
ゴンズイの幼生はゴンズイ玉といわれる密集隊形で活動します。
なのでカゴ罠が経路上にあると、この通り。これでも、半分以上リリースしてます。

対して20~25cmほどの成体は単独で活動するようです。
このサイズは捕獲できても日に1匹以上かかっていることはありませんでした。
さて。小さいゴンズイは、柳川風にして賞味しましょう。

ごぼうをささがきに削いで、水にさらして灰汁抜きをします。
醤油、酒、みりん、水を2:1:1:3の割合で火にかけ、
ごぼう、玉ねぎと長ネギの薄切り、を投入し、煮立ったら三枚におろしたゴンズイを入れます。
最後に卵で閉じて、できあがり~
・・・・う~ん。なんか微妙な見た目だな。よく考えてみたら、柳川風の料理なんて食べたことが無いんだし、
何が正解なのかも良くわかりません。
柳川って言ったら、ドジョウで作る鍋のはずですが・・・今時ドジョウってどこで釣れるんですかね?
とりあえず、
恋しちゃう味のゴンズイちゃん!いただきます!
・・・うん。
おいしいですね。ゴンズイの身は火にかけると見離れがよく、
生でモチモチしていた身が、フワフワな食感に変わります。
ゴンズイの毒はタンパク質性の毒なので、
加熱することで分解してしまいます。
よって、万が一毒針を抜き忘れていても安心して食べられます。
・・・まぁ、後は
すき焼きみたいな味付けをどうにかできればよかったのですが。
この辺は勉強が必要ですね。
さて。残った大きなゴンズイは・・・
カボチャと
味噌汁にしましょう。
ゴンズイはカボチャと味噌味にすごくよく合うそうですし、
この時期カボチャ、安いですもんね。
ゴンズイは頭をとらず、毒針を三本しっかりと切り取ったら
内臓を出し、出汁をとるために水から火にかけます。
う~ん・・・・ひげが水の中でヒヨヒヨしているゴンちゃん。
ちょっと気持ちが悪いですね。ゴンズイを入れた鍋が沸騰したら、下茹でしたカボチャを投入。
一煮立ちさせ味噌を溶き、浅葱をまぶして
いただきます!

こ、これは・・・・
ネット上には結構ゴンズイの食味レビューがあって、
どこも「うまい!」「うまい!」と絶賛されていましたが、
私的には刺身も柳川もそれほど「ウマイ!!」とは思いませんでした。・・・・しかし・・・・なるほど。
このサイズのゴンズイは確かにウマイ!!まず。
出汁!!鰹や昆布とは全く異なる、深みがあるやさしい味。
どこまでも滋味深い味わい・・・・汁に浮いているフツフツとした脂と旨みは、
小魚とは思えません。
さらに身。見離れがよく、ふっくらとした身はカワハギ・・・・!いや、ねっとりと甘い脂はカワハギ以上の食味!!
最後に皮目。火にかけると身の皮は萎縮して食べるところがなくなってしまいますが、頭の皮は健在!!
見た目・・・・かな~り気色の悪い、デロデロの頭と、濃厚なKISS!をすると・・・とろけるうまさがぁ・・・・あふれ・で・る!!頭と骨をチュチュチュ!っとしゃぶり上げると、
いやいや・・・
悪名高いゴンズイとは思えないほどの満足感があります。ちなみに、ゴンズイの表面のヌメリですが、
今回、(ミスで)取らずに調理してしまいましたが、
全く臭みがありませんでした。ウナギやナマズは確かに臭みになりますが、ゴンズイの場合は
わざわざ取る必要は無いと思います。
さぁ!皆さんもゴンズイとの熱いチューをいかがです?ほら!・・・・可愛くみえてきたでしょう?

