね。  塩を振って金串に刺し、網の上で遠火でじっくり焼き上げます。 一匹はよくヌメリを落とし、キッチンペーパーとラップで包み冷蔵庫へ。これでたぶん角質化はしないでしょう・・・。 もう一匹は刺身にします。  半身を普通の刺身に。 もう半身は酢で〆てみます。 臭みがどのように変わるかを確かめるためです。 しかし・・・・
三枚におろす技術もだいぶ向上したなぁ! いや~!!これも俺の腕がいいからってか!あはっ!あははっ!!・・・まぁ、この前包丁を研いだおかげなんですけどね アラは澄まし汁に。 調理方法は ナマズの澄まし汁をご参考ください。。
<評価> 右が酢〆。左が刺身です。 酢〆といっても、酢で洗って1時間ほど寝かせただけなので、しめ鯖みたいに酸っぱそうではありません。ちなみにソロバンも酢で洗ってあります。 まずはボラの吸い物をいただきます。 この前の湯引きに加え、調理中ちょくちょく味見をしているため新鮮味はありませんが、 普通においしいです。 ただし、ボラっぽい風味があります。 ボラを鼻から毛嫌いしている人にとっては臭みとして受け取れる風味ですね。 次に、お待ちかねソロバンの塩焼きを賞味・・・・ん~・・・・見た目は砂肝ですが、シャリシャリした食感です。 臭いはまったくありません。
ん~・・・・・・味は・・・・魚の味です。居酒屋で出てきても普通においしいく食べられる味です。 何の味だっけ・・・・・あ。 珍味。
さて、いよいよメインの刺身食べ比べ! まずは普通の刺身から。 あれ?臭みがまったく無い・・!?酢〆の方は!? 表面が酢で焼かれて甘み閉じ込め湯引きのように食感が変わり、こちらも美味。当然臭みも無し。前回のボラは少なからず臭みがあったのに・・・ 場所により大きく違う・・・・っと結論付けてもいい・・・・・・のでしょうか? 今年一杯各地でボラハントして味比べでもしてみましょうか?
~今日のジビエ~ ボラのたたき、ボラの和風あんかけ 半身の血合い骨を落とし、串にさして直火であぶっていきます。 皮を食べてみたいと思ったので、たたきにしてみましょう。
皮が熱をかけて丸まらないようにと思い、身と皮の間に少し切れ込みを入れました が。身がやわらかく熱を加えると皮から剥がれ、ボロボロと崩れてしまいました・・・粋な計らいをしたつもりが・・・・  結局。皮には火が十分に通らず半生の状態になってしまいました・・ ボラは皮が厚いわりに身がやわらかく、カツオのたたきのような料理法では皮作りにするのは難しいみたいですね。 直火以外の方法といったら・・・・ バーナーであぶる?そんなの買う金ないよ! さて、二品目。 半身にして皮を引き、血合い骨を落としてサクにします。 適当にブツ切りにし、小麦粉:片栗粉を1:1、塩少々をまぶし、薄く衣を着けます。 サラダ油とごま油大匙1で、こんがりと狐色になるまで揚げます。  キッチンペーパーに上げて油を切ったら、水2カップ、醤油、酒、みりん・・・・・ あ。みりん切らしてたから めんつゆで代用。 コンビニで買った100円の「お得もやし野菜セット」とシメジをぶっこみ、煮立ったら火を止め水溶き片栗粉を手早くかき混ぜてとろみがついたら、ボラにかけて完成! <評価>まずはたたきを・・・・・
生~い。皮は厚いので、生では食べ辛いです。 皮めりに臭いの元みたいなのがあるため、刺身にする場合は取らないとダメですね。 完全に調理ミス。 ただし、 薄く火が通った身はうまい!!少し水っぽい鳥胸肉をたたきで食べた感じです。私的には刺身で食べるよりもおいしいと感じます! 続いてあんかけをいただきます。 うまーーーーい!!まず、揚げたての香りがすばらしい!!びっくりするほど 「おいしそうなにおい」がします! 食感もよく、やわらかい身には噛むたびにホクホクとした食感が楽しめます! なん癖をつけるとしたら、見た目でしょうか?皮めりが火をかけると黒くくすむため、衣を厚くすればなおいいと思います。 ただし、味付け。 めんつゆはだめだわ。
~今日のジビエ~ 雷魚のムニエル+雷魚の澄まし汁 ワニののように硬い皮を剥ぐと、きれいな厚みのある肉が取れました。 皮が硬いことと、浮き袋が尻尾まで伸びている変な構造、骨が変なところについているため、 非常に捌き辛いですね・・・。
今回、半身は冷蔵し、もう半身はムニエルにしたいと思います。 初めての雷魚料理なので、どんな味付けが合うのかわからなかったこと。 そして 家にバターしか食材が無かったことが、今回ムニエルに挑戦する理由です。 ムニエルの調理法は ナマズのムニエルと同じです。 さて。アラは澄まし汁にします。 これは、なるべく本来の味を確かめたいという理由から、 初めて食べる獲物のアラは必ず澄まし汁にしています。  左が中骨。右が胸ビレです。 胸ビレは非常に肉厚。 これは魚類とは思えない筋肉です・・・ アラを湯にくぐらせ霜降りをした後、水と酒少々で出汁を取っていきます。
ここで、ちょっと異変に気がついたので、醤油は入れませんでした。<いただきます!> まずはムニエルから・・・。 うん。 おいしい。 生体の雷魚にある臭みは完全に感じられません。 肉質は筋繊維ごとに薄くはがれ、タラの身のような食感です。 しかし、非常にしっかりとした肉質に、火を通すことで食感が固くなりすぎてしまいました。 洋風の味付けにも・・・・イマイチっと言ったところでしょうか。 さて。 雷魚の澄まし汁・・・・。 なんだ・・・この濃厚な香り・・・ そして・・・このうす黄金色に輝くスープは・・・・!?一口すすってみる・・・・ うまい!うま・・・うますぎる!!!!酒だけで出汁を取ったとは思えない複雑かつ濃厚な甘みを持つ出汁・・・ いや。出汁ではなく、この複雑さはもはやスープ!!あふれ出る生命力が溶け込んだ極上スープ!!アラに残った身・・・ 固い肉質がスープでゆでられることによって、ほっこりとした食感に!!胸ビレも絶品!!これは驚いた・・・ この絶品スープ・・・ そして煮るといった料理法で、ここまで食感が違うとは・・・ <ごちそうさまでした!>
仕事が終わり、いそいそ帰宅。 以前 活かしているナマズを死なせているため非常に心配です・・・ 今回はエアポンプを固定し水量も多めにしているため、たぶん大丈夫だと思うのですが・・ 玄関を開け、急いで風呂場に。ナマズ!元気か!?
ナマズ・・・元気に泳いでる!が!雷魚がいない!!走って逃げたか!!! んなわけない。 どうやら、跳ねて30cmほどの壁を飛び越えたようです。 いや~・・まさかこの壁を越えるなんて・・・ いくらなんでもパワーがありすぎだ!散らばっているうろこ。 床と壁には乾いた粘膜がべっとりと。 そして風呂場に転がっている雷魚は、 からからに乾いている・・・見た感じ、飛び出して 5時間以上は陸上に上がっていたみたいです・・・・ しっかり蓋閉めとかないとだめだったな・・・・ごめんね・・・・雷魚・・・・ だがね。どっこい生きてる雷魚です! 実は雷魚は陸上で呼吸のできる魚です。 それは知っていたとはいえ、 いくらなんでも生命力強すぎでしょ!しかし、長時間の陸上で致命傷を受けているようです。 泡を吹き、横になり、意識が朦朧といった状態です。 うーん・・・今日はナマズを捌く予定だったのですが、この状態では長くは持たないでしょう。 楽にしてあげましょう。 致命傷を受けて弱っているとはいえ、網で掬うと 大暴れします! クーラーボックスにいれ、 氷責めにしてもまだ暴れる! 最終手段! ハンマーで頭を滅多打ち!気絶したところで一気に頭を落とす!! 弱っていてこの体力。フルパワーの雷魚に勝てる気がしない! なんとか三枚におろすことができました・・・ 今回は・・・うーん。 とりあえず半身をムニエルにして、アラで澄まし汁を作ります。
 カメノテの表面を一個一個丁寧に洗います。 鍋に入れて強火で適量の水から茹でていきます。 すごく磯臭い灰汁が大量にでるので小まめに掬いましょう。
 薄緑色の出汁が取れます。 ちなみに強火で一気に茹でると、臭みが飛びまが あまり茹ですぎると風味も飛んでいきます。 好みの加減で調整しましょう。 赤味噌を溶いて出来上がり! <いただきます!> まずは汁を・・・・・・ 滋味深い味わい・・・・・・磯の香りがいい感じ! カメノテの身は茎(?)の部分を剥くと出てきます。 先っぽの部分も食べれますが、じゃりじゃりしてます。  食感は「くにくにっ」としており食べ応えがいいです。 味はエビに似た感じでうまい!茎を割ると出てくる汁は出汁よりも濃厚な海の香りをもっています。干しておけば一口珍味ができるかも!
<ごちそうさまでした!> 
南蛮漬けには大きすぎる・・・。 刺身にしては小さすぎる・・・。 帯に短し襷に長しのサイズですが、 ここはフライでキメましょう!
子アジを背開きにして、ゼンゴ、中骨、胸ビレを落とします。 塩と、あればローリエなどで下味をつけて、キッチンペーパーに包み30分ほど水抜きします。 溶き卵に小麦粉大匙1をよく溶かし、アジにつけてパン粉をまぶします。 あとは高温で表面が狐色になるように揚げます。 サラダ油にごま油を少量混ぜると、風味が増します!  油をよく切って完成! さて、今回釣ったメジナ、これは一夜干しにします。 刺身、塩焼きは確かにおいしいですが、一夜干しも格別のおいしさがあります!  メジナの頭は食べれるところが少ないので、今回は落としました。 鱗を取り、開いて、血合いと腹膜を綺麗に洗い流します。 20パーセント程度の塩水に1時間ほど漬けて取り残した汚れを落とし、 7、8時間ほど陰干しします。  日干しにしてもいいですが、メジナの適度な身のやわらかさを活かすなら、一夜干しに限ります! <いただきます!> あっつあつのアジフライ!ソースがあればもっとうれしいのですが・・・・ 今回はタルタルソースで・・・いただきまーす! 子アジは・・・・・・やっぱりこれだーーーーーー!!! 骨ごと食べられない子アジはフライが最高!フライはから揚げよりも火を通さないので、 食材の味がそのまま活きます! 揚げたてのアジフライは衣がカラッと! 中はアジのうまみが活かされて最高のハーモニー!!定番ですが、やはり旨い・・・・ そして・・・・・・ ビールが・・・・うンまい!!!<ごちそうさまでした!> 
 泥吐きさせたミドルサイズのナマズ。 今回はこのナマズを使って、 伝説の料理に挑戦したいと思います!!
このサイズなら、 撲殺する必要もありません。 むんず!と掴んで、頭を一気に切り落とします。 三枚におろし、クッキングペーパーとラップで包み、3日ほど水抜きします。 さて、今回チャレンジする料理は・・・。 「中華一番!」で マオが特級厨師試験を突破した、ナマズ麺!さて!まずはその作り方をアニメで確かめてみよう・・・・・
なるほど! コシを出すために、麺一本一本にスルメを埋め込むのが 究極海鮮麺の秘訣なのか!!できるわけないだろ!まぁ、アニメですしね・・・・ とりあえず、似たようなのを作ってみましょう・・・  ナマズを細かく刻み、すり鉢で擦っていきます。 ある程度擦れたら、塩を適量加え粘りをつけていきます。 固く粘ってきたら、卵白を加え伸ばしていきます。 さて、アニメ内では材料としてあがっていませんでしたが、 魚麺は葛粉を混ぜて繋ぎにするそうです。 しかし、あいにく葛粉が見つかりませんでした・・・・。 うーむ・・・・ 小麦粉でも混ぜとくか。
 鯛のアラ・・・・ではなく、ナマズのアラから出汁を取り、 醤油(アニメでは魚醤)、酒、みりん、塩、ゴマ油でスープを作ります。 スープはいい感じにできました! さ、本番だ! ナマズのすり身を押し出し機につめて、熱湯に投下します!! そぉーれー!
 ・・・・・・・・・・ どうしてこうなった。
<いただきます!> ううむ・・・・。 もう麺ではありませんが、とりあえずいただきましょう。 はむはむ・・・・・ うむ!これは・・・・・・・・・・!! カマボコじゃないか!!! しかも・・・・・恐ろしく歯切れが悪い!!つなぎに小麦粉を入れたのがまずかったのでしょう。 カマボコにしては固すぎる、なぞの練り物になってしまいました。しかも。なんだか妙に生臭いです・・・・・以前ナマズを食べたときはそれほどきつい臭いはし無かったのですが・・・ おそらく、 水抜きしたときにクッキングペーパーを一度も変えなかったのが原因 だとおもいます。むむむ・・・・・・ ともかく、今回は 大失敗なによりも、おいしく食べてあげられなかったナマズ・・・・ <申し訳ありませんでした!>
前回の 雷魚の澄まし汁は、 濃厚で香り高き出汁に驚かされました!そこで今回は、雷魚の半身をトムヤムスープで煮て、 トム・ヤム・プラーチョーン(雷魚)を作りたいと思います!世界三大スープといわれるトムヤムスープ。果たして、そのレシピとは・・・・・!
