
仕事帰りに近くの川へ。
学生時代はアナゴ釣りがメインだったけど・・・このあたりの海は釣れない!
最近はもっぱら川でウナギ釣りです。
来がけに掘ったドバミミズをぶっこんであたりを待つ。
日が暮れてもあたりはこず、ぶらぶらと散歩をしていると・・・
あら?・・・・竿がない。今日は台風の影響か、えらく風がつよい。しかし三脚が倒れるほどの風ではないが?
竿を引き上げていると、水面を跳ねる音が!
よく目を凝らしてみてみると・・・

ナマズだ!しかもかなりでかい!
こいつが竿を引きずりこんだ犯人か!
草に道糸が絡んでいるようで、ナマズは動けない!・・・しかし、こちらもこれでは引き込めない!
川幅は3mにも満たないので、
玉網で無理やり掬い取る!!

いや~、しっかり竿を見てないとだめですね・・・;
その後25cmほどのギンブナを上げたところで収竿。
ナマズは家の風呂で養生させ、今日はギンブナの甘露煮を作ることにしました。
~今日のジビエ~ ギンブナの甘露煮

実はギンブナを料理するのは初めて。
巷では、川魚はくさい!寄生虫がいる!
と騒がれているが、そんなにおいしくないものなのでしょうか?
ギンブナは脳天締めしたあと、ハラワタ、エラを取り、薄く焦げ目がつくぐらいに素焼きに。
ギンブナを鍋に移し、ネギ、しょうがとともに、水、酒、砂糖、しょうゆでじっくり煮込みます。
分量は・・・ん~、ギンブナを食べたことないから、今回は
適量で。

2時間ほど煮込み、ネギ、しょうがを取り出した後に、みりんを足して1時間煮込んで出来上がり!
<評価>まず、恐る恐る臭いをかいでみるが・・・・まったくいやな臭いはしない・・・。
ただし、取り損ねていたエラは独特の臭いがする・・・。内臓系は泥抜きしていないと、臭くなるのかもしれませんね。
さて、そのお味は・・・
ん!・・・・小骨が多い!!
海魚では考えられないようなところに骨があり、食べ辛い!!
しかし・・・・・・
うまい!身にうまみがあり、特に腹回りの脂身が非常に美味!
フナは脂がのる冬が旬といわれていますが、たしかにこんなにうまい脂の乗ったフナは最上の味わいになることでしょう!
また、血合い骨のような三角の骨は適度に柔らかく、もっと長く煮付ければ、飴のように柔らかく食べれると思います!
小骨が気になったのは、煮付ける時間が足りなかったせい?
圧力鍋があれば、もっと短時間でやわらかく煮込めると思います。
また、醤油が濃かったせいか、塩からかった・・・まだまだ調整が必要みたいです。
煮付け料理は難しい!!
~今日のジビエ~ ナマズのムニエル
ナマズの半身を使ってムニエルにチャレンジしてみたいと思います。
ナマズは以前白焼きを作ったときに、
万能調味料クレイジーソルトを少し使ったところ非常にうまかったため、
洋風の味付けのほうが合うと思います。
今回はナマズの皮を引いて調理します。
半身にクレイジーソルト、ブラックペッパーを少々加え、10分ほどおいて置きます。
ナマズの身は若干水っぽいため、塩をして寝かせることで身を引き締めます。
小麦粉を両面につけ余分な粉を落とし、バターが香ばしくあわ立ったところを強火で焼き上げます。
両面を強火で焼いた後は中火にして、焦げないように注意しながら中まで火を通していきます。

レモンの輪切りを添えて完成!
<評価>
うおォン う、うまぁい!!!臭みも無く、肉厚で食べ応えがあります!!
白焼きにしたとき、旨みのある脂が大分流れてしまい身がパサついていました。
しかし、ムニエルでは衣とバターが脂を完全に閉じ込めてしまうため、
身全体に適度な脂がまわり、ふっくらとジューシーになっています!!
洋風の味付けにもやっぱり合っています!
また、血合い骨がない(?)ため、骨を気にすることなく食べられます!!
まったくナマズって奴は
釣ってよし!!食べてよし!!の万能淡水魚ですなぁ!