「彼誰時(かわたれどき)」日中活動する魚が起き出し、夜間活動する魚が忍ぼうとする境目。
海中でも誰が誰だかわからない暗さなのでしょう。
寝ぼけ眼でうろついている小魚を夕食にしようと大魚が待ち伏せている・・・・そんな時間帯です。
それまで静かだった海中から、チャプン・・チャプン・・ と聞こえてきたら。 「朝マズメ」 チャーンス!!
寝起きに釣られてしまった不幸なサッパ君に針をかけ、
どぼん!と足元に沈めてやりましょう。
んっん~☆それにしてもいい秋晴れの朝焼けだなぁ!
波も風も無い、絶好~~の釣り日和だな!
おや~ん?
ふふふ・・・今日のサッパ君は、寝起きから竿を引きずるほど元気がいいんだなぁ!
元気よく泳いで、フィッシュイーターにアピールを・・・
うわぁ!!もう喰われてた!!
竿が海に引きずりこまれるぅ!!

56cm。
ここまで成長するには、およそ15年から20年かかると言われています。
10万粒以上の卵の中から生存競争に勝ち抜き、
敵無しとなるまで成長して、悠々と大海を泳いでいた。
それが、たった1本の針と糸により
今私の前に食材として横たわっている・・・
ただの食材には感じないだろう、このアコウに対する
えも言われぬこの気持ち・・・それは
自分の持ちえる技術を集結し、至高の料理としていただくこと。
これこそ私が貴方に送る
心して研いだ包丁を、エラ蓋から右斜め150度に鋭く
第一刀を・・・・入れる。
うおぉぉ!!骨が硬すぎてこれ以上、刃が進まないぃ!!
こぉのこのこのこのこの!!こんのぉーーーーー!!はぁはぁ・・・
ほ、包丁の刃元が欠けちゃったよ・・・・。
ガッツン!!ガッツン!!ガッツン!!ガッツン!!
ふぅふぅ・・・・
硬い地面にまな板を置いて、頭と尾っぽを目打ちで固定し、
プラスチックハンマーで包丁の背を叩きまくって、
何とか三枚におろせた・・・ぞ。臭い事述べて置きながら、
結局、
土木工事みたいな方法で料理しちゃったよ・・・
さて。
半身の厚さもかなりのもの。
躍動感を感じる身に、薄っすらとしたピンク色の身がとても綺麗ですね。

頭は半分に割って(これも土木工事で)
湯引いてヌメリと血合い、鱗を取り除きましょう。
30分ほど灰汁を掬いながらアラを煮出したら、
野菜と、切り身を入れて・・・
アコウのちり鍋!
いただきます!!う・・・・・この・・・・・・出汁・・・・・大海原を生き抜いた力強さ!?
たくましい、たくましいぃぃ味・・・・出汁に浮かぶホツホツとした油は15年以上を生きた記憶の粒か。一口すすれば、「スパァン」と力強く海で過ごした魂が体の中に染み渡ってくるようだ・・・
20数年間、ぬるぬると過ごして来た私が味わっていいものなのだろうか?
いや。そんな私だから感じるのかもしれない・・・この
狼狽するほどに感動する力強い旨さを・・・
しかし・・・・・・
身。
旨い。確かに旨い。
身も確かに美味しいのだが、
しっかりとした身質は、熱をかけることによって硬く、
厚く切った身は固持なまでにその他の味付けと調和しない・・・・彼に対して感謝の念を送ることを決心した者として、
この料理に対して、最大の賞賛を送ることは・・・できない!!
では、刺身、そして皮の湯引きは・・・・!うん。皮の湯引きは、コリコリとした歯ごたえの中に
じんわりとした、深い、深い旨さが広がる・・・
そして刺身。前回は比較対象がいたので
「そうでもない」と感じてしまったが、
薄く削ぎ切った身は、氷を割るかのごとく。細い一本の筋が通った味わいは、
ほのかな余韻を残し喉を通る・・・。
出汁の力強さと比較して、
なんと上品、高貴すぎる食味なのだろうか!!
・・・・・見えた。
私の思う最大にして最高の感謝の料理。
出汁の力強さ。そして身の高貴さの両方を併せ持つ一品・・・・
それは
アコウのそぎ身に叩いた梅干、昆布、浅葱を散らし・・・・・
沸騰した出汁を入れた、
アコウの梅昆布茶漬け。
出汁を注いだら、即座に喰う!!熱い力のある出汁で薄く熱の通った身を口にいれ、
その柔と鋼の狭間をかみ締めると・・・・強く、たくましく、そして気品高い、
至高な味わいが同居した一瞬・・・
熱で茹だれる寸前に見せた一瞬に見せた複雑な食味・・・・
凡庸、あまりにも凡庸な感想。
しかし、私にはこの感動を表現する語彙力が足りない。
しかし、この感動の心を
言葉では表現ができない私からの
最大にして最高の賛辞・・・・それは
毎週、死んだ目をして起き上がる月曜の朝を、
15分も早く出勤できるほどの元気を・・・頂きました!!
ねんがんの とうこうきをてにいれたぞ!前から欲しかった投光器。
自作してみようと思っていましたが、アマゾンで手ごろな値段の充電式投光器があったので、
試しにポチしてみました。
うへへへ・・・・この投光器さえあれば、夜釣りがもっと楽しくなるなぁ~!
早速今夜、夜釣りで色々とためしてみよ~っと♪
・・・って
うぉぃ!?
スイッチをOFFにしてるのに、電源が落ちねぇ!!
充電式機器の電源が落ちないと言う、
とんでもなく危険な初期不良のため、仕方が無く返品・・・
ウキウキワクワク感が一転、しょんぼりな気分になってしまいました・・・。
それから1週間後、仕事帰りにようやく修理から帰ってきた
投光器を手に、近くの波止場へやってきました。