レトルトです!いや! どうしてもコリアンダー、レモングラスが手に入らず、 ナンプラーやココナッツミルクを他に使える当ても無く、 そこまでお金をかけてまずかったら泣くし・・・・本格的なトムヤムスープは、今回の料理の出来次第・・・・ということで・・・・  レトルトには、トムヤムペースト、豆板醤ベースのスパイスソース、ナンプラー、各種ハーブが添付されています。 雷魚は血合い骨を落として、適当にブツ切りにします。 アラのスープを使いたかったのですが、デフォルトの味を知りたいため、使いませんでした。 ・・・・ってか、ほとんど残ってないし。 トムヤムスープができたら、しめじと雷魚を投入し煮込んでいきます。 ある程度火が通ったら、牛乳、もしくはバターを少量投入し、味にマイルドさを出します。 <いただきます!> 余談ですが、チリスープに赤い皿を使うと、見た目がわるいですね・・・ 盛り付けも、そろそろ気をつけるべきだと思います。 それはそうと・・・・ うほぁ~・・・・・う、うまそうだぁ・・・・・ まずはスープを・・・! むぅ!!辛さ! 酸っぱさ! 甘さ! そしてまろやかさ!複雑に味覚を刺激するが、 決してバラバラではない! 一体感のあるこのスープは、まさに味覚のカルテット!!そして・・・・ その複雑な味に負けず、しかし相反せず! ムニエルのときとは違う、ほどよく柔らかさを持つ食感! 雷魚のうまさが溶け込み、まさに味覚のクインテッド!!うまい! トムヤムスープにして最高の味となりました・・・。 川魚の好敵手。 雷魚に・・・ <ごちそうさまでした!>
 晩夏の朝日が優しくメジナを包み、うっすらと表面が締まった最高の一夜干しが完成しました。 まぁ、正面が交通量の多い道路なので、NOx風味に燻製されていますがね!
冗談ですよ!
 さて、前回の写真を見ていただければお分かりかと思いますが、 メジナは全て脳天〆と血抜きをしています。 これはメジナの磯臭さを極力押さえるためです。 本来、メジナという魚には臭みが無いのですが、 夏場は環境や食性により、個体差はあるものの、かなり磯臭くなります。 しかし上図のように、脳天を破壊した後、エラの付け根をナイフで切り血抜きをすることによって、 磯臭さを抑えることができます。 もともと磯臭かった個体を血抜きをせずに煮付けにすると、 とんでもなく臭い煮付けになってしまうので、十分気をつけてください。また、メジナを釣り上げたときに、もうひとつ。 どうしてもしていただきたい事があります。それは・・・ メジナのヒレを触ってください! フニフニとやわらかく、無茶苦茶かわいいんです! まるで猫の耳の先っぽをなでているようですよ!!  一夜干しは、さっとあぶるぐらいがちょうどいいですね。 固いと思ったら、酒を少々たらして焼くと、ふっくらおいしくなりますよ。 <いただきます!> 酢橘があれば、なおのことよしですね。 いただきま~す! うん。 ちょっと磯臭いけど・・・ 柔らかすぎず、固すぎず。 身にしっとりとしたうまさを持つメジナ・・・・ やっぱりうめぇなぁ・・・・。私にとって初秋といえば、この味と香りなんですよね・・・・。 釣り初めて2年目なのに、なんでだろ?メジナは水温が下がる11月ごろまで簡単に釣れ、 秋が深まるごとに、徐々に大きくなっていきます。 美味なのもさることながら、 メジナの引きは格別に鋭いので釣り応えも楽しいですよ! <ごちそうさまでした!> 
 閑話。というわけで、 前回の続きをどうぞ。  このブログをはじめる7月末までには、「いつもの川」で良型のウナギが連発していました。 今回は、白焼きの失敗を活かして、蒲焼に挑戦したいと思います。  ウナギをさばき鉄串に刺して、両面を狐色になるまで焼いていきます。  ある程度狐色になったら、ウナギの中骨と頭を素焼きにして出汁を取り、 醤油、酒、みりん、砂糖を煮詰めて作ったタレを塗って、さらに焼き上げていきます。 しかし、煙がすごいことになってきました・・・・ 窓を全開にして、ウチワで扇いで排煙します。 あ~、ウチワを使ってウナギを焼くのって、プロっぽいよなぁ・・・・ あれ?使い方間違ってない?<いただきます!> どうも照りがいまひとつですね・・・・ 十分に火を通したつもりでしたが・・・はたしてお味は・・・!? うん。 やわらかぁい!焼きすぎると、油が落ちてパサパサになると思っていましたが、全然そんなことありません! 口の中で ジュゥワァ!っと広がる油は天然物ならでは! それでいて、しつこくないところは、さすがウナギといったところでしょう! しかし・・・・ 臭う。臭う。 臭う! 臭っちゃう!! やっぱり泥臭さが抜けない!!ひどく泥臭いわけではないんです。 しかし、 気になるんです!こんなにおいしいのに、ちょっとの隙間がある・・・ まさに画竜点睛を欠いている!!しかし、私は認めない! 絶対に料理方の改善で至高の料理にしてみせます!!<つづく。> 
 「ぶん回せば絡みがとれる」より続き1匹だけ釣れたメソアナゴ。 今季初のアナゴということで、白焼きで賞味しましょう! え?あの後カゴ罠はどうなったかって?
イソギンチャクが逃げただけでした。(し、しまった・・・・) 「カゴ罠については後日説明します(キリッ」(って言っておいて、これじゃ格好がつかんぞ!・・・・) (何か言い訳を考えねば・・・・・) い、・・・・・・いやぁ、あんなゴーっと風が吹くときは、アナゴなんか逃げちゃいますよ!ははは・・・・・・・!   アナゴもウナギと同じように、目打ちをして捌いていきます。 目打ちは専門の道具が無くても、アイスピックやキリなんかでかまいません。 ただし、木のまな板が必要です。 木のまな板に、事前にキリで穴を開けておきましょう。  アナゴはウナギよりも断然捌きやすいです。 ウナギは油が強く、包丁の切れ味がすぐに鈍ってしまいます。 また、ウナギはしぶといですからね!  金串に縫うように刺して焼いていきましょう。 ところでアナゴの内臓もウナギとよく似ていますが、 肝吸いってできるんでしょうかね? 大きいのが獲れたら、今度試してみたいものです。 <いただきます!> ゆず胡椒と塩を少し付けて、 あむ!んほぉ~・・・・・・・・
うまぃ・・・・・・・・・
噛むごとに、肉の繊維からコクのある脂が、 じぅわぁ~~~り・・・・と染み出します・・・・・ 噛みごたえのある固さなので、いつまでも・・・・ いつまでも ぎゅぅ、ぎゅぅ・・・・ と、旨い脂が染み出します・・・・・ ああ・・・・ いつまでも・・・・ 噛みしめていたい・・・・・ <ごちそう・・・さまでした・・・・>
釣り編はこちら。釣って楽しいボラですが、その後が大変です。 なんだかんだ言っても、粘膜と内臓には臭いがあります。 鱗を落とし、内臓を掻き分けヘソを探し、ヌメリを丹念に落とします・・・・ つ、疲れた・・・・
まず、いっぴんめー!三枚におろし、血合い骨を取りサクにします。 適当な大きさに切ったら、米3合に対して醤油60cc、みりん一回し入れます。 中骨についている血合いや腹膜を綺麗に取り除いたら、半分に折ってお釜へ。 ボラのへそも適当に切り、一緒に炊き込みましょう!  指が梅干になってきた! にひんめーぇ!三枚におろし、サク状にしたボラを薄く削いで行きます。 氷水でザザザっと洗い、器に盛り付けていきます。 雷魚の頭をかち割ったウォーハンマーを アイスピックの変わりに使いましたが、ちゃんと消毒してますよ! 自分の体が生臭かった! さぁんひんめー!開いたボラを20パーセントほどの塩水に1時間ほど漬けます。 水気をキッチンペーパー等で落としたら、外で乾燥させましょう。 うぉーー!疲れた!限界だ!!よぉーんひんめぇー!白味噌(できれば西京味噌)に、みりん、酒、砂糖を少々加え練ります。 後は、ボラの半身によく塗りつけて、 ラップに包んで冷蔵庫で一日寝かせます。 き・・・・・・・今日はこのぐらいで勘弁しといてやろう・・・・<いただきます!> ボラ以外何も入っていない炊き込みご飯・・・・ まぁ、 ご飯をおかずにご飯を食べられるご飯好きの私にとって炊き込みご飯はご馳走です。塩昆布をちょっと乗せて・・・・はむ。 んほ!おおおおおお うまい!!ご飯がボラの出汁を吸い込んで、 感動的なぐらいふくよかな味わいだぁ!そして・・・ ボラのへそ!これは素晴らしい! ふくよかな味わいの中に、シャリッシャリッっとした舌触りのアクセント!素晴らしいぃ旨みがあふれ出している! もっと癖が出るかと思ったのですが、そんなことはありません! ただし、身のほうは旨みが抜け、ぱさついた感じがします。 ボラが自身をサクリファーイして、 米に最上のうまみを提供した感じです!次回は、秋の野菜を盛り込んだ炊き込みご飯にしたいと思います!  2品目。 ボラの洗いは2回目ですね。 今回は前回よりも薄く切った・・・ つもり。氷の上に乗せて、それっぽく仕上げました。 さて、そのお味は・・・・ む。 うまい・・・・・ が、まだダメ!これじゃぁ、まだまだ水っぽい!!包丁の腕を鍛えなければ・・・・・ そぎ切りは難しい!!次の日。  干したボラは表面がつるつるして カラスミみたいです。まぁ、同じボラですが・・・・  ヌメリの取りが悪くて、 焼き途中は臭いが漂いました。大丈夫だろうか・・・・・むしゃ・・・・むしゃ・・・・ ほぉ 食べてみると、別段変なにおいはしません。 普通においしいですね・・・ ただし、身が締まりすぎた感じです。 甘みはあるのですが、ふっくら感に欠けていました。 おそらく、イナ(30cmほどの)サイズで、脂の乗りがイマイチだったのでしょう。 よく脂の乗ったサイズで賞味したいものです。 しかし・・・・ ボラはやっぱりうめぇーなぁ!! <ごちそうさまでした!>
ボラ料理は
 めっきり夜は冷えてきたということで、温かい物が恋しくなります。 シメジ、白菜、豆腐とボラで、お手軽ちり鍋を作ります。  ボラのアラで出汁を取ります。 やはり少々臭みがあるので、酒を適量入れて煮立たせましょう。 灰汁が大量に出て臭いが飛びます。 さて、昨日付けておいた西京漬けは・・・・  いい感じですね。 身がピシっとしていておいしそう・・・  焼いてみると、香ばしく味噌が焼ける匂いが食欲をそそります! 臭みもでないし、ボラは向いているかもしれません。西京焼きに。 <いただきます!> まずは西京焼きから・・・ うん!これはおいしい!味噌でコーティングされたボラの身の旨みが、しっかりと閉じ込められている! 酒にも合うが・・・・ここは  塩昆布と西京焼きの身をほぐして作った茶漬けでしょう!これは正解!塩昆布だけでは味が薄くなると思いましたが、そんなことはありませんでした! 焼けた味噌がふくよかな味わいとなり、サラサラと何杯でも食べたくなる! 西京味噌を別に焼いて溶かせばもっとよかったと思います。 さぁ~って・・・ちり鍋の方は・・・ むふふ。豆腐とシメジがおいしそう・・・・ポン酢にゆず胡椒でいただきます! ンうほぉーーーーーー!!これは! このボラ!す、すごいぞ!今までのボラ料理の最上位・・・・ いや、鍋種の中でも最高といって良いほどの味わいだ!!フルフル・・・・とした白身に、 しっとりとした旨さが溶け込んでる! これは、骨から出た出汁の味を存分に含んだのでしょう!! そして、シメジも、豆腐も、白菜も、 みんな、ボラからでる慈愛の旨さにつつまれてる!!鍋界の聖母や・・・・・<ご馳走様でした!!>
 キスは天ぷらが一番ですが、2匹のために油料理をするのは億劫です。 煮料理にしたことはありませんが、ここはカワハギと一緒にマース煮にして賞味しましょう。
キスは内臓と鱗を取り、 カワハギはくちばし、ヒレ、内臓と角を取って皮を剥ぎます。 カワハギは貝類を食べることが多いので、内臓はかなり臭います。 釣れたら肛門部をはさみで切り、内臓を引き出してしまいましょう。肝は残ります。 肝は水でざっと洗いましょう。 柔らかいので流水は避けたほうがいいでしょう。  たて塩をして20分ほど寝かせ、水、酒大匙1杯で煮ていきます。 砂糖は入れませんが、たまねぎやネギといった野菜を一緒に煮ることで、 野菜の甘みが溶け出します。 醤油をちょこっと加え、野菜に火が通れば完成! <いただきます!> 簡単シンプル!美味しそう~ まずはキスから・・・・・ う~ん!おいしい!身の繊維質がきめ細かく、舌の上でサラサラと広がります。 骨が細いため少々歩留まりがわるいですが、天ぷらにはないしっとりとした味わいは格別です! さて、カワハギちゃんは・・・・・ うっほほ!文句なしのうまさですね!カワハギの身はそれほど旨みがないのですが、 味を受け入れるキャパシティーが広いです。つまり、どんな味付けにも合う万能キャラ。 いや、どちらかというと 「おれ・・・・かわはぎ・・・・・ここ肉・・・・ここ骨・・・・・」 「おれ・・・・あじつけの・・・・めいれい・・・・したがう。」みたいな パワー型の単純なお馬鹿キャラといった感じでしょうか?  しかし、身に旨みが少ない分肝には とろけるような旨みがあふれています!そして、肝と一緒に煮た野菜! うまうま!うま塩煮ーーー!!<ごちそうさまでした!>