朝目が覚めて、ナマズの様子を見に行くと・・・
あ。お亡くなりになってる・・・・
足元にブクが転がっている。
昨日の夜に
バッタンバッタン暴れていたが、どうやらブクが外れて窒息死してしまったようです。
苦しんで死んでしまったことは非常に忍びない!
申し訳ありませんでした!!
さて、死んでしまったのなら早めに捌いてしまわなければなりません。
いつ死んだかわからないが、ぬめりもしっかりしているので、鮮度はそれほど落ちてないはず・・・
60cmの大型なので、
風呂場解体室で捌くことに。
下あごに目打ちをして、三枚におろしていく。非常に捌き辛く中骨に身が多くのこってしまった・・;

身は後で料理することにして、今回はナマズの澄まし汁を作ってみることにします。
~今日のジビエ~ ナマズの澄まし汁

ナマズの料理は2回目。以前30cmほどのナマズを白焼きにして食べています。
ナマズの中骨とヒレを熱湯にくぐらせ霜降りし、ぬめりをよく取り除き、皮をはぎます。
アラは水、酒から出汁を取り、煮立つ前に弱火にして30分ほどゆでます。
おたまに塩を盛り、少しずつ溶かしながら味を調整します。
醤油も同様に調整しながら加えます。
白髪ネギを入れ、火が通れば完成。
<評価>さて、吸い物のお味は・・・。
OK、味付けは完璧!ただ、ナマズって感の自己主張を感じられない。
いい言い方をすると、
非常にお上品。
内臓や血合いに近い肉には、わずかながら泥臭さがあります。
肉質はしっかりしており、ヒレ部分は
高級な練り物を思わせるような、噛みごたえ!
味の薄さと、わずかな泥臭さから、アラについた身をネギ、しょうが等の薬味とともにすり身にすれば、
さらにおいしい椀物ができると思います。
~今日のジビエ~ ナマズのムニエル(皮付き)
昨日と違うところは、ナマズを皮付きでムニエルにすること。
あと、バターを焦がさないように調理することです。
昨日はバターに火かけすぎて焦がしちゃったもんな~・・・
冷蔵庫から出した半身ですが、一部が角質化している・・・・ん?
腐ってるのか??
臭いは無いし・・・・
まぁ、切り取れば大丈夫!クレイジーソルトを振り、1日置いて大分水気が抜けているので寝かせません。
小麦粉をまぶして、バター半欠けを焦がさないように熱します。
皮をチョイ長めに焼くぐらいで、調理は昨日と同じです。
<評価>皮をつけて焼くと、皮が縮んで身が丸くなっちゃいますね・・・
ウナギの蒲焼で竹串を打つように、ナマズも皮付だと串を刺さないとだめかもしれませんね。
1日置いた鮮度の違いを見るために、画像右下のフリッタ状のナマズを口に・・・・
・
・
・
ほふぅ・・・ありがたい・・・・魚とは思えないほどのジューシーさ。
獣肉にはない洗練された肉質。
ムニエルならばもはや敵無しのナマズさん・・・・
おいしいです・・。
さて・・・問題はこの皮だ・・。
ナイフが通らんほど硬いが・・・果たしてお味は・・?
・
・
・
うん。無いほうがいいですね。
まず、見た目が悪い。
火をかけると丸まる。
そして、塩化ビニルのような噛みごたえ。
ムニエルには向きませんね。
特に火にかけると丸まることで、表面に熱が均等に通らないことが厄介!衣が生焼けになってしまいます!
しかし、皮目に溜まっている皮下脂肪はナマズ特有の味があります。
ナマズの本来の味を楽しむなら、串に刺して焼く白焼きや蒲焼がベストだと思います。
~今日のジビエ~ ウナギの白焼き
今回のジビエは獲物無し!っということで、過去の日記から抜粋で。
このウナギは7月23日に初めて釣り上げたもので、初ウナギ料理です。
アナゴをよく捌いて料理していたため、ウナギも同じさ~
と思っていましたが、
全然違います!
目打ちをしても、
ノッタン!ノッタン!大暴れ!中骨を落として、頭を落としても、
まだニャー!ニャー!威嚇してきます!
画像上にあるのは、肝と胃腸です。せっかくなので肝吸いも作ってみます。
胃腸の中身を濾して熱湯にくぐらせ、水、酒からじっくりと火を通していきます。
塩と醤油で薄く味付けして、肝吸いは完成です。