ひとまず試験的な方法で投光器を固定。
スイッチを入れると、海面に光のスポットが出来上がります。
光が刺す海中には特に生体反応は感じられません。
う~ん・・・このあたりで投光器を使っている人を見たことは無いし、
釣果情報も聞いたことは無いんですが、
たぶん・・・・いるはずなんだよねぇ・・・・「あいつ」が。投光器を点灯して、およそ5分後・・・・
闇の中から・・・・
キタキタキタ~!!寄ってきた!!
姿を見せたのはヒイカ(ジンドウイカ)の軍団!!
お~!思った以上にたくさん集まってきたな!!しかし、小魚も寄ってきていないのに、何しに集まってきたんでしょう?
光の中を集団で横切ったり、直角に曲がったりと、自由な動きを見せるヒイカ軍団。
せっかくなのでしばらく観察してみましょう。

しばらくヒイカを見ていて気が付いたのですが、
たまに1匹で行動している「はぐれ者」がいます。
このはぐれ者、
浮いたり・・・
沈んだり・・・
回ってみたり・・・・
変色したり・・・
墨を吐いたり・・・
他のイカに喧嘩を吹っかけたり・・・3対1になって逃げ出したり。
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VPSとにかく他のヒイカと比べて、フリーダムに行動しまくっています。
なんとも見てて飽きません・・・。
さて、そろそろヒイカを獲りましょう。
前回はポイ太郎さんから

と、
エギングで釣るように教えられていましたが・・・・集光させれば網で掬ったほうが早いです。
イカの進行方向からゆっくりと細目の網で掬ってやりましょう。ものの10分で72杯のヒイカが獲れました。
う~ん・・・!投光器!色々と捗りますねぇ!あの時のワクワク感を台無しにしてくれた分、
今度は本当にぶっ壊れるまで、使いつぶしてやるけんね!!
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標準和名「ジンドウイカ」「ヒイカ」、「コイカ」、「ベイカ(別種に同名がいる?)」などの、
馴染みが深いからゆえに俗称の多いイカです。
普段私は「ヒイカ」と呼ぶので、このブログでも「ジンドウイカ」か「ヒイカ」を使用しますが、
北九州地方では
「ポコチンイカ」と呼ぶのが普通のようです。
何、想像してんのさ。単なる俗称ですよ。俗称。
しかし、最大約15cm程度がポコチンイカねぇ・・・
・・・え!?いや!別にコンプレックスとかは無いですよ!!