シャコは死んでしまうと、身がぐずぐずに崩れてしまうそうです。 クーラーボックスに入れず、夜までカゴ罠で活かしておいた理由はこのためです。 しかし、クーラーボックスに入れておきたくなかったもうひとつの理由・・・ それは・・・  /おむれつぱ~んち☆\
\あちちのち!/ と、指が吹き飛ばされたケースがあるほど凶暴な生き物だからです。現に、トングで挟んだシャコ君。 目にも止まらぬ速さで突きを繰り出しています。 危ないので、とっとと塩茹でにしてしまいましょう。 おなかを見せて茹でられるシャコ君。 少々グロテスクですね。 茹でていると、すごい香りが漂ってきました。 臭みとも取れますが、濃厚なカニっぽい匂いです。 <いただきます!> なんともいえない造形ですね。シャコの身は殻にへばりついているので、エビの用には簡単に取れません。 はさみで頭を落とし、尻尾を三角に切って、背中を切り開いていきます。  胸側の殻は非常に取り辛い・・・・ 茹で時間を長めにすると取りやすくなりますが、旨みが減るそうです。 とにかく・・・・・いただきます。 ん・・・・・! うん!これはイケる!!すし屋で食べるシャコは、旨みが少ない上にモソモソした食感で、好んで食べたことはなかったのですが、 茹で過ぎない、このシャコは旨い!香りはカニの匂いに似ていますが、 味は 熟したカニの味です。腐る一歩手前まで熟成させたカニの味・・・・・・ と言ったら、うまいのかまずいのかよくわからない表現ですが、 ともかく、カニの旨みを二、三倍強くしたイメージです。 身から滴る汁が旨みのほとんどを占めているので、 今度は生で食べたいです。 <ごちそうさまでした!>
釣り編はこちら 黒鯛には地方特有の呼び名が多々あります。 「メイタ」というのは福岡近辺で、 「10cm程度の稚魚」の呼び名です。 今回釣り上げた黒鯛は(まな板の幅が丁度30cmなので)35cmのぎりぎりチヌですが、 このサイズをチヌというと北九州の爺様は怒り狂うので、 孤独のジビエではメイタサイズと呼びます。
さて、せっかくの日曜日ですが、天気は悪く風も強い・・・ その上体の調子も悪く、アウトドアができる状態ではありません・・・ よし!ここはメイタを贅沢に使って、あったか~い汁物を作りましょう! メイタを三枚におろし、頭を割ります。 アラは一度湯にくぐらせ氷水で一気に冷やし、とり忘れの鱗や血合いを綺麗に取り除きます。 非常に面倒くさいですが、どんなにおいしいアラ汁でも 鱗をかじると食欲が一気になくなってしまいます。念入りに行いましょう。  今回のメイタ。 なんだか 妙に臭います。 生臭いとか泥臭いとか磯臭いとかではなく、 チヌ臭いです。臭いが気になるときは料理酒を多めにして、強火で沸騰させて臭みを消しましょう。 しかし、今回は味噌汁なので酒は入れませんでした。  強火で沸騰させたあとは弱火にし、じっくりと出汁を取っていきます。 具を入れるためアラは取り除き、マース煮の時にあまった野菜とメイタの切り身を入れ、 火が通ったら味噌を溶かして完成! <いただきます!> 身がホクホクしてておいしそうだぁ~・・・・・ いただきます!!  ・・・・・・ん? ・・・・・・・んん?旨くない。あれあれあれ??おかしいぞ??去年、同じ場所で同じサイズを刺身にしたときは、美味しかった。 おいしかったはずなのに今回のメイタは まるで旨みがない。出汁の取り方がまずかったかな? いや、ボラや雷魚のときはこの方法で美味しい出汁が取れたし・・・・ 身の方も、程よく脂が乗っているのに、旨みが感じられない・・・・ ちょ、ちょっとタイム! 体調不良だからだろ!? 鼻ー詰まってるもんなぁ! いや、絶対おいしいはずだから! ノーカウント・・・・ノーカウント!!<メイタ料理はリベンジだ!ごちそうさまでした・・・> ブログランキングに参加しています。上のバナーをワンクリックいただければ幸いです!
 帰宅しインターネットで調べてみると、やはりクラムボン(仮名)はウミタナゴによく似ています。  腹を割いてみたところ、腹骨が細かいですね。 ちょっと黒味が増したウミタナゴ(マタナゴ)ということで確定でしょう! いや~・・・ 本物のクラムボンじゃなくてよかったよかった!
ウミタナゴは遠い昔(去年)、まだ私が釣りを始めて間もない頃に出会った思い出深い魚です。 そして、 なれない包丁で生ゴミにしてしまった辛い思い出の魚でもあります。
今回は塩焼きにして賞味することにします。  次に、カワハギ、メバル、カサゴを下処理し、塩を擦りこみ15分ほど寝かせます。 よく水気を拭いたら、アルミホイルに包み料理酒をふりかけ蒸し焼きにします。 簡単なホイル焼きですが、 しばらく火にかけていると、 酷いにおいがしてきました・・・な、なんて酷い! 酷すぎる!!こんな旨そうな匂いは酷すぎる!!今まで嗅いだことがある匂いの中でも、群を抜いて旨そうなかほりだ!<いただきます!> まずはウミタナゴの塩焼きから・・・・ ん・・・・! 非常にふっくらとしていますね! しっとりとした身には、確かな旨さがあります。 割と磯臭いのが欠点ですが、から揚げなんかを試してみたいところです。  さて、メインディッシュ! 素敵な香りにうつつを抜かしていたため、汁気が飛んで少々焦げてしまいました・・・ まぁ、それでも焦げの香りが加わり、さらに 凶悪に旨そうな匂いを発しています!まずは、カサゴを・・・・ ほぉ! 旨さが抜けてる・・・・火にかけすぎたかぁ~!身の汁気と共に旨みが抜けてしまった感があります・・・ しまったなぁ・・・こいつの旨み、どこにいっちゃったの~?? メバルを一口。 うん。 こいつは旨みを保持してる。 メジナに非常に近い食感でふっくらとしています。 臭みが無いため、やはり煮付けに向く味ですね! う~ん・・・でもカサゴの味わいではないなぁ・・・ カワハギを一口・・・・ お、おまえか!!カサゴさんの旨みを吸っちゃったのは!!カサゴの旨み、料理酒の旨み、一緒に煮た肝の旨みを全部吸い込んで、超濃厚クリーミーな身に、複雑なハーモニーが出来上がっちゃってる!! セルか!お前は! 吸収して強くなりすぎだろ!!う~む・・・! 今回はテーマとしてカサゴを取り上げたかったのに・・・・ 完全にカサゴが人造人間17号の立ち位置だ・・・しかたがない・・・ <カワハギ、お前がNO1だ!> ブログランキングに参加しています。上のバナーをワンクリックいただければ幸いです!
 日曜日は1年ぶりに父と、その友達で船釣りに行ってきました。 鯛狙いでしたが・・・ 小鯛、アラカブ、キス、フエフキダイ、エソ、ウマヅラハギ、キュウセンベラ、ヒラメ・・・・ 黄色い縞のあるマトウダイのような魚に、名称不明のベラの仲間・・・ 何目釣りだ!?
釣果を山分けして、私のアガリが上の写真です。 母ちゃん!こっそりエソ入れてたのわかってるんだからね!まぁ、エソは前々から気になっていた魚でもあります。 また、フエフキダイはニューカマー。 どんな食味か楽しみですな!  まずはフエフキダイ。 とりあえず三枚におろしてフィレにしましょう。 2匹分は冷蔵するとして、1匹は鮮度もいいし刺身にしてみます。 しかし、フエフキダイ。 ものすごく身が柔らかいですね・・・。 身の柔らかい魚は、尻尾のほうから包丁でこそぎ落す形で皮を剥ぎます。 身がしっかりした魚の場合は、頭のほうから包丁の背を使って、引っ張るように皮を剥ぎましょう。  続いてヒラメ。 私は五枚におろした経験がないため、ネットでその方法を検索しながら捌いていきました。 ヒラメを持ち帰れたのは、母ちゃんが捌ききれなかったため。 何とか捌き終えましたが・・・ エンガワってどこだ?ヒレの部分だとは聞いたことがありますが、存在箇所がわかりませんでした・・・ <いただきます!> まずはフエフキダイの刺身から。 ところで、薄ピンクの綺麗な身には黒い皿がよく相いますね! 母ちゃんがこっそりエソを忍び込ませている間、 食器棚から、こっそり皿を拝借してきました。さぁ~、味のほうはい・かが・かな?・・・・・パク。 ほふ!おいしいわぁ~・・・ もっちりとした食感に甘い旨みがあります!フエフキダイはべとべとしていて、変な臭いがあったのですが、 身にはまったく臭みがありません!他の魚とは少し違った旨さがありますね! しかし、知名度が高くないのはなぜなんでしょう?  続いてヒラメの刺身。 味のほうは折り紙つきの高級魚。 しかし、何が起こるかわかりませんよ!パクッ・・・・・・ は! これが高級魚ぉ・・・・・? 伊達じゃねぇ!初めの一口は、こりこりしてて・・・ 噛むごとにしっとりと食感が変化し、じんわぁりと旨みが溶け出す・・・・ そして後味は甘い香りと共に、すっきりとした余韻を残す・・・・・ 比類なき旨さなり。五枚おろしも、十分にできている! 母ちゃん!今度ヒラメが釣れたら、食器代代わりにヒラメの刺身をご馳走するよ~! <ご馳走様でした!> ブログランキングに参加しています。上のバナーをワンクリックいただければ幸いです!
 小骨が多く、練り物にしかならないといわれるエソさん。 釣れて喜ばれることがほとんど無い 極道顔ですが、 果たしてその真価はいかほどか・・・・? 良型のキスが3匹あるので、ここは天ぷらで賞味してみましょう! 今回はフエフキダイのフィレ1枚も、同様に天ぷらにしてみたいと思います。
しかし、エソ。 フエフキダイやメジナの非じゃ無いぐらいに身が柔らかいです。持った感じ、アナゴのような質感があります・・・ その上小骨も多く、確かに焼き物や煮つけにはむかなそうですね。  天ぷらは以外に難しいですね・・・ 「コツのいらない天ぷら粉」を使えば、それなりの揚がり方になるですが・・・・ こっちは趣味で料理作ってるんだ! 無駄にこだわらなくってどうする!!小麦粉1カップ、片栗粉大匙2、塩2つまみ、卵を1つ入れ、 小麦粉がグルテンにならないように氷を一欠けら入れて、ざっくり混ぜ合わせます。 種はあげる前に小麦粉を薄くつけて、衣を落として浮き上がるぐらいまで熱した油で揚げます。  シメジも揚げよう! みょうがも揚げちゃえ! あ、ジャガイモあるから、芋天だ~! 油がもったいないからって、ついつい色々揚げちゃうのは私だけ?<いただきます!> 衣がイマイチだなぁ・・・ 卵は半分ぐらいが丁度よかったかも・・・ 大根おろしたっぷりの天つゆで、まずはキスを・・・・ んン~!おいしいですね!味にくせがなくて、揚げ物のメインをエビ天に譲ってしまうところがありますが、 キスは本当にお上品な味だよなぁ~・・・ただし、いつもはピンギスばかり食べていたので、腹骨を剥かなかったのはダメでした。 このサイズになると、腹骨までは食べれませんね・・・ さぁ。フエフキダイの天ぷら。 油で揚げていると、身が柔らかく崩れてましたが、果たしてお味は・・・・? んン~!いまいち。 う~ん・・・・ 味は悪くないんですけど、身が油を吸いすぎちゃって、くどいですね。 表面もパリっと揚がらず、グデっとした感じです・・・ ちょっと揚げ物には向かないかなぁ・・・ さ!最後はエソ! 揚がり方は最高にいいですね! 生は身が柔らかすぎたのに、キス以上に綺麗に上がってくれました。 期待してるよぉ~・・・・・ んン~!・・・・・んハ!何これ!!激ウマじゃないか!!あれだけ柔らかかった身なのに、 ほっくりとした食感に早代わり!しかも、強いコクのある旨み!!うぉ~・・・・・驚きだ・・・・・ こ、これ言っちゃっていいのかな・・・・・ (やめようよぅ。メイタの件で大分反感をかってるんだから・・・・)・・・・・・「キスより断然旨い。」まぁ、アナゴの天ぷらのように一本あれば大満足なので、 キスのように、2、3匹いけるって感じではないのですが・・・ それにしても旨かったぞ!エソさん! <ご馳走様でした!> ブログランキングに参加しています。上のバナーをワンクリックいただければ幸いです!