本体は魚焼き網で両面共にゆっくり焼いていきます。
恐ろしく煙が出て煙感知器が誤作動を起こしますが、
警報機のスイッチを切りながら淡々と焼いていきましょう!写真の写りが悪いですが、とりあえず完成!
<評価>まず一噛み・・・
じゅわぁ~・・・と濃厚な脂が口いっぱいに広がります・・・
しかし、しつこい脂ではありません。
冷凍物のウナギは硬く私はあまり好きではないのですが、このウナギは口の中で脂と共に身がとろけるように消えていきます。
おいしいですね!また、肝吸いは腸の部分は苦くて食べられませんでしたが、肝と胃には嫌な臭いは無く、
口の中に残る脂を洗い流してくれるため、非常に相性がいいです。
しかし今回の白焼きは、巷で言われているように泥臭さがありました。
皮目に臭いがあるようで、臭いに敏感な人にとってはNGだと思います。
後からわかったことなのですが、今回の白焼きは
生焼けに近いものだったみたいです。
本来は、表面がウナギの脂で揚がるぐらい焼かないとダメだったみたいですね。
この焼き方が泥臭さにどのような影響を与えていたのかは、また次の機会に。

仕事が終わって即川へ~
道楽者です。
いつものようにドバミミズを餌に、竿2本を置き竿にします。
当たりこねーなー
チリン・・・かすかに鈴がなる・・。

ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)ですね。
この川は亀がえらい多いです。・・・そのかわりスッポンもいます!
その後も
チリン・・・
チリン・・・
君、ちっちゃいな!しかし一応本命!ちょっとうれしかった!
もちろんリリースします。
8時を廻り、そろそろ撤収しようかな?と思っていると・・・
ヂリリン!!・・・・あわてて竿の前に立つ!・・・ん・・・で?
竿の引き込みがない?
針がかかったら、竿先が引き込まれるはずなんですが・・・
流木がひっかかったのか?
とりあえず竿を手に持ちあおってみる。
!
道糸の先には、水草に巻きつき抵抗する極太ウナギが!!これは仕留めたい!!しかし、がっちり絡み付いているウナギ!!
引けども動かん!!!
タモ網で掬うか!?
水草に絡み付いてるから無理だ!!
ドラグを唸らせ力任せに引いてみる!!!
だが外れないアームロック!!!案の定、ハリスが切れて終了。
ああいうときは無理に引くのではなく、警戒を解くために糸を緩めて放置しておかなければいけなかったと思います。
うーん、釣りかたは簡単だけど、なかなか難しいですね。ウナギは・・・
~今日のジビエ~ アジの南蛮漬け
ほいほいついて来た豆アジのワタとエラを落として小麦粉、片栗粉を1:1に混ぜた粉をまぶします。
子アジは頭とワタを落とし後日調理しましょう。
魚を捌けない人の多くが「内臓が気持ち悪いから・・・」と言いますが、
一回手を突っ込んでみましょう。慣れます。そうです。何事も慣れが肝心です。
捌き終わったら、醤油、砂糖、みりん、お酢を鍋に入れて煮沸させます。
料理ができない人の多くが「味付け下手だから・・・」と言いますが、
ちょこちょこ味見して調整しましょう。
醤油何カップとか砂糖何さじとか、目安でしかありません。
自分の「うまい!」と思った分量が正しい分量。それが孤独のジビエ流。
私は酸っぱいもの大好きっ子なので、大量の酢を投入します。
これで南蛮酢の完成!