小型のヒイカは他のイカのように肝を引き抜くのが難しく、またコツがいります。
胴を2つに割って、頭と内臓、背骨を外しましょう。
次に胴に包丁の切っ先を当て、耳と一緒に皮をこそぎ落します。
ヒイカについているところは見たことがありませんが、
一応皮目にアニサキスがいないか確認するといいでしょう。
ヒイカの刺身!前回のヒイカは
丸呑みだったので、刺身は今回が初になりますね。
では、
いただきます!!
ムホッ!!・・・こ、こいつはヤベェ!!
呼子のイカ刺し定食は2,900円。ヒイカ捕獲にかかった費用は
LED投光器を5分点灯した・・・・・
おそらく1円25銭。
甘み的にはヤリイカに少し劣るものの、
それでも同じファミリー(科)に属していることもあって、舌の上でとろける身質は極上のイカ刺し!!もちろん呼子のイカ刺しなんて、
夢の国のチュロスみたいに
ブランド代が上乗せされまくっていることは承知していますが、
ヒイカの旨さが世に広がってしまったら
ヤリイカの先物価格。
暴落しますよ。刺身もいいですが、ざっと茹でたイカの胴と、スライスした玉ねぎとグリーンリーフに
お酢、オリーブオイルを同量、砂糖、塩、胡椒を適量、醤油を1,2滴たらしたドレッシングをかけて、
ヒイカのサラダ!う~ん・・・・!
軽く熱が通ったヒイカの身は適度に歯ごたえがあり、
シャキシャキの野菜にちょっとした
ゆるいアクセントが加わって面白い!オリーブオイルとの相性も抜群ですね!!
さて残った頭と肝ですが、ゲソだけを分離するのは非常に骨が折れます。

この際全部大根と一緒に、醤油、砂糖、みりん、酒と赤唐辛子で甘辛く煮付けてやりましょう。
ヒイカと大根の甘辛肝煮う~ん・・・どうも内臓を使う料理って、生臭くなりそうなんですよね。
ともかく、ヒイカをパクっと・・・・
・・・・ポコ。
ポコポコポコポコ
ポコポコポコポコポコ旨ぇぁ~~!!!!
イカの肝って、こんなにもコクと旨味があったとは!!肝をかみ締めると、ふくよかで濃厚な味わいがじっとりと染み出す!!
クチバシのカリカリと、ゲソのサワサワ感が舌触りに変化を与えて楽しい!!そして何よりも大根がとんでもない旨さになってる!!
ヒイカ自体はおつまみ程度の量しかありませんが、、
野菜に旨みを提供するといった意味で、ヒイカの肝は超優秀な出汁提供者!!いろんな野菜と煮付けることで、無限に広がる
煮付け ワールド!寒い冬に滋味深い一品を加えることができますね!!そんな胴も肝も旨いヒイカですが、やはり小さいものを裁くのは手間。

では、この
ヒイカのポンポン焼き!
新鮮なヒイカであれば下処理なんて一切いりません。
調味料も無しに、丸のまま網の上で焼きます。
ただし、このポンポン焼き、
何よりも重要なのは焼け具合と食べるタイミング!
よぉ~く耳を澄ませて、焼き具合を聞いてみましょう。取れたばかりのヒイカは海水を含んでいるので、
焼きが進むと胴が膨張していきます。
火にかけるとヒイカは、
「むつ・・・・・むつ・・・・・」と音がし初め、しばらくすると・・・・
「・・・ムツムツムツ・・・ムツムツムツ」
さらに・・・
「ポコ・・・ポコポコ・・・ポポポポポポポ」そして・・・・
「ポン!」とはじけて、しおしおに成ります。
この「ポコポコポコ」のタイミングで口に入れ歯を立てるとお口のなかで・・・・ポフゥ!濃厚な肝の旨みと、薄っすらとした海水の塩見が素晴らしくいい塩梅に!余すところの無い旨みを凝縮したヒイカは小型爆弾と形容してもいいでしょう!
どのタイミングでも美味しいことは美味しいのですが、
焼きの進んでいない状態では、
少々イカ臭いですし、
はじけた後は、
しおれて縮こまった味になってしまいます。
やはり
むっつりと膨らんで今にも弾けんばかりのポコチンイカをいただきましょう!・・・・え!?卑猥に聞こえる?いや!ただの食味レビューですからね!
ところでこのランキングを見てくれ。こいつをどう思う?
い・・・いつも多くの投票をありがとうございます!