 天ぷらがイマイチだったフエフキダイ。 油をよく吸うってことは、いい油を使えばそれなりにいけるのではないかと思います。 小鯛も使いたいので、ここはポアレにして賞味してみましょう。
 まずはにんにく1欠片をつぶして、オリーブオイルに浸してじっくりと温めていきます。 焦がさないように、ゆっくり時間をかけてオリーブオイルに香りを移していきましょう。 今回はエキストラヴァージンオイルを用いています。 フエフキダイと小鯛のフィレは、血合い骨を抜いておきます。 地味な作業ですが、念入りに行いましょう。 下味に塩、白胡椒とタイムを加えて皮目から焼き上げましょう。  付け合せにラタトゥイユを作ります。 ナス、ズッキーニ、赤ピーマン、ローリエなどのハーブを、トマトベースで煮込む料理ですが、 今回は冷蔵庫に余っていた 玉ねぎと赤ピーマン そして シメジを 無塩トマトジュースで煮込んでいます。 もどきもいいとこですね。 ベーコンを加えないので、バターを一欠け入れました。 まろやかさが出て、なかなかいい感じです! <いただきます!> 魚を焼いたオリーブオイルにレモン汁と塩を一つまみ入れたら、立派なレモンソースになります。 ラタトゥイユにはバジルがあれば、もうちょっと見栄えがよくなるかもしれませんね・・・ まぁ、ともかく・・・ まずは鯛のポアレを・・・ うん!美味しい!では、フエフキダイは・・・・ うん!これも美味しい!ラタトゥイユは・・・ うん!これもまた美味しい!!・・・・え? さっきから美味しいとしか言ってないって・・・? ・・・・・・ (典型的な日本人舌が) (普通のオリーブオイルと、エキストラヴァージンオイルの違いなんかわからないぃ!!) (味噌か醤油の味しか基準がないぞ!!) (普通はワインの話なんかするのか?魚に合うのは何ワインだっけ??) (日がな安いポン酒か、ラム酒ばっかり飲んでいるんで、ワインなんか飲んだことほとんどないぞ!) (あ!確か白ワインだ!) (白ワインの・・・名前は・・・・・・) (あ!「シャトーマルゴー」って名前聞いたことがあるし有名だから、それでいいや!)え~・・・・ 真鯛のポアレは言わずもがな、 白身の中では最も旨みが強い真鯛は、味付けに関わらずどんな料理法でも美味しいです! 小さくても、真鯛は真鯛。刺身には向きませんが、油を使った料理にも答えてくれます。 フエフキダイの身はしっとりとして柔らかく、真鯛とは全く違う旨みがあります。 身はやはり油を吸いやすく、オリーブオイルの香りが身にいっぱい含まれ、 非常に香り高く上品な味になっています! そうですねぇ・・・・ この味なら、 私もよく飲んでいるシャトーマルゴー(白)に、よく合うと思います。 
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磯の王「石鯛」の子供、サンバソウですが、 この王子。 とんでもない暴君です。
この王子・・・・ 海水浴をしていると・・・・ 「乳首」を噛んできます。 餌の貝か何かと勘違いして噛み付いてくるそうです。 いやいや。そんな話ではなく、 本当に問題なのは・・・・ 実は、このサンバソウ・・・・・・ 非常にヌメヌメしています。黒のストライプで、かわいい姿をしていますが、 ヌメリのある粘膜で覆われており、 これを取るのが真にめんどくさい。このヌメリがついた刺身を食べると 腹を壊します。(過去に壊しました。)だからと言ってヌメリを必死に取り除いていると、 鋭い背びれが手に突き刺さり、痛い目に会います。(今回も刺さりました。)まぁ、熱をかけるのであれば、ある程度でかまいません。 今回は、メジナと一緒に煮付けにしたいと思います。  生姜とネギを加えて、酒:醤油:みりん:砂糖 = 3:1:1:0.5 ぐらいがベストだと言われています。好みですね。 さて、もう一匹のメジナは25cmほどのいいサイズです。 腹を割いてみると、しっとりと身に脂が回ってる!  これは刺身で行かない手はないでしょう! メジナは皮造りにする方が多いと思いますが、私は皮を引いたほうが好みです。 また、メジナは身が柔らかいので 前回のフエフキダイのように、 尻尾のほうから包丁を寝かせてそぎ落とすようにすると、うまく皮が引けます。 <いただきます!> では、いただきま~す! うほっ・・・!!これは絶品だ!!寒メジナと呼ばれる、ベストクオリティの一歩手前と言ったところでしょうか。 これは 夏場に釣れる梅雨グレなんかの非じゃない美味さです!身に非常に目の細かい脂を含んでおり、口のなかで旨い繊細な脂のパーティコゥが広がります!メジナのシーズンは真冬だ。とよく聞きますが、 これほど旨いメジナがよく釣れる、 11月手前までが本当のベストシーズンだと私は思います。 さぁ!煮つけだ! まずはサンバソウを・・・ うひひ!これは強い噛みごたえ!熱が加わり、一段と歯ごたえが増しました! モギュ・・・モギュ・・・・とした歯ざわりに、鯛ともメジナとも、他の魚とは全く違う旨みが、 ギュ・・・・ギュ・・・・と染み出します! これは王者の息子、 王子の味だ!しかし・・・・ メジナ!メジナの煮付けが素晴らしすぎる!!しっとりと柔らかな身は、煮つけにも相性抜群!これが夏場の臭いメジナだと、本当に 臭い煮付けになっちゃうんです。 しかし、 冬のメジナは臭みが全く無く最高です!サンバソウも確かに美味しいですが、 今回はメジナの魅力にメロメロです・・・ <ご馳走様でした!> ブログランキングに参加しています。上のバナーをワンクリックいただければ幸いです!
 今年度最後となる突果のメバル。 潜りの後は体力を消耗しており、いつもは手軽な煮付けにするのですが、 ここは刺身で賞味・・・・ ・したいんだけどなぁ・・・・。
ご覧の通り、どのメバルも当たり所が悪く、身を傷つけています。  特にこの子は非常に可愛そうな姿になっています・・・ ハンティングやスピアーフィッシングでは、必ず 獲物の頭を狙います。 一撃で仕留められるというのも理由ですが、 肉に銃弾やヤスがささると内出血を起こし、肉に血が混じるので味が落ちるからです。 とは言うものの、実際に血が混じった肉なんて食べたことが無いんだし・・・ 検証だ!刺身で喰うぞ! 思っていた通り、刺さったところの肉が内出血していますね。 血が混じった箇所と、混じっていない箇所を分けて、刺身にしていきます・・・・ しかしなぁ・・・ やはり20cm程度のメバルを刺身にすると、 歩留まりが悪く非常にもったいない!!皮は一応引きますが、 根魚は皮がうまいのになぁ・・・・
<いただきます!> 下が血が混じっていない肉。 上が混じった肉です。 血が混じると、やはり見た目が悪いですね・・・・ さて、まずは混じっていないほうから・・・・いただきます! あ・・・・! 甘ぁ~い!身は柔らかいのですが適度に弾力があり、 コニュコニュ!っとした独特な食感があります!そして何よりも素晴らしいのは、この甘み!メバルの煮付けをしたときに出てくる出汁は、甘みがあり美味しいのですが、 刺身だとこの甘みを ギュっと凝縮した旨みが感じられます! いやぁ!最高だ!! さて、本題。 血が滲んだ刺身は・・・・!? う!! よくわからん。う~む・・・ 血なま臭さはありませんね・・・ 食感がちょっとザラっとしているみたいですが・・・。 味はかわりませんねぇ。普通に美味しいです。 まぁ、血が臭い魚も臭くない魚もいますし、 風邪気味で鼻詰まってるし。 メバルについては、それほど神経質になる必要は無いような気がします・・・。 しかし、ヘッドショットができれば回避できる問題なんだし、 来年度はヤスの改造に加え、スキルアップもしていかないとね! <ご馳走様でした!> ブログランキングに参加しています。上のバナーをワンクリックいただければ幸いです!
 40cm程が5匹! 捌きやすいサイズです。 数がそろっているのなら、 頭と骨を使わない手はありません! ここはアナゴ丼でしょう!
 目打ちをして、ヒレの付け根から背開きにして、中骨を落とします。 一見難しそうに思えますが、ウナギとは違い慣れれば案外簡単です。 馬鹿力で腕を締め上げてくるウナギと比べれば可愛いものです。 頭と中骨は一旦素焼きにします。 頭は熱が通り、表面の粘膜が白く浮き出したら一旦冷水に上げ、 ヌメリとエラを落とします。  次に、鍋に水と酒をヒタヒタになるぐらいに入れて強火で出汁を取ります。 灰汁が出るので、まめに取りましょう。  開いた身にも熱湯をまわし掛け、表面のヌメを包丁を使って落とします。 アナゴはとにかく下処理が命! ヌメリと血合いは徹底的に取り除きましょう!しかし、会社帰りに仕掛けを引き上げ、ジムに行ってアナゴを捌く・・・ さすがに疲れるわね・・・。 よぉ~し・・・・やっと下処理が終わった・・・・・
後は味付け。 みりん2回し、砂糖大匙半分、 醤油を・・・・ ををおおおおおお!!醤油と間違って、ゴマ油入れちゃった!!ううわぁ・・・・ さすがに疲れていたとは言え、ごま油を醤油と見間違えるとは・・・・・ ナンプラーには似ているが・・・・ どうしよう・・・・無茶苦茶ゴマ油の匂いがするんだが・・・ しかし、せっかく出汁を取ったのに捨てるのはもったいなさ過ぎます。 ゴマ油をある程度取り除いて、アナゴを煮ていきます・・・・やれやれ・・・・ <いただきます!>
う~ん・・・いいできですねぇ!ゴマ油の匂いは、それほど気になりません。 むしろほのかな香りが、いいアクセントになりました。 ・・・・まぁ、隠し味には少し多い気がしますが。 さ!最後に~、 ご飯に~、刻み海苔をのせて~、煮アナゴのっけて~、煮詰めたタレをかけてぇ~そしてもちろん、 ウナギやアナゴなどの長物料理といえばコレ!梅干 いえいえ。 決して、間違って入れたのではないんですよ。 甘辛く煮付けた魚料理には、梅干が相性抜群! そのなかでも、アナゴやウナギと梅干は至高の組み合わせです!よく、「ウナギと梅干は食べあわせが悪い」と言いますが、これは全くの間違いで、 正しくは 「ウナギと銀杏」が悪い食べ合わせです。 御託は置いといて、一口・・・・・ う。 うま、うま、うますぎる!!とろっ・・・・・としたアナゴに、甘辛いタレ、 そして骨と頭から出た出汁がご飯と一体となることで、 さいっこうのコンビネーション!!そして極めつけは、 梅干!酸味が食欲を引き立て、箸が止まるところを知りません!!一説によると、ウナギと梅干の誤解は 「おいしくって食べ過ぎちゃって、お腹壊しちゃった☆」と言った話が歪曲して伝わったからだそうです。 しかし・・・・・いや~・・・ 手間をかけた100倍以上の満足感が帰ってきましたよ!<ご馳走様でした!> ブログランキングに参加しています。上のバナーをワンクリックいただければ幸いです!