フライパンにサラダ油を敷いて、まずは低温でじっくり揚げていきます。
表面が薄黄色になり、菜ばしで持って「あ。さっきより硬く、軽くなったな。」と思ったら一旦網に上げて油をきります。
全部揚げ終わったら初めに取り出したアジから順に、強火で表面をカラッと揚げていきます。
巷で言われている2度揚げですが、確かにこうした方が表面サクサク、中身は魚の旨みが閉じ込められる仕上がります。
ちなみに高温で揚げすぎると、スッカスカになるので注意してください。
2度揚げしたアジは油を切った後に、先ほど作った南蛮酢にジュゥ!っと漬け込みます。
たまねぎ、ピーマン等を薄切りにし一緒に漬け込み完成!!
<評価>
こういうサイズでいいんです。こういうサイズが最高なんです!
やはり
揚げたてのアジをチャッと南蛮酢に漬け込んだものは最高!!!数日おいて骨まで柔らかくなったのも、もちろんおいしいですが、
表面サクサクでありながら微妙に味の染みているアジの南蛮漬けはたまりません!!!
10cm以上のアジは首筋の厚い骨や、ゼンゴが気になります。
しかし、真夏に釣れる生まれたての豆アジなら味わえる、
この蹂躪感!!!ビールと共に、頭から
ジャクジャクジャクゥ!!と噛み砕きましょう!

ボウズに終わったスピアーフィッシング・・・
だがね。まだ終わらんよ!!
若松区の通称「コークス波止」に中アジ狙い!
仕掛けはサビキ針に10号浮き、10号のパックンカゴです。
手返しよく、手も汚れず、30cmほどの中アジなら十分狙える仕掛けです。
また、10号浮きにはダイソーでケミライトがつけられるので、とってもリーズナブル!
ただし、キャスト時に海面と水平になるように竿を傾けなければ、浮きが邪魔になって仕掛けが飛びません。
午後6時。まだ日があるうちは10cm以下の豆アジばかり。
普通ならリリースサイズだが、ほいほいクーラーボックスに突っ込む!日が暮れ始めた頃になると、それまで踊るだけだった浮きがスゥと消し込む!!
来たァ!昇格20cmの子アジリーチ!!
このサイズなら年を越して回遊に出た2年目確定!!
つまりは群れが回遊してきたってことだァ!!!その後2匹子アジを追加し中型への期待が高まるゥ!!!そして、ググゥ!!と今までに無い重い手ごたえがァ!!!海草だァ!!!!!って、降格やないか!!その後は小型さえ釣れず。日が完全に落ちると豆アジの通常モードへ。

結果子アジ3匹、豆アジ多数。
10cm程度のアジは夏の定番、あいつでジビエりましょう!
来た!青い空!青い海!お盆休み!!風は少々強いが、波は高くない!潜るよ~
今年から初めたスピアーフィッシング。今回で3回目の挑戦になります。

バッグの中にはウエットスーツ、ウエイトベルト、マスク・シュノーケル、軍手、ロングフィンが入っています。
マスク・シュノーケル以外は安物。
ロングフィンは取りまわしが悪い!ショートフィンのほうが無難だったと思います・・・
手銛は釣具屋でよく売られている竹ヤスです。
ベテランの方には自分でカスタマイズした銛を使ってらっしゃる人もいますが、私は初心者。
レベル1の竹ヤスが案外しっくりきます。
左に見える白いボンテンは、突いた魚を係留するフロートです。
打ち揚げられていたボンテンにロープとストリンガーのワイヤーをつけています。
普通のスピアーマンは魚籠に突いた魚を入れるようですが、
これなら貝泥棒に間違われたときも言い訳ができるってものです!海に潜ると視界は2m。
連日の夕立で濁りがでているのか?
初めての海域なので勝手がよくわかりません・・・。
しばらく海草の森を散策してみましたが大物の姿は見えません。
前回偵察に来たときは、腰に根魚と
サザエをぶら下げたおっさんがいたので、魚がいることは確かだが・・・
色々考えながら泳いでいると・・・
あ。竹ヤスの尻手が無い。
本体とゴムを繋ぐ部分がはずれている・・・
仕方が無く休憩後のエントリーは水中散策のみで。
今度は潜水をしながら岩の隙間を覗くように進んでいきます。
すると・・・
20cmほどのメバルだ!何を考えているのか知らんが、じっとこっちを見ている・・・。
手を伸ばしてみるとシュッと逃げる!
そしてまたこっちを見ている・・・。
ちくしょう!手銛があれば!その後もアイナメ、カサゴ等を岩の隙間で発見。
なるほど。探し方が悪かったようですね。
帰り際、岸に向かって泳いでいると海底になにやら怪しいものを発見。

ステンレス製の手銛発見!
ゴムは劣化して打ち出すことはできないが、なんだろう・・・
ダンジョンの宝箱から、どうのつるぎを手に入れたような感じ!晴れてレベル1の「ひのきのぼう」から「どうのつるぎ」にレベルアップ!
次来るときはこいつで仕留めてやる!覚えてろよ!
メバルェ!!
~今日のジビエ~ アジのナメロウ
南蛮漬けには少々分が悪い20cm程度の子アジ。
刺身にするにも脂乗りが微妙だしなぁ~
ならばナメロウ。あつあつのご飯と共に薬味の利いたアジをかっ込みましょう!

