
まずは
大型獣イノシシ、
ニホンジカ、
イノシシと豚の混血であるイノブタ、北海道に住む大型のエゾシカも狩猟対象です。
狩猟鳥獣には、一日に獲っていい捕獲数が決まっているのですが、イノシシは無制限です。
鹿は1日1頭ですが、近年ニホンジカによる食害の被害が増加した事もあり、
福岡県を含む多くの県で、無制限に緩和されています。

北海道の
ヒグマ、本州・四国の
ツキノワグマ九州のツキノワグマは1957年以降「絶滅」とされていますが、
現在でも
幻のくまさんの目撃情報が多数あるようです。
そんなプレミアムな熊さんでも、遭遇はしたくないですね・・・。

続いて鳥類、
陸鴨マガモ、
カルガモです。
鴨の中の鴨と言えばマガモ。馴染み深い鴨と言えばカルガモですね。
ちなみに繁殖期の鴨類は、カルガモを除いてオスとメスで毛色が大きく異なります。
今回、図に出しているのは全てオスになります。

手前から、
コガモ、
ヒドリガモ、
オナガガモ『よく見かける鴨』とwikiには書いていますが・・・
いままで興味が無かったので見たことはありませんでした。今回を期に、ちょっと近くの池でも散歩しに行ってみようかしら?
ハシビロガモ、
ヨシガモ鴨は冬に日本へ来る渡り鳥で
冬鳥と呼ばれます。
ただし、カルガモだけは一年中日本に居る鳥で
留鳥と呼ばれます。

次は
海鴨。
手前から、
スズガモ、
キンクロハジロ上記と同じ鴨でも、こちらは海に好んで住むタイプですね。
陸鴨は水中に潜るときお尻が浮き上がるのに対して、海鴨は完全に潜水できます。
また、垂直離水する陸鴨に対して、海鴨は水面を蹴って助走をつけて飛び立ちます。
同じような顔して、何でそこまで違うのでしょうかね?
クロガモ、
ホシハジロです。
海鴨は陸鴨に比べて、
『肉が臭くて喰えたものじゃない』・・・とか。
ふ~ん・・・そうですか・・・
じゃあ、食べてみないと気が済みませんね。
鴨類は合計して1日に5羽。
例えネギを背負って来ても、5羽以上はお帰り願ってください。
鴨以外の水鳥左から、
ゴイサギ、
カワウ、
ゴイサギはフクロウ類以外ではあまり聞かない夜行性の鳥。夜目は大丈夫なんでしょうか?
カワウは
30年前は絶滅寸前だったのに、今は増えすぎちゃって困られている鳥です。
人間の都合で、守られたり殺されたり、なんだか可愛そうな気もしますが・・・。

バン。
こいつと似た名前に『オオバン』が居ますが、こちらは非狩猟鳥獣です。
名前だけで覚えていると混乱します。
また、黒い鳥は非狩猟鳥獣の中にも多いので、しっかり見分けないといけませんね。
捕獲数は1日3羽です。
陸鳥。
左から、
コジュケイ、
ヤマドリ、
キジヤマドリとキジのメスは非狩猟対象です。
日本の国鳥!非常に美しく、なおかつ肉も旨い!
狩猟でも人気が高いキジですが、一般的の猟法では
相棒
の存在が必要です。
ハンターとしては、いつかは捕獲したい獲物ですね。
捕獲数はヤマドリ・キジの合計2羽まで。
コジュケイは5羽までです。
ヤマシギ、
タシギすずめの倍ほどしかない大きさですが、
知る人ぞ知る旨い鳥なのだとか。
う~む。見かけでは判らないものですね。
捕獲数は1日合計5羽です。
キジバト、
『鳩』で取れるのはこいつだけ。
その辺にいる『ドバト』は非狩猟鳥獣ですよ。
朝早くに目が覚めると
「クークー・ポポゥ。クークー・ポポゥ。」と聞こえる鳥の声。
小さい頃、
この泣き声がすごく怖かった思い出があります。いつかあの時の恨みを晴らしましょう!
ただし捕獲数は10羽までです。
ヒヨドリ、
ニュウナイスズメ、
スズメ、
ヒヨドリの『ヒヨヒーヨ!』といった声は、よく梅林などで聞くことができます。
また飛び方が独特で、羽ばたきと滑空を繰り返してジグザグに飛び進みます。

手前から
ムクドリ、
エゾライチョウ、
ウズラムクドリは多く見かけますね。
追いかけると「トコトコトコトコ」と限界まで飛ばずに走るので、トコトコ鳥と勝手に呼んでいました。
地元の駅前の街路樹には、夏の夜に大量のムクドリが寝床を作り、とんでもない煩さになります。
エゾライチョウは北海道に住む鳥で、捕獲数は1日2羽。
ウズラは狩猟鳥獣ですが、現在は全国で狩猟が禁止になっています。
ミヤマガラス、
ハシボソガラス、
ハシブトガラスミヤマガラスは冬鳥。
河川敷や農耕地で見かけるハシボソガラス。
そして、一般的に『カラス』として見られるハシブトガラスです。
普通、有害鳥獣駆除として捕獲されますが、
最近、
カラスのジビエ料理が注目されている・・・とか。これは試してみなければいけませんね。
小型獣類。
キツネ、
タヌキ、
両者ともイヌ科に属する獣類です。
在来種なので、個人的にはあまり狩猟の対象にしたくはありませんね・・・。
タイワンリス、
ノウサギ、
シマリス、
リスはリスでも、在来種のニホンリス、また似たようなモモンガやムササビは非狩猟対象です。
有害鳥獣として駆除する以外、リスって狩猟する目的ってあるんですかね?
ノウサギには、雪国で毛皮が白くなるユキウサギも含まれます。

左から、
テン、
ハクビシン、
ミンク、
イタチ、
ただし、イタチのメスは非狩猟鳥獣です。
キャワィ~~!!っと手を出したら、指を噛み千切られるので注意してください。
イタチ科(ハクビシンはジャコウネコ科)の動物は、基本食用とされることは無く
あまり進んで狩猟はされないようですが・・・・
・・・いつか
クロケット帽・・・作ってみたいんですよね。
アライグマ、
アナグマ。
食用に向く小型獣類は、ウサギとアナグマ、アライグマでしょうか。
「アライグマを食べる?」と思われるかもしれませんが、
アメリカでは普通に食べているそうですよ。
アナグマの肉は特に旨く、古くから世界中で狩猟の対象になってきました。
ダックスフンドはアナグマの巣穴に入るために、あれほど胴長に改良されたそうです。
どちらにせよ小型獣類は夜行性なので、銃猟ではなく罠により捕獲になります。
今年は銃猟だけなので、小型獣類の捕獲はまだ先ですね。
以上が狩猟鳥獣です。いかがでしたか?ハンターになったら狩猟鳥獣全種捕食を目指しましょう!!・・・・と、
後2種、狩猟鳥獣が居るのを忘れていました。ノイヌ、
ノネコです。
つまり、
山にいる野良イヌやネコを食べていい!ということになるのですが・・・
本当に野良かどうかは本人に聞くしか手が無いですからね。さすがに私でも・・・
イヌとネコは・・・・タベマセンヨ。\本試験につづく!!/
画像の編集にどえらい時間がかかり、全部覚えてしまいました。
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