 インド料理といえば、一にも二にも カレーですね。 今回は、南インド風のフィッシュカレーにチャレンジしたいと思います。 何はともあれ、窓を全開にして換気扇をフル回転させましょう。
 多目のサラダ油にニンニク一欠、 コリアンダーシード、クミン、アニス、シナモンを小さじ1杯程度、 ターメリックを大匙1杯を弱火でじっくり炒っていきます。 普通のスーパーで手に入るのはパウダー状のものがほとんどなので、焦がさないようにゆっくりと香りを引き出しましょう。 「香辛料を炒る」事が、インド料理の最大の特徴にしてコツ。 猛烈な香りが、一瞬でキッチンをインド臭にします。 1週間はキッチンが香辛料臭くなりますので、孤独人以外は心して調理してください。
ある程度香辛料の香りを引き出したら、みじん切りの玉ねぎと、適当に切ったしし唐を加え、15分ほど炒めていきます。  炒め終えたら、コリアンダー大匙1、ブラックペッパー、レッドペッパー小さじ1、ローリエ2枚、塩、 ココナッツミルク、無塩トマトジュース、水半カップを加え、煮込んでいきます。  そして、三枚におろし、皮と血合い骨を抜いた アジ投入。 非常に不安になる光景ですね・・・。 さて、煮込んでいる間に、先日ダルシム(仮名)さんから頂いた小麦粉で、チャパティを作りたいと思います。 インドのパンといえば「ナン」が有名ですが、ナンはパンのようにイーストで発酵させて、タンドールという独特の釜で焼いたものをいいます。 一般的にインドで食べられているのは、小麦粉を塩と水で練ってフライパンで焼いたもので、「チャパティ」と言います。  小麦粉と水を練り合わせるだけの簡単料理のはずですが、 袋裏のレシピ通りの分量で作ると、 ベチャベチャになってしまいました・・・。どうやら、日本とインドでは 水質が違うので、現地のレシピを当てにしてはいけなかったようです・・・。 <いただきます!> 見た目と香りは、インドのカレーと似ていますね。 日本ではどうしても手に入りにくい香辛料(カレーリーフ、フェンネル、マスタードシード等)が無くても、 コリアンダー、クミン、ターメリックと唐辛子があれば、カレーっぽい料理になります。さぁ~・・・。 この香辛料達が、果たして 青魚の臭いにどう立ち向かうのか・・・!?チャパティにカレーを挟んで・・・・・いただきます・・・! こ、これは・・・・・・स्वादिष्ट!(どえらいウマか~!!)
まず、青魚の臭みはまるで感じられません! アジは旨みが強いため、カレーの中で浮くかと思ったのですが、完全にカレーとマッチしています! マッチしているというか、香辛料の香りの強さに丸め込まれているといった感じですね。 しかし、その暴力的なまでの香辛料をうまく収めているのがココナッツミルク! まろやかさで、香辛料のキツさを抱擁しています! これは想像していたよりも、ずっと美味しい!! うぉ~・・・・この驚きをどうやって表現したらいいものか! とりあえず踊っとこ! < Annandatta Sukhii BHAVO! > ブログランキングに参加しています。上のバナーをワンクリックいただければ幸いです!
 ハゼといえば天ぷら! ・・・・・と行きたい所ですが、この量を松葉開きにするのは大変です・・・。 また、お腹の調子も回復し切れていないので、 ここは、すっきりおいしい ハゼの南蛮漬けで行きましょう!(結局揚げ物だが・・・)
 さて。余談ですが、私が使用している3丁の包丁。 一番上が、 「どうでもいいときに使用する」ステンレス包丁。 真ん中が、 「『ひとりでできるもん』で見るたびに玩具だと思っていた」野菜類を切るセラミック包丁。 そして下が、 「ご覧頂いている皆様に、いつも写真に写っている錆びた小汚ねぇ包丁」だと思われている、青紙鋼包丁です。 この青紙鋼包丁、実は グランドラインに住む伝説の刀鍛冶が鍛えた幻の大業物で、 鋼にタングステンを含んだ硬度の高い材質でできています。 硬度が高いため非常に切れ味がよく、長続きするといったメリットがあります。 しかし、硬すぎて研ぎ辛かったり、表面が錆び見栄えが悪くなる欠点があります。 魚を捌くのはもちろん技術も大事ですが、よく切れる包丁は必須だと思います。 このブログをご覧になって、魚を捌いてみたいと思った方は是非、いい包丁を買ってみてください。 また、皆様が愛用されているお勧めの包丁があれば、教えていただければ幸いです。 ・・・・・・・ と、 切った指を見ながら、包丁の切れ味について考えるのであった・・・・。~閑話休題~  作り方は、 アジの南蛮漬けと全く同じです。 ハゼの南蛮漬けは初めてなので、アジとの比較が楽しみです! 二度揚げしたらすぐに~・・・・・・ジュゥ! アハ!
いい音!<いただきます!> 一晩つけたハゼの南蛮漬け! いただきま~す!
うん!いいねぇ!ハゼの身は柔らかく、キスの食感に非常に似ていますね。 しかし、キスよりもコクがあります! 南蛮漬けの調味にも良く合う! ・・・・ のですが、 いかんせん、 身が柔らかいため、骨のゴツゴツ感が強く口に残ります。アジは身が程よく固いため、骨に対してそれほど違和感が無いのですが、 ハゼの場合は骨があると、食感に難がありますね・・・・。 背骨をとれば、アジと同等の南蛮漬けになると思いますが・・・・ 手間隙を考えたら、やっぱり 天ぷらが一番ですね! <ごちそうさまでした!> ブログランキングに参加しています。上のバナーをワンクリックいただければ幸いです!
 先週の土日は、どちらも仕事の都合で出釣ならず・・・ 今年は週末の天気に恵まれず、かなり不完全燃焼です。 釣りにもいけず、籠罠も全く奮わず、来年度狩猟免許情報がいまだ公開されていないということもあって、ブログを更新するネタに欠いております。 しかし折角のブランクなのでしばらくの間、今年投稿できなかった料理の紹介をさせていただきたいと思います。 食味は非掲載分も、個人的な日記にしていますので、当初の感想をそのままお伝えすることができると思います。 しかし、12月は忙しいですね~。 学生時代には全く気にしていなかった「師走」という言葉を、ひしひしと感じさせられるこのごろです・・・。 まぁ、こんなご時勢ですし、食い扶持があるだけまだマシでしょう!さぁ!今日も張り切って
釣り編はこちら。 抗生剤入りの目薬を買おう(9/26掲載)  コメントでレシピの提供を頂いたアジのせごし。 新鮮なうちに内臓を取り、頭とヒレ、ゼンゴを落とします。 アジには鱗が無いように見えますが、腹側に細かく薄い鱗がついています。 包丁にくっつきやすく、刺身に移ると食味と見た目が悪くなるので、忘れず念入りに取り除きましょう。 この骨が付いたまま、2,3mm間隔で卸していきます。 う~ん・・・・身が厚すぎますね・・・・薄く切るように意識はしていたのですが、 どうしても身がつぶれちゃう!!身をつぶさないように捌くには、一瞬で刃を抜くスピードと、背骨の軟骨に沿って切れる腕が必要だと思います・・・。  今回は、半分を酢に漬けたまま、もう半分を酢に一瞬漬けて20分寝かせたものを作ってみました。  下半分が一瞬だけ酢につけたせごし、上半分が酢に漬けたままのせごしです。 酢に漬けたままのせごしは、完全に〆っちゃいましたね・・・。酸っぱそうです・・・ <いただきます!>まずは、 酢に漬けたままのせごしをいただきま~す! 酸っぱ!!案の定酸っぱい! しめ鯖のような食味を期待していたのですが、 アジの旨みが完全に酢に犯されてる・・・しかも、振り塩で水分を抜いていないので、中は生っぽい、外は〆られてしおしお・・・と、いかんともしがたい状態です。 酢に漬けすぎると、旨みを失う・・・・う~ん・・・勉強にはなりました・・・。 さぁ。気を取り直して、ちょっと漬けのせごし・・・・・いただきます!! お!これはイイね!!アジの旨みを残したまま、適度に酢が効いてる! 刺身には無い面白い食感があります! しかし、骨が食えねぇ!!硬い背びれと、腹ビレの名残が硬くて食べられません・・・ ひょいひょいと摘んで食べたい一品なのに残念です・・・ これはもう、包丁の腕を上げて薄く切るしか方法はないですね・・・。 素人には出せない、凄腕料理人だけの一品・・・! 修行を積むべし!!<ご馳走様でした!>
寒いですねぇ~・・・全国的に激しい寒波。 また、私の住んでいる北九州では初雪が降るほど、冷え込みが激しくなってきています。 釣りに行かれる方、猟に行かれるかたは、しっかりと防寒対策を施してご自愛ください。 とは言え、私は元気な新入社員!見ること聞くこと全てが新鮮! お昼休みだって、仕事のことで頭が一杯☆ さぁ~て!お昼休みも終わったし 
キス、フエフキダイ、エソの天ぷら(10/13掲載) 真鯛とフエフキダイのポアレ・ラタトゥイユもどき沿え(10/15掲載)の続き。  以前、 カサゴとカワハギのホイルを酒蒸しをしたところ、 カワハギにエキスを吸い取られちゃったカサゴさん。 超高級魚、みんなの憧れの的であるカサゴが、カワハギに負けてはいけません! 今回は、リベンジマッチとして、 格下相手のウマズラハギと再戦です! 料理方法は、前回となんら変わりません。  ある程度熱したら火を止めて、余熱で火が通るように調整します。 「煮れば煮るほどうまくなる」と思いますが、魚は火を通しすぎると脂が抜けちゃうので気をつけましょう。 さぁ!カサゴさん!真価を発揮できるのか!?<いただきます!>う~ん!おいしいねぇ!皮目はねっとりしていて旨みが強く、 身はホッコリしていて上品な味! 骨の近くは、これまたいい味がでてる!煮付けの筆頭に上げられるカサゴは、赤メバルとほとんど同じ食味ですね! 黒メバルよりも上品でおいしいです! さぁ!前回の王者(の代理) ウマズラハギ!勝負の行方は!?いや!うまいよ!!ウマズラハギは、カワハギよりも劣るといわれますが、全然そんなことはないですね! もともとカワハギは旨みの強い魚ではありませんが、旨みを取り込む力はとても優れています! ウマズラハギも、全く劣らずイイ出汁を吸収してくれています!!う~ん・・・ ここまで寸分たがわぬ戦いを見せてもらうと、 私が勝手にケチをつけていたことが恥ずかしく思えてきました・・・ 魚に劣るも優れているも無い! みんな美味しい!ありがたい海の恵みなんだ・・・・・・・! そういえば、余っていた子鯛も一緒に煮付けたんだった。 私は今、海の愛情に猛烈に感動しているんだ・・・・! たとえ君が小鯛であっても、等しく受け止めようではないか・・・ いや。こいつ、誰よりもうまいな。身の奥まで強い旨みがあり、皮も骨目もうまい。 小鯛なのに、いい感じに脂が乗っています。 はっきり言って旨みの強さで言えば、カサゴとウマズラハギが霞むほどですね。カサゴVSウマズラハギのはずが、不滅の王者が現れてしまいました。 カサゴさん・・・・・不遇です・・・。旬の冬に是非また会いましょう・・・。  まぁ、どんな対決でも、真の勝者は タレかけご飯ですが。 <ごちそうさまでした!>
来年度猟銃免許についての情報が、なかなか市から発表されません。 以前、銃砲店で12月中ごろには発表があるとお聞きしたのですが・・・。 直接市役所を尋ねたほうが、いいかもしれませんね。 とは言え、新入社員の私にとって、アフターファイブは楽しみ満載♪市役所に行ってる暇なんてありゃしません(^-^) 終業のベルが鳴ったら、気になるあの子をご飯にさそっちゃうぞ☆ と、なにやら分厚い書類を手にした課長が手招きをしています。あれあれ~?ちょっとした頼まれ事かなぁ?もうメールしちゃったのになぁ~・・・ でも大丈夫! 
食い込みが悪い時は竿先を送れ(10/07掲載)の続き。 OH! デビルフィッシュ!腹のぶつぶつと、丸金印。イイダコです。 北九州市は関門海峡で獲れるマダコが有名です。 しかし、イイダコはスーパーにも並んでいるところを見たことがありませんし、釣果についても耳にしたことはありません。 あまりメジャーじゃないのかな・・・? 味のよしあしは良くわかりませんがタコはタコです。ヒョウモンダコじゃなければ、たぶん食べられるでしょう。  腹から頭にかけて包丁をいれ、内臓と目、くちばしを取り除きます。 今回は、丁度ハゼも釣れたので、簡単にムニエルで頂くことにしました。 ちなみに、この時一緒に釣れたウナギは、沼地を探索していたときにリリースしています。  小麦粉を軽くまぶして、サラダ油でちゃちゃっと炒めます。 塩とブラックペッパーを少々振りかけて出来上がり! <いただきます!>ハゼは言わずもがな、 おいしいですね~!ほっくりとしていて、舌触り滑らかな身がたまりません! 昔、ハゼを湯引きにしてみたのですが、身が崩れてしまう上、あまり美味しくありませんでした。 やはり油を使った料理が一番ですね! さて。問題は イイダコ・・・・ はたして、そのお味は・・・・!うほぉ~ん!!すごい!!うま! うま!うまい!!小粒な身ながらも、 深い味わいと旨み・コクがあります!さらに、しっかりとした身からは噛めば噛むほど味が染み出し、 マダコをはるかに超えるうまさです!す、すごいぞ!イイダコ・・・・!侮っていた・・・・ このうまさは、 あらゆる料理に使えるキャパシティーを持っている!これは専門に狙ってみたい獲物です! <ごちそうさまでした!>
 14匹のワカサギ。 この釣果を、豊田湖を教えてもらった”釣り好きの先輩”に報告したところ、 15年前までは、1人最低100匹は釣り上げていたとのこと。 しかし10年前ほど前に、 どこかの大馬鹿者がブラックバスを放流したせいで、数が激減したとか・・・。密放流は犯罪です!