子アジを三枚におろして、血合い骨を毛抜きで抜いていきます。
ネギ、しょうが、わさび等のお好きな薬味を用意し、
酒少々、みりん、醤油を適量加え、包丁を2本そろえたら・・
二刀流演舞!
包丁の平に乗せて崩れないぐらい叩いたら完成!
<評価>
硬めに炊いたご飯の上に乗っけて食します!
味噌忘れた!あと生姜が多すぎた!!が、薬味ジャンキーの私には丁度いい。味噌が無くてもうまいです!ご飯面のナメロウは薄っすら熱が加わって、ソボロ状がまたうまい!
アラからとった出汁をかけてお茶漬け風にするのもまた絶品!!ご飯が・・・足りない!!!
<今日のジビエ> ボラの洗い+アジとカワハギの刺身
釣果を並べると、カワハギちゃんの小ささがかわいそうでなりません・・・。
なぜ殺した!私の腕で突ける獲物が君しかいなかったんだ・・・おいしく刺身にするから成仏してね。

ボラを三枚におろして半身にし、皮を引きます。
うーむ?皮と身の間の薄皮が残ってしまいました。
身には臭いは無いですが、薄皮に少し臭いがついてますね。
また、残った血にはかなりきつい臭いがします。
活け締めしなければ、とてもじゃないが臭くて食べられないでしょう。
洗いという料理法は初めてで勝手がわからないので、
ハラの方を流水で締め、背側のほうを氷水で締めてみます。
切る厚みもよくわからないので、厚め~薄めの切り身を作りました。
アジ、カワハギは三枚におろして骨を抜き刺身に。
これで完成!
<評価>
まずアジを。
うーむ。コリコリしてておいしいですね。
しかし、こう小さいとなると私はタタキかナメロウのほうがいいと思います。
カワハギもうまい・・・・が、
可哀想になるほど可食部が少ない!!!秋口まで潜るつもりなので、その時は突くぞ!大カワハギ!
さて、問題はこのボラ。
臭いはまったく無いといっていいでしょう。
まずは薄く切って氷水で洗った身を一口・・・・

シュっと締まった薄い身に確かな甘みを感じます。
こんなのは初めてだが悪くない 悪くないぞ ボラの洗い!ただし、調理法がまずかった!
まず、厚い身は洗いになっていませんでした。
流水で流した身も、ただ水で洗った刺身。
また、そぎ作りにしたはずですが、包丁の扱いが悪く身がつぶれてしまいました。
久しぶりの刺身だったとはいえ、技術の向上もこれからの重要な課題です。
しかし、食べられますよ!
猫も棒高跳びで5mはジャンプしてまたぎそうな洞海湾産の夏ボラ。

前回と同じ!潜りの後の中アジ狙いだ!
サビキ仕掛けを投げ込んで当たりを待つが・・・
生体反応が無い。
ん?豆アジすら浮いてこない。
大潮の上げ時なのに潮が止まっている・・・?
その後、辺りが真っ暗になるまで生体反応無し。
さらに、買ったばかりの5号竿の穂先と1番が折れる!!
一度も穂先に触れていないし、竿は海に向けていたし、なぜ折れた!?トップの写真を見て気がついたのですが、ガイドの1つが変な方向に向いていますね。
道糸もよれよれなのでおそらく絡み付いて、キャストの反動で折れたのだと思います・・・
う~むむ・・・10号のオモリに耐える硬い竿は持っていない・・・
うまい人ならば、さっさと引き上げる場面ではあるが・・・・
1.5号の磯竿、2号の道糸に10号のオモリという、
とんでもない組み合わせのタックルで再開!!
竿への負担に極力注意しながらキャストを繰り返すと、やっと豆アジが釣れ出し、一匹子アジが釣れた!
期待が高まる中、
シュッ!と浮きが沈む!!
かなり強い引きだ!!アジの引きじゃない!!!
暗くてよく見えないが、寄ってきた魚影は・・・!!あ。ボラだ。
瀬戸際の引きに負け、2号ラインを切られる。
まぁ、仕方が無いわな。と思っている矢先、再びボラのあたりが!!
寄せていくが、またもラインブレーク・・・・
こんのボラ野郎!!絶対ブッッ釣り上げてやる!!!!3度目のボラの当たり!
引きにあわせてドラグを調整し、じっくり寄せていく!
タモに収めて、なんとか50cmほどのボラを捕獲!

