<狩猟編はこちら>
数あるカモ類の中でも、とりわけ味が良いことから鴨の王とも呼ばれる『マガモ』。
もちろん食味だけではなく、きらめく青いストライプの翼鏡や黄褐色に縁取られた羽毛など、
その美しい姿も大きな魅力です。
もし、ハンターが肉を食べるためだけに動物を仕留めるのであれば
マガモの肉と家禽であるアヒルの肉には大差はないでしょう。
しかしその獲物の美しさを思い出しながらその味を楽しむことは、
ただの食事ではない、芸術的な輝きを持つ楽しみだと僕は思っています。
「そんな考え理解できない!」と、よく反論を受けますが・・・・
まぁ、芸術というのは万人に理解されるものではありませんしね。