2005年に施行された法律によると、 特定外来種のオオクチバス、コクチバス、ブルーギル等を、河川・湖等に放流した場合、 3年以下の懲役、または300万円以下の罰金に処せられます!また、都道府県によってはリリースも禁止されている場合があります。 つまり、釣り上げた後は 殺処分しなければなりません。 食べもしない動物を殺すことは、非常に残虐な行為に思えます。 しかし、一度人間の手で崩された生態系は、完全に自浄作用を失っていることを私達は理解していなければなりません。 このような問題は、河川や湖に限ったことではありません。 イノシシや鹿の食害による自然破壊は、元はといえばニホンオオカミを絶滅させた人間に原因があります。 そしてこの自然破壊を防ぐために人間は、食べもしない動物を有害鳥獣駆除という名目で駆除し続けなければなりません。 私たちが一度壊した自然を守るために、罪の無い動物を殺し続けなければならない・・・・・・・・人間の背負ったカルマなのでしょうか? え? 「なに講釈を垂れてるんだ?」ですって?だって・・・・・ 粉ふって 油しいて 揚げる! <いただきます!> 料理3行!塩つけて、ヒョイっといただきま~す! ん・・・!?これは・・・・・・ おいしい! ・・・・・・・ いや、違う!かわいい!!ワカサギの食味、 超かわいい!!まず、すっきりとした癖の無い白身、そして骨が全く気にならない! ここまで華奢な食感の魚がいるのだろうか!?ワカサギちゃん、華奢でかわいい!そして、このコク・・・・! あ!卵だ!抱卵してるのか!卵がまったりとやさしい風味・・・・ワカサギちゃん、華奢なのにやさしくてスゴイかわいい!そして、極めつけは内臓のほろ苦さ!!決してキツくない、すっきりとした苦味・・・・ ワカサギちゃん、華奢でやさしいのにちょっとツンなところがあって超かわいい!いやぁ~・・・・ これはスーパーアイドル発見ですよ。
<ごちそうさまでした!>
うわ!でっかいな!君は!2ヶ月ほど海水に漬けて 忘れていた人工物臭を取り除いていたカゴ罠を引き上げると入っていたハゼ。 23cm・・・・こんなサイズを見たのは初めてです。
本日は気温こそ高くは無いものの、風も波も穏やかな釣り日和です。 (これは若松運河へチヌリベンジだな・・・・) ・・・と思っていたのですが、 今日は大潮。大潮の運河は流れが速すぎて、撒き餌がすぐに流されてしまいます。 さんざん、大潮の運河で痛い目に合っているので行く決心がつきません・・・ 速く流れる潮でも  とは、ポイ太郎師のお言葉。 う~ん・・・潮を見るってのは、思った以上に難しいんですよねぇ・・・ そろそろ初心者釣り師から脱却するような技術習得しないとなぁ・・・ なんやかんや考えていると午後を周っており、結局この日は冒頭のカゴ罠回収だけと相成りました。  ん~・・・・・ ん??なんだか君。 頭でかすぎじゃないか??あ・・・・、頭がでかいんじゃなくて、痩せてるのか・・・・ しまったなぁ・・・・長く籠の中に閉じ込めちゃってたのか・・・・ 餌がないから、なにも入らないと思ってたよ・・・ごめんね・・・・。 しかし、このサイズなら、念願のハゼの刺身にできそうです。  三枚におろしてみましたが・・・・・やはり取れる身が少ないですね。 <いただきます!> 血合い骨を抜こうと試みましたが、案外硬くて抜けず。 皮も引いたら可食部が少ないので付けたままです。 とりあえず、 いただきます!ん~・・・・ 皮はコリコリ。身はくにゃくにゃっと柔らかいですね。 身には臭みは無く、メジナの刺身よりも肉質が柔らかで甘みがあります。 ハゼは釣り上げたときに独特の 「ハゼ臭」があるのですが、皮にはその臭いがありません。 おそらく表面の粘膜が臭うのでしょうね。 荒塩でよくもみ洗いをしたのが良かったのだと思います。 ただ・・・・・これは 歩留まりが悪すぎですね・・・。マゴチのようなハゼが釣れれば刺身もいいかと思いますが、20cm越えといえど扁平魚は・・・。 せごし!・・・・・・・う~ん・・・・・ 太っていたらまた違う感想かも・・・・う~ん・・・・・・ やっぱり天ぷらが一番・・・・・・・う~ん・・・・・ <ご馳走様でした!>
 さぁ~♪久しぶりに喰える魚が手に入ったよ♪コメント等で、多くの方から 「ふぐ毒にあたって死んだのか?」と連絡を受けましたが、まだまだ生きています。 ただ、 「福岡県の男性がふぐ毒で死亡。」とニュースででたら、その時はおそらく 私です。
 35cmと30cmのメイタですが、 前回の味気の無さを再検証するために、刺身と塩焼きで賞味したいと思います。  鱗、ワタとエラを取って、塩を擦りこみ15分ほど水抜きします。 切れ目を入れたら中火で焼いていきましょう。 簡単でいいですね!  三枚におろしたほうは、皮を引き、血合い骨を落として刺身にしていきます。 だ~いぶん、刺身も様になってきましたが、皮の引き方がイマイチですね・・・。 アジと違い皮がしっかりしている魚の皮引きは、結構骨がおれます。 <いただきます!> う~ん!これぞ 塩焼きって感じが素敵ですね♪ では、背側を一口・・・ おぉ~ーーー!”食す”という生命の営みィ!!久しぶりに感じるぅ!体に巡る”命を頂く”という生命エネルギーの輪廻ェ! やっぱり、自分で獲ってきたものを自分で料理するのは最高ですよ!!自分で〆て、自分で料理して、自分で食べる! 刺身も これぞ刺身って感じが、素晴らしい!! 釣る事も、 料理することも試行錯誤の連続! 始めは失敗ばかりですが、 少しずつ大物に出会える機会が増え、 そして、綺麗で美味しい料理が作れるようになる・・・・楽しいです!楽しいですよ!!やっぱり、これが自分のらいふわーくってぇやつですよ!!で!このメイタの味!これがですねぇ~・・・   いやー!まずくは無いんですよ!ただ、旨みが少ないんですよ! 産卵期が過ぎてすぐなので脂が落ちちゃってるってのもあるんですが、 腹身の一部にはまだ脂が残ってて、そこは・・・・まぁ、旨みが多少残ってるんですが、 なんていうか、 「釣ってきたお父さんは『おいしい!おいしい!』と喜んで食べてるけど、 嫁さんと子供は無言で箸を動かしている」・・・・て感じ?う~ん・・・・ いや、まてよ! いい方法があるぞ! 旨みが少ないのなら、調味料を加えればいいのです。 醤油2T、みりん1t、酒1t、ゴマをすって合え、冷蔵庫で1時間寝かせます。  硬~く炊いたご飯に、漬けと海苔、わさびを適量入れて・・
漬け丼!! に、出汁をぶっ掛け、 チヌ漬け茶漬け!! これは!これは旨い!!旨みの少ないメイタは、味付けでカバー!!油を使ったフレンチなんか、とっても合いそうな気がします! これは 次のチヌ釣りが楽しみになってきたぁ~!<ご馳走様でした!>
 コブダイは鯛と名前につきますがベラ科のお魚です。 成魚は頭にコブが突き出ているのですが、40cm程度のこの若魚はポッコリしているだけですね。 さて。味のわからない、ニューフェイスとなるコブダイ。 ここは、アジ、メジナと一緒に刺身にしていただきましょう!
 まずはアジ刺し。 子アジの三枚おろしは失敗することがなくなりました。 捌き方の手順を最適化して、高速に捌けるようになるのが今後の課題ですね。  今回のメインターゲットとなったメジナ。 捌く方法はアジとまったく同じですが、皮がしっかりしているため剥ぐのに一苦労です・・・ 片身は皮を引き、もう片方は皮のついたまま表面をあぶって、たたきにしたいと思います。  さて。このコブダイ。 曲者でした。ベラ科には共通しているのですが、表面が粘膜に覆われており すっごい滑ります。3枚におろそうにも、 つゅるん!つゅるん!とキッチン中を大暴れ。寝不足で疲れているのに、キッチンを拭き掃除しないといけないハメになりました・・・。 <いただきます!> はぁ・・・・疲れた・・・・でも!ビールが、すっごぉく美味しい! まずはアジ刺し。 文句なしで美味しいですね!中骨もしっかり取れています。 こりこり感が楽しめるのは釣りたてだけ!  続いてメジナ。 右が皮を剥いだ刺身。左が皮をあぶったタタキです。 やはり皮が引きづらい分、見た目が悪いですね・・・。ちなみに、血合い骨は骨抜きで抜いています。 さて。刺身は・・・ うん。いいですね!ねっとりとした甘さのある身はたまらないですね! ただし、脂は大して乗っていませんので、このサイズの梅雨グレは味つけしたほうが向いていると思います。 次に皮造り。 刺身よりも美味しいぃぃですねぇ~!!メジナは皮が旨い!炙ることによって硬くて食べにくい皮が、身以上にねっとりと旨みのある皮に変化! 少々メジナ特有の臭みが生じますが、薬味を使えば気になりません。 醤油よりもポン酢のほうが合いそうです。 最後に今回のメインディーッシュ!コブダイの刺身です。まず、見た目がすごくいいですね!薄っすらとしたピンク色の白身・・表面にきめの細かい脂が浮いています! 食感はもっちり!やさしぃ~い舌触りです!そして、この味わい!!たいして美味しくない! ∧∧ ヽ(・ω・)/ ズコー \(.\ ノ 、ハ,,、  ̄
う~ん・・・見た目、食感が満点なのに、味わいがイマイチ・・・。 脂は乗ってはいるんですが、旨みがあまりないんですよね・・・。 なんだか、サラサラとした味のない脂です。 コブダイは 「冬鯛」とも呼ばれ、寒くなると味が良くなるらしいです。 味わいがイマイチなのは、時期的なものなのでしょうか? とにかく、味付けを行った料理でないと真価を発揮できそうもありません。 後日、平日の朝。 朝ごはんに、半身をポワレにしましょう。 有閑マダムも驚きの 朝フレンチです。  サラダ油を敷き、皮目をよく焼き上げます。  片面も焼き上げ、よ~くフライパンを熱したら白ワインを振りかけ、 アロ~ゼ!即座にコンロの火を注ぎ、 フラン~ベ!コブダイを皿に取り、 フォンとバター一欠、レモンのエキストラを塩で味付けしたら身にすくい掛け、 バタ~ルをフライパンで焼きながら、余ったソースを吸わせて! ヴォンジュ~グ!コブダイ ラ ポワ~ル・・・いいんです。 会社に行く前にテンションをあげておきたかったんです・・・ さて、食味ですが、 皮が最高に美味しい!! 旨みが全部閉じ込められているのかと思えるほど、皮目が美味しい!刺身のとき、皮を引いちゃって捨てたのが惜しまれます・・・ 身は旨みこそ少ないですが、バターソースが良く合います! スズキよりも上ですね! そうそう狙って釣れることは無いでしょうが、 また出会いたい獲物ですね!
<ごちそうさまでした!>
 初夏の夜から早朝。 保冷剤2つで足りると思っていましたが、思いのほか鯵の鮮度が落ちています。 保冷剤を足すか、クーラーボックスに中敷を施すかをして、夏の釣魚鮮度管理をコントロールしていかなければなりません。 さて・・・どう料理したものか・・・。生食は避けたいなぁ・・・ う~ん・・・ 困ったときは、餃子にしてしまえ!
 一度家に帰ったのに、また食材を買いに出かけるのも面倒です。 家にネギ、大葉、生姜があったので、これらを具にしちゃいましょう。 この食材ならタタキコースなんですけど・・・食中毒がはやる季節ですからね~。  餃子の皮は小麦粉があれば作れます。 焼き餃子の場合は、薄力粉100gに対して水40g、塩一つまみ。およそ12個の皮ができます。 水餃子の場合は比率そのままで、薄力粉に強力粉を混ぜます。  打ち粉をしながら生地を練ります。 20分ほど寝かせ棒状に伸ばし、12個に切り分けていきましょう。  切り分けた生地を丸め、麺棒で伸ばしていきます。 生地を円形に伸ばすコツは、 麺棒の位置は固定して、生地をまわしながら伸ばすこと!・・・・と。中華料理屋のおばちゃんに教えてもらいました。  生地に具を詰め包みます。 フライパンにサラダ油を敷き、焼き蒸しします。  余った具はチャーハンにしちゃいましょう! 多目の油をよく熱し、溶き卵→ご飯→具の順番に投入。 炊き立てのご飯を使う場合硬めに炊いた後、ざるに上げて水で洗います。 始めは ”ご飯を洗う”ことに、抵抗を感じますが 糊分が取れて、パラパラチャーハンに仕上がります。
<いただきます!> おまちどぅ~! アジ中華セット1人前ネ!餃子は、醤油:黒酢=1:1の酢醤油でいただきま~す!  んん~ん・・・ すっごいヘルシー!餃子にしては油分が少ないですが、 旨みの強いアジの脂が生地に包まれて、いい感じです! ・・・・しかし・・・私のような 背脂系豚骨男子には 酒の肴にも、ご飯のおかずにもパンチがかけますねぇ・・・。 今回は初めての魚餃子と言うことで、下味を付けていませんでした。 具、調味料の選定をもっと練って行きたい所ですね!  さて。チャーハンは中華スープの元で味付けているから程々の食味として、 問題なのはこの、 アラスープ。 ほんとに、何で鯵はアラからこんなに イイ出汁が出るのでしょうか? 酒と塩だけのスープなのに、臭みのない滋味深いスープです。 う~む・・・釣りの本命じゃないにしろ、 鯵料理はまだまだ発展の余地が多いです! <ご馳走様でした!>
 天下無敵の食材と、その名を轟かせる真鯛に対し、 巨星フエダイ連合が牙を向く! 時は来たれと根魚ノ国より焔立つカサゴが参戦し、 天下分け目の三番勝負! 今、熱い火蓋が切って落とされた!一本目、カルパッチョ対決!