実は私、ボラを釣り上げたのは初めて。
フカセ釣りでもお目見えしたことはありませんでした。
よくボラは
臭い!まずい!!と聞きますが・・・
うん。確かに臭い。でも、なんか酸っぱいような、ツーンとくる臭い。
もっとドブ臭いか、腐敗臭がするものかと思っていましたが、これならば・・・
喰えますね。
〆るための包丁を忘れてきたのですが、ダイビング用のネイビーナイフを持っていたので、これで〆ることに。
大抵活け締めにすれば臭さは緩和されます。
しかし、このネイビーナイフ。小さいシースナイフだと思っていたのですが、
実際は
刃渡り20cm。
警察の知人いわく。
「俺なら連行する。」そうです。
とりあえず、内臓と頭を落とします。
しっかし、グロテスクな内臓だ!臭いもキツイ!!話によると、ボラの内臓からはヘソという部分がとれて美味らしいのですが、今回はパス。

風、波ともにそれほど悪くはないが、雨が降りそうだ・・・
まぁ、海中なら問題ないですよね!
砂浜には家族グループでバーベキューをやっている。
岩陰に隠れて、いそいそとウエットスーツに着替えるが・・・
あ!曇り止めグリス忘れた!!海に潜ると案の定ゴーグルの曇りで前が見辛い!!
ひとまずあがって、
先ほどのグループで一人お留守番している若奥様に近づく。「すいません、サラダ油少しもらえますか?・・・・フヒヒッ!」曇り止めの代わりに、サラダ油を塗ってみることに。
結果的には大した効果はありませんでした。ツバのほうがまだマシですね。
いや~、しかし、変態だとばれなくて思われなくて、本当によかった!
ありがとう、若奥様!2度目のエントリー。
4mほどの深さを潜水しながら進んでいくが、どうも魚影が薄い。
岩の隙間を丁寧に探していると・・・
ボロッ!!!握っていた岩が崩れる!
手の中の岩をよく見ると・・・
グッドサイズのサザエだった!!!!
もちろん、もって帰ったりはしません!
そもそも魚を引っ掛けるフローターにはスカリはついてないですからね!
しかし、サザエさん。
海の中は危険ですから、フロータの上に避難していてください!
当然、ものの2秒で滑り落ち海中に消えていくサザエさん。え?フロータに引っ付けてもって上がろうなんて考えてないですよ!!
ごめんなさい。海底の散策はあきらめ、深さ1mほどの磯場を探ると結構な大きさのメバルが群れていた!
狙いも定めず焦ってヤスを発射するが回避!
周りを見渡すと海草が豊富な上、ほかの場所に比べ魚種が多用ですね・・・。
今度からは、この磯場中心に探ることにします。
帰り際にキュウセンベラとカワハギの子供をしとめて、フローターのスリンガーにつなげてみる。
うーん・・・いまいち操作性が悪く改良の余地が多いですね。
いや、決してスカリは付けませんよ!!!
外耳道炎になりました。潜った後に耳をあらわず綿棒で掃除したのが悪かったみたいです・・・
しかし、中耳炎じゃなくてよかった~
これなら1週間もあれば治りますからね!
これからは気をつけよう!
休日の最終日は風も強いし、やることがないので包丁を研いでいました・・・。
鋼の包丁はよく研げるんですが、ステンレスのネイビーナイフは何度研いでも切れ味がよくなりません・・・
ステンレスって研げないのだろうか?
さて、切れ味の戻った包丁で昨日のリベンジだ!!~今日のジビエ~ ボラの湯引き
寝かした肉はたんぱく質が分解されて味がよくなるといいます。
魚も同様で1、2日寝かせるとコリコリした食感がなくなり、味に深みが増します。
余談ですが、初めて東京で寿司を食べた時に知ったのですが、
江戸前寿司は魚をしばらく寝かせるそうですね。
九州人は刺身にも寿司にも釣りたてを好むのですが、しっとりとした旨みの強い寿司は最高においしかったです。
しかし、刺身醤油が無いのは許せん!!さて、研いだ包丁を使うと綺麗な切り口に仕上がりました!
また、包丁の肩から切っ先までフルに使うように切ると、上手に捌けることがわかりました!
しかし・・・・
んー?なんだか臭いが強くなった気がする・・・。
また、冷蔵庫の中で汁気が抜けて表面が角質化している・・・
ナマズの時も角質化していましたが、保存方法がまずいのでしょうか??
ともかく、ちょっと生で食べるのは止したい鮮度です。
そういえば、昨日洗いの調理法を調べていたのですが、お湯で洗うのも「洗い」というらしいですね・・・

