内臓には要注意 『アオブダイのみぞれ揚げ』

<突き編はこちら>


DSC_6117.jpg

『アオブダイ』

磯やサンゴ礁帯に生息する代表的な魚種のブダイ、その中でも頭のコブと
大型ペンチのようなくちばしが特徴的なのがこのアオブダイです。
スピアーフィッシングでは警戒心もさほど高くなく、群れて泳ぐ習性もあることから
比較的簡単に突くことができます。

さらに、迫力ある大型魚なので、
突いた姿をインスタに乗っけると魚に詳しくないパンピーに
自慢できる
という、まさに初心者にはうってつけの獲物です。



https://blog-imgs-112-origin.fc2.com/k/o/d/kodokunogibier/arieru4.jpgん?アオブダイなんか突いてきたのか。
スピアー初心者でもあるまいし、もっと美味しい
魚を突いた方が良かったのではないか?




「え、ええ・・・・ちょっとリハビリを兼ねて・・・
そ、それに、アオブダイって沖縄の
『イラブチャー』ですよね?
昔食べたとき、以外とオイシイ魚だったので。」



https://blog-imgs-112.fc2.com/k/o/d/kodokunogibier/2017100123102444d.jpgいや、「イラブチャー」はブダイの総称で
アオブダイ単体を指す言葉ではないぞ。
それに沖縄でよく食べられているブダイは
ゲンナー(ナンヨウブダイ)やアーガイ(ヒブダイ)だ。


「え?そうなんですか?
ブダイってそんなにたくさんいるんですか?」



https://blog-imgs-112.fc2.com/k/o/d/kodokunogibier/arieru39.jpgああ、ブダイ科の魚は種類が多い。
しかも雄雌で色が大きく変わるので厄介だ。
例えば
アオブダイのメスは赤みがかった色をしており、
別種のアカブダイのオスはアオブダイに似た青色をしている。
ブダイの世界は専門家でも混乱するぐらい非常~に複雑なのだ。




「ううむ・・・ブダイの世界、おそるべし・・・。」



あの~・・・・
https://blog-imgs-112.fc2.com/k/o/d/kodokunogibier/201708220138048f0.jpg

 

RIMG086312345.jpg


うお!アオブダイ2匹かよ。
こりゃ今日はアオブダイ料理祭りだな。
https://blog-imgs-112.fc2.com/k/o/d/kodokunogibier/201710012315512e8.jpg


ところでそのアオブダイ、
目玉が飛び出しているけど、
頭にヤスが刺さったのかい?
https://blog-imgs-112.fc2.com/k/o/d/kodokunogibier/20171001231552147.jpg



いえ~、これは鮮度を保つために『神経〆』をやろうと思いまして、
脳みそをぐるぐるかき回してたら、こんな風になっちゃいました~
https://blog-imgs-112.fc2.com/k/o/d/kodokunogibier/20171001231531fdd.jpg


https://blog-imgs-112.fc2.com/k/o/d/kodokunogibier/arieru39.jpgい、いや、神経〆は魚の脊柱を抜くのであって、
脳を取り出すわけではないぞ・・・?





yabadaba.jpg








[ 2017/10/02 03:20 ] 釣魚料理メニュー ブダイ | TB(-) | CM(0)