さて。 前回、真鯛釣りの話題で全く触れていませんでしたが、 ヨコスジフエダイ。 こいつもまた、強い引きで楽しませてくれました。 フエダイ科の中では、フエフキダイよりも知名度が高いようですが・・・。 スーパーなどでも見たこともありませんでした。 三枚におろしてみると、綺麗な薄ピンクの身が取れます。 フエフキダイのように身が柔らかく少々水っぽく感じますが・・・果たしてお味のほうは?  お腹から出てきた真子は捨てるのはもったいないので、アラと一緒にたて塩をして寝かせて置きましょう。 次に鯛を三枚におろします。 う~ん・・・身が少し残ってるな・・・40数センチとは言え立派な鯛。 頭近くの血合い骨を、包丁を滑らせながら抜くには、大分技量が必要です。 こ、これは困った・・・大鯛が釣れても、捌けなかったらどうしよう・・・(杞憂)はい。 次。  カサゴを三枚におろすことは、対して難しくないのですが、 カサゴの血合い骨は 変な場所についているので注意が必要です。 普通の魚は側線(写真の上側の横線)に沿う形で血合い骨が並ぶのですが、 カサゴは下側の線にもぐりこみように血合い骨が並んでします。 なんで、こんな体の作りなんでしょうね?カサゴだけなのでしょうか?  削ぎ切った身をベビーリーフ、さらし玉ねぎ上に並べ、 オリーブオイルT3、酢T2、醤油T1、レモン汁T1、おろしニンニク一欠けら、 乾燥バジルをを混ぜて完成! <いただきます!> 先制の攻撃は・・・
真鯛! ん、んん~ん! 鯛の味を月並みながらも的確に表現できる日本語が他にあるでしょうか!?脂の乗り具合と深みのある味わい!釣りたてのコリコリ感といい、 正に至高!「鯛」と書いて”うまい”と読む!!続いて二番手・・・・カサゴ シューン!と締まった身に、確かな味わいが・・・・ これもまた・・・旨い!しかし・・・・ 味が上品過ぎて、オリーブオイルと酢に完全に負けていますね・・・。 試しにポン酢と紅葉卸で頂いてみましょう。  鯛の旨さが、煌びな華としたら、 カサゴの旨さは、滾滾と湧き出る岩清水のようです・・・
騒いではいけません。
心を落ち着かせて、味わいを楽しみましょう。
三番手・・・ ヨコスジフエダイ 調和。味の調和です。ドレッシングをかけていない身は、いまひとつ感がありますが、 見事に 私の怪しい味付けドレッシングに調和してくれました。確かに、鯛のカリスマは素晴らしいものです。 しかし!しかし!私はオリーブオイルにも酢にもベビーリーフにも玉ねぎにも調和してくれる君に感動した!一本目、カルパッチョ対決の勝者は・・・・<ヨコスジフエダイ!>
お酢とオリーブオイルの援助を受けて、 カルパッチョの乱に接戦ながらも勝利を収めたヨコスジフエダイ! しかし、勝って兜の緒を締めよ!
真鯛の大太刀が鈍く輝く! カサゴの眼光が鋭く光る! 勝負2本目は炊き込みご飯対決!!
炊き込みご飯は塩焼きした魚を、酒T1、醤油T1、コブ出汁少々で味付けした米2合で炊き上げ、 身をほぐして混ぜ込みます。 まずは 真鯛。  内臓や鱗、血合いを良く取りたて塩をしてこんがりと焼いていきます。 ・・・・ んもぉ!この時点で食べたいぃ!!・・・いや。我慢だ!!  お釜に米と調味料を入れたら焼いた鯛を乗っけて、設定「炊き込みご飯」で炊飯開始。 20分後。 あばばば!!な、なんだこの香り!! この、欲望を掻き立てられる香りはぁ!! 思わず、Hな声が漏れちゃったよ!!
 だ・・・・だめだぁ・・・・ 身をほぐそうとしてるのに、 こいつの前に立っていると、香りが良すぎて腰から砕けちまう・・・ よだれがジュビィ!ジュバァ!止まらねぇぇ・・・ <鯛飯、頂きます!> うぅ・・・・炊き上げた後の骨で取った吸い物すら、旨そうな匂りが出てやがる・・・ 出がらしの骨なのに・・・ 汁。ウメェ・・・一体、どこまで旨みを引き出せるというのかね!?君は!そして、本丸、鯛飯は・・
もしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃ もしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃ もしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃ お、おかわり!!
もしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃ もしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃ もしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃ うぉおん!!箸がトマラナイィ!!骨にまだ旨みが詰まっていたはずなのに、 ご飯の旨いこと旨いこと! 真鯛はどんな風に料理しても美味しいですが、 この無限の旨みを引き出すには、 プロ級の料理スキルが必要でしょう!!修行するぞ!僕は修行するぞぉ!!つづいて、 カサゴ! う、ううむ・・・鯛飯の力を見せ付けられた今、 果たしてカサゴとフエフキダイで勝負になるのか!? いや、しかしカサゴの塩焼きも旨そうだぁ・・・ ムチムチパッツン!とした身に薄っすらと脂がにじみ出ている・・・うへへ・・・一匹ぐらいなら食べちゃっても・・・・ いや。我慢だ! 炊き込み中、ほのかで上品な香りが漂います・・・。 しかし、 鯛の官能的な香りを嗅がされた今となっては、いささかセクシーさに欠けますね。 <カサゴ飯、頂きます!> さてはて・・・いかがかしら? ん!? 
うほぉぉぉ!!旨いぃ!!
ご飯に絶妙かつ、極上の旨さと上品な香り!! これは鯛を上回る!! 鯛を上回る旨さですよ!! 確かに香りでは鯛飯の足元にも及びません。 しかし、米粒一つ一つにキメの細かな旨みのある脂がコーティングされている!!この旨みはカサゴの味噌汁からも判るように、アラの出汁だ!! 骨身の旨みが大量に溶け出してるんだ!!カサゴ飯!旨い!旨い!あ。 おいしいので、もしゃもしゃ食べたいんですけど 小骨がご飯中に混じっていますね。 前回ご説明しましたが、カサゴの血合い骨は変な箇所についています。 また、カサゴは炊き上げたときの身が柔らかく、ほぐした時に骨が引っ付きやすいため 分離するのがとても難しいです。 身の旨みはほとんどご飯に染み出していますので、 炊き上がった身はご飯に混ぜないほうがいいかなと思います。 ちょっともったいない気がしますが・・・。 ただし、そのようなハンデがあってもご飯の旨さは格別。 天上界に誘われる旨さです!最後に フエフキダイ! 素焼きにすることで、水がかなり出て身が締まっています・・・ おいしそうだなぁ・・・ ひと口(略  香り的にはカサゴより劣りますね。 さて、お味は・・・・ ちょっとまて。何でそんなに身に旨みが溜まってるんだ!?ポアレや天ぷらの時に比べ、 身に 格別なコクがあるんだが・・・・ あ!これはもしや・・・ ちょいと、ほぐした身を確認しますよ あ。まちがいない。 この子、調味料の旨さを全部独り占めにしてる!旨い、調味料の旨さを吸収したフエフキダイは、確かに旨い! しかし、ご飯に調味料の味が活かされていない事は 失策だ!今回は悪魔でも ご飯がメインの勝負。前回と違い、自身を引き立ててはならないんですよ!汝、「調味料の味」と言う着物を纏い美しく見たてたことは誉れ高き。 しかし、自身を引き立たせるために、米に周る旨みを吸収したとは 驕りである!!ご飯への旨さの提供。 この点を最大の焦点として、今回の勝敗を下す・・・ この勝負!判定は<カサゴ!>
2匹のカサゴが立てた!「お米」を立てた! 炊き込みご飯勝負には、己の身を徹して、 最上級の味わいを提供した カサゴが勝利を収めた!
しかし、雌雄はまだ決してはいない! 果たして、最後の勝負を決めるのは 献身のカサゴか!調和のフエダイか!威厳の真鯛か!
三番勝負最終勝負は、酢豚風酢魚!
では、まず中華なべを焼きましょう。 い、いや。別に酢魚に必須なわけではないんですが、 本格中華料理の勉強のために、買った中華なべ。 せっかくなので、こいつで調理をしましょう。 まず、中華なべに命を吹き込む焼入れの儀式を施します。  強火で空焚きし、表面の被膜を焼ききっていきましょう。 すっごい目が痛くなるので、換気扇をフル回転させましょう。  鍋全体の被膜を焼いたら一旦冷まし、油を敷いて鍋になじませます。 これでテフロン加工を施していなくても、こびりつきの無い立派な鉄鍋の完成! これからよろしくな!中華なべ1号!さて、本題。 材料は、玉ねぎ、しいたけ、赤ピーマン、にんにく、 ヨコスジフエダイ、真鯛、カサゴの切り身を使用します。  サクの状態からブツ切りにして、酒、胡椒、塩で下味をつけ、片栗粉をまぶします。  野菜類は、低温の油でざっと油通します。 まぁ、大して意味はないと思いますが・・・気持ちです。  魚は中温で揚げていきます。 いっぺんに投下するのではなく、油の温度が下がらないように何個かに分けて揚げましょう。 むほほほ! から揚げでもむちゃうまそうだなぁ・・・いかんいかん!つまみ食いは! これからが本番だよ!  野菜を炒めていき、ケチャップT3、砂糖T2、醤油T2、中華だしt2で味付けします。  魚のから揚げを投入し、味を絡めていきます。 全体に馴染んだら火を止め、水溶き片栗粉を回しがけし、 弱火でとろみを付けています。 うひゃひゃひゃ!お玉でガシャンガッシャン混ぜるのがたのし~い!テフロンフライパンで、こんなにガシャガシャしてたら、 すぐにテフロンがはがれちゃいますからね~! <いただきます!> 完成!3種魚の酢魚!見た目ではどれが真鯛か、フエダイか、カサゴかわからないですが、 食べてみればわかるでしょう! では、 いただきます!
んほぉ~!!ほほほほ!! サクッとした衣の中からあふれる3つの味わい! 酢やケチャップの味に屈しない確かな魚の旨み・・・これは真鯛!自己主張が少ないものの、サラサラと繊細な舌触りで旨い・・・・カサゴ!調味料との味の調和を生み出す包括力・・・ヨコスジフエダイ!同じ料理でも、これだけ個性が出るとは・・・料理ってやっぱり楽~しい!!し・・・しかし・・・・ 三番勝負とかぶち上げちゃったんだから、 一番うまかった魚を決めなければ・・・!! ど、どうしよう・・・よし・・・・ 今回の三番勝負、勝者は・・・・!! 結局、こんなオチですいません!!
<ご馳走様でした!>
アコウ、アマダイ、イトヨリ、大カサゴ・・・真鯛釣りの外道達。 ・・・て、言うか。ここまで高級魚が集まったら、外道ではなく オールスターだな!!では問題。 次の中から、市場価格の高い順に並べ変えてください。 レディーゴ!