ボラのアラと昆布で出汁を取り、ボラの切り身を数秒しゃぶしゃぶし、氷水につけます。
「ボラの冷しゃぶ」って言ってもいいですね。
湯引きが終わったら、きのこや野菜を入れて出し汁を吸わせてみましょう。
ポン酢をかけて完成!
<評価>
盛り付けが下手。まぁ、それは追々・・・
まずは一口・・・
んー!うまいよ!臭みが完全に消えてる!寝かせた効果か、昨日よりも断然旨みが強いですね!
そして、なによりも
ハラミがうまい!!背側は湯引きしたせいか脂が少なくなってしまいましたが、
脂の乗っているハラミ部分は絶品!おそらく冬のボラはさらにうまいことでしょう!
野菜もいい出汁を吸っておいしいです!
脂の乗ったボラを使うこと、タレを工夫すること、盛り付けをまともにすること
でさらに上のランクにいけるジビエですね!!全国の釣り人さん!ボラ、捨てるぐらいならください!!!

波は高くないものの、潮が速く、いつもより怖い印象を受けます。
うーん・・・。海から感じ取れる第一印象は大事にしたほうがいいと聞いたことありますが・・・
十分に気をつけて潜ることにしましょう!

今回は、以前拾った「どうのつるぎ」でチャレンジします。
竹ヤスは、軽くて取り回しが楽なのですが、浮力が発生し弾道が上に反れます。
また、節の部分に抵抗がかかり、わずかにブレて精密に射撃するのが難しいです。
対してステンレス製のヤスは沈むため、まっすぐな弾道を描きます。
重量が重いため、貫通力も高いですね!
ただし、弾速はゴムの強さに起因するため、両方とも同じゴムを使っている状態では初速に変化はありませんでした。
海に潜ると、早々にボラを発見!
でかい!!
普通の人なら突かないだろうが、
私はお前のうまさを知っている!!あたれ!!

くそー!速い・・・
うろこがはがれていたから、一応当たっていたのか・・?
潮が速いが、なんとか前回発見したメバル岩に取り付く。
そ・・っと覗いてみると・・・
メバルが3,4匹群れている!!
さらに近づくと、警戒され岩の中に潜られる!
姿は見えんが、狭い岩場だ!逃さん!!

やった!ついにメバルを仕留めたぞ!!喜ぶのもつかの間、大波に流され磯に叩きつけられる!!!
いって~・・・ウェットスーツを着ててよかった・・・
今日はもうこのあたりには近づけないな・・・・
磯場を離れ、岸に近い3mほどの場所を探っていると・・
向こうからゆっくりと近づく銀の魚影が・・・・
メイタだ!
メイタまでは3m!?
遠ざからずに、こちらの様子を伺うようにゆっくりと旋回している!
射程範囲外か!?いや!いける!!
動きを読んで・・・・そこだ!!
散らばる鱗!
だが、メイタの装甲を貫けない!!
くぅーーー!!!射程距離を広げるにはゴムを改造するしかなさそうですね・・・
その後は、さらに強くなる潮流。
フロータが流され
アンドンクラゲの群れに突っ込む。
回収して戻る頃にはヘトヘトに・・・・

