
愛しのエリちゃん(エリミネータ250V)で、
佐賀県は呼子にツーリング。
たま~には、釣り以外のこともするんですよ☆

いやぁ~。海は、
釣ってよし!潜ってよし!眺めてよし!海のある国に生まれたことを感謝しなきゃなぁ~・・・
さて、せっかく呼子に着たので、
イカを食べて帰りましょう。何の変哲も無い、普通のお店を適当に選び中へ。
座敷に座り
メニューを広げると・・・

イイイイイイイイイ、イカが2900円!?
イカの活け造りとご飯、汁、茶碗蒸しで2900円!?
確かに美味しい!
身は透明で、ねっとりと甘い。でも、イカってそんなに高級魚だったっけ!?
と、言うわけでエギングセットを持って、近場の堤防へやってきました。
エギとは、主にイカを狙うためのルアーの一種です。
本来イカを狙うならアジや子サバなどを活き餌にするのがいいのですが、
仕事帰りにでもちょいと晩御飯のおかずを釣るならエギングが一番!今回は、一つテンヤ用の先の柔らかいロッドとPE0.8号の巻かれたスピニングリール。
2号のエギで釣り開始です。
このところこの堤防では、
太刀魚が釣れると聞きました。
ならば・・・・
”あいつ”がいるのは間違いありません!
夜9時。
周りも真っ暗になったころに堤防に到着。
車からタックルを引っ張り出し、エギをキャスト!
エギが小さいので、大きくあおる必要はありません。
ロッドを下げて、
ツンツンツン・・・ツンツン・・・誘いを入れると・・・
ククク・・・・クククク・・・・ぴゅ!ぴゅ!ぴゅーー!
よぉし!狙い通り
ジンドウイカ(ヒイカ)が釣れました!
ジンドウイカは体調10cmほどの小型のイカで、夏の産卵シーズンになると岸に近づいてきます。
このジンドウイカを狙ってやってくるのが太刀魚。
つまり、太刀魚の釣れる場所ではジンドウイカの出現率も上がります。
では。おまちかね!500円のエギを使って、会社から10分の海で、5分で釣れた
新鮮なイカを頂いちゃいましょう!!
用意するのはイカ。
以上!今回はオプションで、
お皿と割り箸付きです。
では・・・
<いただきます!>[
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VPS1時間ほどで雨が降り出したので納竿、釣果は4匹。

晩御飯には少し寂しいですが、残りは丸ごと串焼きにしましょう。

うんうん。
踊り食いのほうが美味しいですが、火を通しても美味しいですね~。
皆さんも、お仕事帰りの
イカの拾い喰い・・・いかがですか?<ご馳走様でした!>

標準和名「ジンドウイカ」「ヒイカ」、「コイカ」、「ベイカ(別種に同名がいる?)」などの、
馴染みが深いからゆえに俗称の多いイカです。
普段私は「ヒイカ」と呼ぶので、このブログでも「ジンドウイカ」か「ヒイカ」を使用しますが、
北九州地方では
「ポコチンイカ」と呼ぶのが普通のようです。
何、想像してんのさ。単なる俗称ですよ。俗称。
しかし、最大約15cm程度がポコチンイカねぇ・・・
・・・え!?いや!別にコンプレックスとかは無いですよ!!

小型のヒイカは他のイカのように肝を引き抜くのが難しく、またコツがいります。
胴を2つに割って、頭と内臓、背骨を外しましょう。
次に胴に包丁の切っ先を当て、耳と一緒に皮をこそぎ落します。
ヒイカについているところは見たことがありませんが、
一応皮目にアニサキスがいないか確認するといいでしょう。
ヒイカの刺身!前回のヒイカは
丸呑みだったので、刺身は今回が初になりますね。
では、
いただきます!!
ムホッ!!・・・こ、こいつはヤベェ!!
呼子のイカ刺し定食は2,900円。ヒイカ捕獲にかかった費用は
LED投光器を5分点灯した・・・・・
おそらく1円25銭。
甘み的にはヤリイカに少し劣るものの、
それでも同じファミリー(科)に属していることもあって、舌の上でとろける身質は極上のイカ刺し!!もちろん呼子のイカ刺しなんて、
夢の国のチュロスみたいに
ブランド代が上乗せされまくっていることは承知していますが、
ヒイカの旨さが世に広がってしまったら
ヤリイカの先物価格。
暴落しますよ。刺身もいいですが、ざっと茹でたイカの胴と、スライスした玉ねぎとグリーンリーフに
お酢、オリーブオイルを同量、砂糖、塩、胡椒を適量、醤油を1,2滴たらしたドレッシングをかけて、
ヒイカのサラダ!う~ん・・・・!
軽く熱が通ったヒイカの身は適度に歯ごたえがあり、
シャキシャキの野菜にちょっとした
ゆるいアクセントが加わって面白い!オリーブオイルとの相性も抜群ですね!!
さて残った頭と肝ですが、ゲソだけを分離するのは非常に骨が折れます。

この際全部大根と一緒に、醤油、砂糖、みりん、酒と赤唐辛子で甘辛く煮付けてやりましょう。
ヒイカと大根の甘辛肝煮う~ん・・・どうも内臓を使う料理って、生臭くなりそうなんですよね。
ともかく、ヒイカをパクっと・・・・
・・・・ポコ。
ポコポコポコポコ
ポコポコポコポコポコ旨ぇぁ~~!!!!
イカの肝って、こんなにもコクと旨味があったとは!!肝をかみ締めると、ふくよかで濃厚な味わいがじっとりと染み出す!!
クチバシのカリカリと、ゲソのサワサワ感が舌触りに変化を与えて楽しい!!そして何よりも大根がとんでもない旨さになってる!!
ヒイカ自体はおつまみ程度の量しかありませんが、、
野菜に旨みを提供するといった意味で、ヒイカの肝は超優秀な出汁提供者!!いろんな野菜と煮付けることで、無限に広がる
煮付け ワールド!寒い冬に滋味深い一品を加えることができますね!!そんな胴も肝も旨いヒイカですが、やはり小さいものを裁くのは手間。

では、この
ヒイカのポンポン焼き!
新鮮なヒイカであれば下処理なんて一切いりません。
調味料も無しに、丸のまま網の上で焼きます。
ただし、このポンポン焼き、
何よりも重要なのは焼け具合と食べるタイミング!
よぉ~く耳を澄ませて、焼き具合を聞いてみましょう。取れたばかりのヒイカは海水を含んでいるので、
焼きが進むと胴が膨張していきます。
火にかけるとヒイカは、
「むつ・・・・・むつ・・・・・」と音がし初め、しばらくすると・・・・
「・・・ムツムツムツ・・・ムツムツムツ」
さらに・・・
「ポコ・・・ポコポコ・・・ポポポポポポポ」そして・・・・
「ポン!」とはじけて、しおしおに成ります。
この「ポコポコポコ」のタイミングで口に入れ歯を立てるとお口のなかで・・・・ポフゥ!濃厚な肝の旨みと、薄っすらとした海水の塩見が素晴らしくいい塩梅に!余すところの無い旨みを凝縮したヒイカは小型爆弾と形容してもいいでしょう!
どのタイミングでも美味しいことは美味しいのですが、
焼きの進んでいない状態では、
少々イカ臭いですし、
はじけた後は、
しおれて縮こまった味になってしまいます。
やはり
むっつりと膨らんで今にも弾けんばかりのポコチンイカをいただきましょう!・・・・え!?卑猥に聞こえる?いや!ただの食味レビューですからね!
ところでこのランキングを見てくれ。こいつをどう思う?
い・・・いつも多くの投票をありがとうございます!