11月も半ば。数週間前まではまだ残暑が厳しく、
もう冬は来ないのではないかなどと、
アステカ人ばりの心配をしていましたが、
・・・とんだ杞憂だったぜ。寒っむ!寒っむ!!念のために持ってきた冬用ダウンが無かったら死んでたぜ!さて、今回もアジモンゲットだぜ!
日が昇りかける時間帯。
震える体を抑え・・・
凍える手足で釣りをしていると・・・
サッパ以外な~んも、釣れましぇんでした!
1度当たりがあったのですが、
合わせるタイミングで根に潜られてラインブレイク。
泳がせ釣りは、飲み込みから合わせの間に、
針掛りしていることを気が付かれないようにする技術が必要です。
小魚を泳がせるだけの釣りに見えますが、大型を仕留めるのは案外難しいです。
まぁ、釣れなかった事の最大の原因はスナメリのご登場。
サッパすらサッパリ釣れなくなるほどでした。
・・・さて。
釣行の度に持ち帰るサッパですが、大抵は酢漬けにして少しずつ食べています。
決して料理のメインとなる食味ではないのですが、
マリネのように色々な野菜と合わせることで小鉢として重宝しています。
無ければ無くてもいい。
しかし毎年晩夏から晩秋に思い出して食べたくなる。
そんな「季節を感じさせる」ことになるであろう一品ですね。
ところでサッパの酢漬けと言えば、
こちらのほうが定番なのでしょうか?

塩をまぶし1時間ほど置いたサッパの頭、内臓、腹のギザギザを取って、
腹開きにしたものを焼きます。皮目がフツフツと浮いて濃い小麦色になり香ばしさがでてきたら、甘酢に漬けて1日ほど寝かせます。

サッパの焼き酢漬け!
いただきます!
ん~。
小鉢要員であることは変わりませんが、
普通の酢漬けよりか味が出て美味しいですね!生の酢漬けが、残暑厳しい秋口に冷酒であっさり頂くのに対し、
焼きの酢漬けは、初冬に芋焼酎のお湯割りでつまむ・・・そんなイメージ。
本物の料理人ならばこんなイメージではなくて、
気温や器、メイン料理の味付けで明確に使い分けるのでしょう。
私もそうなりたいものです。
定番の2品を作ったところで、まだまだあるサッパさん。
う~ん。どうしたもんか
・・・・は・・・ハックション!!うう・・・・
グスグス季節の変わり目。必ず風邪気味になるなぁ・・・
こういうときは温かい料理を・・・・お!そうだ!
残ったサッパを多目の塩に漬け、2日ほど冷蔵庫で寝かします。
寝かしたサッパは大量の塩水で茹で上げ干します。

暑い時期は冷蔵庫内で干したほうがいいですが、
こんだけ寒くなれば外気で大丈夫でしょう!・・・ちょっと車通りが多い道沿いに住んでますが。
まる3日ほど干し上げて・・・
ママカリ煮干!次にママカリの内臓と頭をちぎって、昆布と一緒に1時間ほど水につけます。
鍋をとろ火にかけじっくりと煮出しましょう。
おお。思った以上にしっかりとした出汁が取れたな。豆腐を賽の目にきって、少な目の味噌を溶いて、浅葱まぶして完成!
ママカリ出汁の味噌汁!お~!いい香り!!
いただきます!む。むほぉ!滋味豊か~~~な味わい!!風味は同科のカタクチイワシ(一般的な煮干)とそっくりですが、出汁の濃さと深みが段違いです!!こんな味噌汁を毎朝いただけたら風邪なんかひきませんよ。絶対。さて。今回最後に残った5匹のサッパ。
先日このブログのコメントで頂いたご依頼の通りに・・・
LABO(研究室)送り。本当の目的はこいつの研究なんですが、 →
虫苦手な人はミナイホウガイイヨ宿主のサンプルも必要との事でしたので検体として提供させていただきました。
よ~く冷凍したら、クロネコ冷凍便で送付!サッパよ!明日の科学の糧となれ! ・・・あの~?
|  |
「・・・・はい?」

これ、危険な生物とかじゃないですよね?
|  |
(し、しまった!もっとオブラートに包んだ言葉を使っとくんだった!!)
\ご馳走様でした!/
先方の研究室では各地からウオノエ類のご提供者様を募っています。
ご協力いただける方は管理者閲覧コメントにご連絡ください!