ちょっと、赤坂5丁目をミニマラソンしてくるぜ!! てか、最近テレビ見てないんですが、今でもやってんのかな・・・? そんなネタは置いといて、まずはアコウ。  皮がしっかりとしており、身はプリプリしています。 ただし体表が粘膜で覆われているため、皮を生食するのは少し避けたいですね。  続いてアマダイ。 アマダイは実が柔らかいため鱗剥ぎを使用すると身が傷つきます。  なので鱗を皮ごと、そ~ぎ、そ~ぎ・・・ 身を傷つけないようにそぎ落とすのは・・・結構難しいですね。  鱗の付いた皮は捨てずに。高温の油で数十秒揚げます。 アマダイの鱗のから揚げ・・・ 前から食べてみたかったのよねぇ~・・・ さて、イトヨリ。 綺麗な魚ですねぇ~。スーパーで時々見かけますが、こんなに大きいのを見るのは初めてです。 スーさんいわく、死ぬのが速い魚なので、速めに〆て血を抜く必要があるとの事。 身はかなり柔らかいので。包丁の切れ味が悪いと、 刺身に引くときに身がつぶれてしまいます。  最後に大カサゴ。 40cmほどのカサゴは始めてみますね・・・ こんなに大きなカサゴなら、身はもとより・・・  少量の酒でアラを煮出せば・・・ 超~濃厚な、カサゴの出汁!! さらに、出がらしのアラを醤油、みりん、砂糖で味付けて、 カサゴのアラ煮!!うへへぇ・・・・・ 1匹で3度美味しいなんて・・・ 贅沢だなぁ・・ <いただきます!> 左からアコウ、カサゴ、イトヨリ、アマダイ! まずはカサゴ・・・んお!?これは普通のカサゴと違いますよ!!大きいだけに、味が悪くなるのかな?と思いましたが、 20cm程度のカサゴに比べて、身のもっちり感が倍増!! すっきりとした脂の多さが段違い!!しかし、 カサゴの本当のすごさは・・・・ こんの、カサゴの出汁で作った、卵雑炊!!ああああああああ・・・・ 幸せだぁ・・・なんて幸せになれる味なんだぁ・・・ 次にアコウ。これは・・・・ う~む・・・・ 美味しい。身に透き通る旨みがあり、美味しいのだが。 ・・・非常に贅沢な見解だが、 大カサゴに比べると・・・ 今一歩パンチに欠ける。
たぶん、皮目に旨みが詰まってたんだろうなぁ。 何も考えずに処理しちゃったので、かなり悔やみます・・・。 続いてアマダイ。身は水っぽく、刺身には向かないと言われますが・・・ ぜ~ぜん、そんなことはありません!!うっまぃですよ!!刺身!! 口に入れると、抜群の旨みが、とろぉ~~~・・・・と広がる!!そして、アマダイ鱗のから揚げ! これは・・・・ しゃくしゃく!っと軽やかな口ざわり。 しっとりと口の中に広がるアマダイの甘み・・・
これはイイ珍味だぁ~!!最後にイトヨリ。んほぉぉほほほ!! 舌触りは柔らかく、味は濃厚ぅ!! 皮目に独特の癖を感じますが、 まったく嫌味を感じない癖ですね!! ・・・これは正直、真鯛の刺身を凌ぎます。 う~ん♪アマダイ、イトヨリ、アコウ、そしてカサゴ! 真鯛釣りの外道なんて、口が裂けても言えなくなったぜ!!では、最後に アンサーチェック! チャンピョンにはクサフグ1年分プレゼント! <ご馳走様でした!!>
 シロサバフグ(福岡地方ではカナトフグ)は無毒のフグです。 スーパーなんかにも調理済みのてっさ(フグの刺身)が並んでますね。 ただし!シロサバフグとよく似たものに、 ドクサバフグと呼ばれる、全身毒だらけのフグがいます。 フグの調理は自己責任ですよ!
 シロサバフグとドクサバフグの見分け方は、 まず 背中のトゲトゲ。 ドクサバフグの背中のトゲは、背びれの付け根まで広がっています。 対してシロサバフグは頭頂部周辺の一部にしかトゲがありません。  次に 尾っぽの形状。 ドクサバフグの尾っぽは、深く切り込む(湾入する)タイプなのに対し、 シロサバフグはゆるく湾入します。 また、上下の白いラインがぼやけているのも、シロサバフグの特徴です。 さて。 フグの調理は、頭を落として皮を剥くと、非常に簡単ですが、 今回は頭部のアラも使用したいので、丸剥きにしましょう。  まず、尾っぽ、胸鰭、背びれ、そしてクチバシを落とします。 落としたクチバシの部分から、皮をひん剥いていきます。  内臓を傷つけないようにエラから外します。 ちなみに、皮に毒があるフグは、筋肉と皮の間にある筋膜にも毒があるそうです。 毒フグを扱うときは、綺麗な白身になるまで洗いましょう。 お目目も内側からひん剥きましょう。頭部を割って、脳を洗い流します。  と。一体は白子を持っていました。 フグの白子・・・捨てるのはもったいなさ過ぎる!!  肝も食べれるはずですが・・・ イマイチ食指が動く色合いではありませんね。 痩せていますし、今回は処分します。 最後に、尾っぽのほうから包丁を滑らせて身を外します。 ちなみにフグには血合い骨がありません。   半身はコブ〆に。 もう半身はキッチンペーパーで包み、冷蔵庫で1時間程度寝かせます。 アラは出汁にします。 いい出汁がとれそうですねぇ~・・・<いただきます!> シロサバフグのてっさ! 身はみずっぽく、刺身には向かないといわれますが・・・果たして。 ぐ・・・・・ ぐぉぉ!?これは猛毒だ!! こんなに旨い刺身があるなんて!! うま、うま、うますぎて死ぬぅ!! 猛毒すぎるぅぅ!! 舌に乗せると、トロリ・・・・ 風味豊かな味わいが・・・ じわぁ・・・・と溶け出す・・・水っぽいと言われますが、さほど気になりません。 ただし、身に味の移りが速いため、 コブ〆は10分~30分程度で引き上げたほうがよさそうです。  そして、 てっちり鍋。 う~ん・・・・ 出汁がよく効いてる!! てっさは、しゃぶしゃぶしても旨い!!白子はさっと茹でポン酢でいただきます。  ・・・うん。 濃厚な味わいなのだが、今一歩かな? ちょっと苦い部分があるので、処理を間違ったのかも知れませんね。 しかし、こんな真夏に、冷房をガンガン稼動させ、部屋で鍋を作る・・・スーパー裏エコロジーです。さて。 こんなに美味しいフグ・・・・ その集大成が雑炊!! うはぉーーーーーーーーーーー!!
ウマァイ!!旨くて死ぬぅ!!こんなに旨いなら、もしちょっとぐらい毒が盛られていても、 食べます!! 死にながらでも食べます!!
・・・ふふふ。 フグの旨さを知ってしまった今・・・・ もう逃れられんことは・・・わかっているだろうな。  <ご馳走様でした!!>
 愛しのエリちゃん(エリミネータ250V)で、 佐賀県は呼子にツーリング。 たま~には、釣り以外のこともするんですよ☆  いやぁ~。海は、 釣ってよし!潜ってよし!眺めてよし!海のある国に生まれたことを感謝しなきゃなぁ~・・・ さて、せっかく呼子に着たので、 イカを食べて帰りましょう。何の変哲も無い、普通のお店を適当に選び中へ。 座敷に座り メニューを広げると・・・

イイイイイイイイイ、イカが2900円!? イカの活け造りとご飯、汁、茶碗蒸しで2900円!? 確かに美味しい! 身は透明で、ねっとりと甘い。でも、イカってそんなに高級魚だったっけ!? と、言うわけでエギングセットを持って、近場の堤防へやってきました。 エギとは、主にイカを狙うためのルアーの一種です。 本来イカを狙うならアジや子サバなどを活き餌にするのがいいのですが、 仕事帰りにでもちょいと晩御飯のおかずを釣るならエギングが一番!今回は、一つテンヤ用の先の柔らかいロッドとPE0.8号の巻かれたスピニングリール。 2号のエギで釣り開始です。 このところこの堤防では、 太刀魚が釣れると聞きました。 ならば・・・・ ”あいつ”がいるのは間違いありません!
夜9時。 周りも真っ暗になったころに堤防に到着。 車からタックルを引っ張り出し、エギをキャスト! エギが小さいので、大きくあおる必要はありません。 ロッドを下げて、 ツンツンツン・・・ツンツン・・・誘いを入れると・・・ ククク・・・・クククク・・・・ぴゅ!ぴゅ!ぴゅーー! よぉし!狙い通り ジンドウイカ(ヒイカ)が釣れました! ジンドウイカは体調10cmほどの小型のイカで、夏の産卵シーズンになると岸に近づいてきます。 このジンドウイカを狙ってやってくるのが太刀魚。 つまり、太刀魚の釣れる場所ではジンドウイカの出現率も上がります。 では。おまちかね!500円のエギを使って、会社から10分の海で、5分で釣れた 新鮮なイカを頂いちゃいましょう!! 用意するのはイカ。 以上!今回はオプションで、 お皿と割り箸付きです。 では・・・ <いただきます!>[ 広告] VPS1時間ほどで雨が降り出したので納竿、釣果は4匹。  晩御飯には少し寂しいですが、残りは丸ごと串焼きにしましょう。  うんうん。 踊り食いのほうが美味しいですが、火を通しても美味しいですね~。 皆さんも、お仕事帰りの イカの拾い喰い・・・いかがですか?<ご馳走様でした!>
 綺麗な姿に、しっかりとした旨さを持つイトヨリ。 刺身はもちろん美味しかったですが、和・洋・中どんな味付けにも合いそうです。 う~ん・・・。 今回はイタリアンでアクアパッツァを作ってみましょう (ドヤァ!
んっん~☆ア・ク・ア・・・・
パッツァ! ん~ん☆ ビーフストロガノフや、 ゴルゴンゾーラと同じく、 思わずドヤ顔しちゃう言葉の響き!!・・・まぁ、 アクアパッツァなんて作ったこと無いし、作り方も知りませんけど。えぇ~っと。まず何からすればいいんだ?  イトヨリを三枚におろし、血合い骨を抜きます。 オリーブオイルにつぶしたニンニク一欠けらを入れ香りを移していきます。 塩胡椒したイトヨリを皮から両面焼きます。今回は乾燥タイムをパラリとな。 水をイトヨリの半分浸かる程度まで水をいれ、プチトマト、砂抜きしたアサリを加え 水と同量の白ワインを加えます。  フタをしてアサリの口が開ききったら完成。 ひじょぉ~に簡単ですね。<いただきます!> しっかし、こんな水と白ワインで煮た料理が、本当に美味しいのでしょうか・・・ あまり期待せず一口・・・いただきます。 おぉっぉおおおおおおおおお!! むほぉーーーーーーーーーー!! うまぁぃ!!アサリの旨みが溶け出したスープに、 火が通りしっかりとした身質のイトヨリの・・・・旨みが・・・ほぉわぁぁぁん・・・・・口に・・・ ひろがるぅ・・・ただしこの料理は、白ワインにより味が大きく変わると思います。 今回使用したのは、安い甘口ワイン。 ぐぅーーー!っと前面に出た甘みが、少々イトヨリの味を曇らせています。 すっきりした白ワインで作るとどのように変化するか・・・・ 魚の種類を変えてみれば?貝の種類を変えてみれば?・・・・ う~ん!簡単な料理なだけに、色々とアレンジできそうな料理ですねぇ!!・・・んで。余ったスープ。 アサリとイトヨリの旨み、プチトマトの酸味と甘いワイン、胡椒のピリからさで 絶妙な味付けになっている、このスープ・・・ 今回はイタリアン!!もちろんこのスープの使い道は!! ね・こ・ま・ん・ま えぇ? ぱすたぁ?この味ならパスタじゃなくて、絶対お米ですよ。 思ったとおり、ご飯にかけて、絶品!!飯が何杯でも喰えちゃうよぉ~!!まぁ、アクアパッツァで ドヤ顔してましたけど、 結局のところは酒煮ですからね。 <ごちそうさまでした!!>
現在洋食修行中!「私このパイ嫌いなのよね。」なんて言われたら、 風邪ひいて会社休みます。
 まずカボチャの皮を剥き、細かく切ったら器にラップをかけたら電子レンジで蒸かします。 蒸かしている間にホワイトソースを作りましょう。 牛乳と小麦粉を 適量混ぜ合わせ火にかけ、塩一つまみとホワイトペッパーで下味を付けます。  バターで炒めた玉ねぎと、つぶしたカボチャ、ホワイトソースを混ぜ合わせ荒熱を取ります。  本来ならば ニシンを用いるのですが・・・ まぁ、 真鯛なら何だって合ってくれるでしょう。 塩胡椒をし、クッキングペーパーに包んで15分ほど水分を抜きます。  トレーにパイシートを敷き、カボチャのソース、真鯛の切り身を乗せたら チーズを乗せて・・・ パイ生地を・・・・こ~んな魚の形に・・・・切る! (う゛・・・・) え!?・・・・魚に見えない・・・?・・・・いやぁ~、 そっくりですよ。
・・・・ クラムボンに。 卵黄を表面に塗り190℃のオーブンで約40分。ふっくらと膨らんだら完成!! <いただきます!> 初めてのジャンルにしては、いい焼き上がりですね。・・・切り分けちまったら、魚の絵なんて関係ないぜ。では、 いただきます!ん。 おいしいですよ。 鯛とチーズの相性が思ったよりもいい! さすがどんな料理でも合う千両役者!!しかし・・・ カボチャの甘みが強すぎる!!カボチャって、こんなに甘い味がするのか!!今まで使ったこと無かったからなぁ・・・。 完全に鯛の味を殺してる~ さらにホワイトソースの粘度が高すぎ!!小麦粉が多かったか、塩が多かったか、火にかけすぎたからか・・・ ホワイトソースも初めて手がける料理だからなぁ~
今回は完全に調理技術不足!!修行!修行!料理修行をしなくては!!あなたの町に、空飛ぶおっさんが料理修行にやって来るかも!<ご馳走様でした!>
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