~今日のジビエ~ ウナギの白焼き
今回のジビエは獲物無し!っということで、過去の日記から抜粋で。
このウナギは7月23日に初めて釣り上げたもので、初ウナギ料理です。
アナゴをよく捌いて料理していたため、ウナギも同じさ~
と思っていましたが、
全然違います!
目打ちをしても、
ノッタン!ノッタン!大暴れ!中骨を落として、頭を落としても、
まだニャー!ニャー!威嚇してきます!
画像上にあるのは、肝と胃腸です。せっかくなので肝吸いも作ってみます。
胃腸の中身を濾して熱湯にくぐらせ、水、酒からじっくりと火を通していきます。
塩と醤油で薄く味付けして、肝吸いは完成です。

本体は魚焼き網で両面共にゆっくり焼いていきます。
恐ろしく煙が出て煙感知器が誤作動を起こしますが、
警報機のスイッチを切りながら淡々と焼いていきましょう!写真の写りが悪いですが、とりあえず完成!
<評価>まず一噛み・・・
じゅわぁ~・・・と濃厚な脂が口いっぱいに広がります・・・
しかし、しつこい脂ではありません。
冷凍物のウナギは硬く私はあまり好きではないのですが、このウナギは口の中で脂と共に身がとろけるように消えていきます。
おいしいですね!また、肝吸いは腸の部分は苦くて食べられませんでしたが、肝と胃には嫌な臭いは無く、
口の中に残る脂を洗い流してくれるため、非常に相性がいいです。
しかし今回の白焼きは、巷で言われているように泥臭さがありました。
皮目に臭いがあるようで、臭いに敏感な人にとってはNGだと思います。
後からわかったことなのですが、今回の白焼きは
生焼けに近いものだったみたいです。
本来は、表面がウナギの脂で揚がるぐらい焼かないとダメだったみたいですね。
この焼き方が泥臭さにどのような影響を与えていたのかは、また次の機会に。

閑話。というわけで、
前回の続きをどうぞ。

このブログをはじめる7月末までには、「いつもの川」で良型のウナギが連発していました。
今回は、白焼きの失敗を活かして、蒲焼に挑戦したいと思います。

ウナギをさばき鉄串に刺して、両面を狐色になるまで焼いていきます。

ある程度狐色になったら、ウナギの中骨と頭を素焼きにして出汁を取り、
醤油、酒、みりん、砂糖を煮詰めて作ったタレを塗って、さらに焼き上げていきます。
しかし、煙がすごいことになってきました・・・・
窓を全開にして、ウチワで扇いで排煙します。
あ~、ウチワを使ってウナギを焼くのって、プロっぽいよなぁ・・・・
あれ?使い方間違ってない?<いただきます!>
どうも照りがいまひとつですね・・・・
十分に火を通したつもりでしたが・・・はたしてお味は・・・!?
うん。
やわらかぁい!焼きすぎると、油が落ちてパサパサになると思っていましたが、全然そんなことありません!
口の中で
ジュゥワァ!っと広がる油は天然物ならでは!
それでいて、しつこくないところは、さすがウナギといったところでしょう!
しかし・・・・
臭う。臭う。
臭う!
臭っちゃう!!
やっぱり泥臭さが抜けない!!ひどく泥臭いわけではないんです。
しかし、
気になるんです!こんなにおいしいのに、ちょっとの隙間がある・・・
まさに画竜点睛を欠いている!!しかし、私は認めない!
絶対に料理方の改善で至高の料理にしてみせます!!<つづく。>