・・・・うず。・・・・・うず。
うずうずうずうずうずうずうず
くわぁーーー!!久しぶりに浮きフカセ釣りがしてぇぇぇ!!メジナ!メジナ釣りにいくぞぉ!!
だが、若松沖波止には行かないよ。こんだけ大々的にad打ってたら、どうせ沖波止は満杯でしょう。
それにしばらくは行かないことに決めてたもんね。

場所はいつもの波止。
これまでに会った釣り人に、メジナをメインターゲットにしている人が割といました。
おそらくこの場所でもメジナは釣れるのでしょう。・・・数が出るかまではわかりませんがね。
相変わらずサッパが多いので、付け餌はコケブ。
撒き得はパン粉2kg、米ぬか1kgと押し麦を配合しました。
日の出。
満潮からの下げ初め、潮が流れ始めると0号の浮きが・・・
スーーーーーーーっと海中に消し込む・・・・。
間髪!合わせを入れるとキュ!キュ!
キュ!!キュキュキューーーー!!!
うお!っうお!!激しい引き!右に左に激しく動き回る!!テトラに突っ込もうとするので、竿を操作し防ぐ!
薄暗い海の中、浮いてきたのは海よりも深い蒼の魚体!

ひっさしぶり~!手のひらサイズのメジナ!
メジナは撒き餌で警戒心を解かなければ全く喰わず、
海中の撒き餌ラインから外れると喰いが浅くなり針掛りせず、
仕掛けを張って流さないと当りが取れないなど、テクニックが
非常に難しい!しかし、その難しさがまた魅力的!
やっぱり楽しいメジナ釣り!!さて。日もすっかり昇り、魚の活性もひと段落したころ、
オーディエンスの視線を感じ、振り返ってみると・・・ \つれますか?/
・・・・ええ。釣れてますよ。
この妙に人に慣れている
ジョナサン(勝手に命名)は、よく見ると左足を怪我しています。
一応飛ぶことはできるみたいですが怪我の影響か長くは飛べないようで、
ジョナサン以外のカモメ達はすでにどこかへ移動していました。
おそらく群れで生活できなくなってしまい、人間から釣った魚をもらって生き繋いでいるのでしょう。
なんと不憫な。飛べなくなったジョナサンよ。ほい。お食べ。


ん~。こういう動物って、もう長く生きることはできないんでしょうね。
なんかかわいそうに見えますが・・・自然に生きる動物ですからね。
仕方がないのでしょう。
ピク・・・・ピクピク・・・・んお?浮きにメジナではない何かの反応が。
\おひさ。/
・・・・・。
・・・・こんのぉ、ぷくぷく野郎!!
久しぶりに顔を見たと思ったら、思いっきりハリスを齧りやがって!!君はお家に帰りなさい。
ポイ!パク。
あ!!ジョ、ジョナサーーーーーン!!放り投げたクサフグをナイスキャッチ♪(い、いや!関心している場合ではなく、これは止めたほうがいいのでは??)
(でも・・・自然の慣わしに手を出したらいかんのでは?)
(それともカモメってフグの毒には耐性があるのか?)
(止めるべきか!止めざるべきか!!)
・・・その後ジョナサンは、
クサフグを咥えたまま
どこかへ飛び立っていきました。
きっと天国から
いつか輝くカモメとなって、
私達に新しい飛び方を教えに来てくれる事でしょう。
\つぎは?/
あ。生きてたよ。この子。そんなジョナサンの熱視線を受けていると・・・
シュピーーーーーーン!!く、くッ!!今までに無い強烈な絞込み!!竿を操作しながらテトラに潜られないように!!
急な引き込みには体のバネを使っていなす!
糸は不用意に出さないよ!
何度も浮かせて空気を吸わせ弱わらせる!
タモいれのときも気を抜かない!すばやく掬う!!
足の裏大!!このサイズだと引きが強烈!!しかし、40、50cmになるとさらに強い引きになるそうです!
まだまだ知らないメジナ釣りの世界!いつか自分もこれ以上の引きを体験してみたいぃ!! ~♡
|  |
あげないよ!釣果!
20cmの手のひらサイズが8枚。
そして30cmのメジナ!このサイズは初めて!うれしい~!
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