ともかく、初突果!!ねんがんのメバルをてにいれたぞ!!写真はありませんが、このメバルは刺身にして食べました。
脂は少ないですが、コリコリした食感と独特の甘みは今まで食べたことの無い味!!
今度はもっといっぱい突くぞ~!!!
~今日のジビエ~ ボラの刺身、ソロバンの串焼き、澄まし汁
〆具を忘れて来たため、野〆です。
最後までボラ狙いに変更しなかったのは、野〆のボラを食べたくなかったからなのですが・・・
まぁ。釣り上げて1時間もたっていないし大丈夫でしょう。

臭いも特にきつくないので、今回は
「ボラのソロバン」を料理することに。
ボラのソロバンは胃の幽門部。
グロテスクな内臓を掻き分けると出てくる、筋肉質の怪しい物体です。
二つに割って内容物を取り出します。
砂肝みたいですね。

塩を振って金串に刺し、網の上で遠火でじっくり焼き上げます。
一匹はよくヌメリを落とし、キッチンペーパーとラップで包み冷蔵庫へ。これでたぶん角質化はしないでしょう・・・。
もう一匹は刺身にします。

半身を普通の刺身に。
もう半身は酢で〆てみます。
臭みがどのように変わるかを確かめるためです。
しかし・・・・
三枚におろす技術もだいぶ向上したなぁ!
いや~!!これも俺の腕がいいからってか!あはっ!あははっ!!・・・まぁ、この前包丁を研いだおかげなんですけどね
アラは澄まし汁に。
調理方法は
ナマズの澄まし汁をご参考ください。。
<評価>
右が酢〆。左が刺身です。
酢〆といっても、酢で洗って1時間ほど寝かせただけなので、しめ鯖みたいに酸っぱそうではありません。ちなみにソロバンも酢で洗ってあります。
まずはボラの吸い物をいただきます。
この前の湯引きに加え、調理中ちょくちょく味見をしているため新鮮味はありませんが、
普通においしいです。
ただし、ボラっぽい風味があります。
ボラを鼻から毛嫌いしている人にとっては臭みとして受け取れる風味ですね。
次に、お待ちかねソロバンの塩焼きを賞味・・・・ん~・・・・見た目は砂肝ですが、シャリシャリした食感です。
臭いはまったくありません。
ん~・・・・・・味は・・・・魚の味です。居酒屋で出てきても普通においしいく食べられる味です。
何の味だっけ・・・・・あ。
珍味。
さて、いよいよメインの刺身食べ比べ!
まずは普通の刺身から。
あれ?臭みがまったく無い・・!?酢〆の方は!?
表面が酢で焼かれて甘み閉じ込め湯引きのように食感が変わり、こちらも美味。当然臭みも無し。前回のボラは少なからず臭みがあったのに・・・
場所により大きく違う・・・・っと結論付けてもいい・・・・・・のでしょうか?
今年一杯各地でボラハントして味比べでもしてみましょうか?
うぁああーーーー!!!久しぶりの快晴だ!!!!
ここしばらく、ずっと
雨!
やっと晴れた土曜の夕方は、仕事も無いしウナギ釣りに行こう!・・・と考えていましたが、
除草作業でドバミミズ捕獲ポイントが壊滅という憂き目に会い断念・・・

しかし、今日は1日中暇!その上快晴!
よーし!潜るぞー!!!・・・と考えていましたが、
下半身にできた擦過傷と打ち身で、とてもじゃないが海に潜れる状態じゃない!!!
むぅ~・・・
仕方が無い、釣りに行こう・・・・・・暑いけど・・・
若松まで足を伸ばしたいところですが、せっかくなので地元、新門司方面へ向かうことに。
途中、地元の釣具屋さんで話を伺うと、20cmほどのサヨリが釣れているそうです。
サヨリ・・・いいね!!アミエビとパン粉、サシアミを買い新門司フェリー乗り場近くの波止めに向かいます。
釣り座をテトラの上に作り、撒き餌を一投ずつ小まめに撒いていきます。
生体反応無し。
1時間後。
少しずつ・・・少しずつ・・・少しずつ・・・・・

キター!!!!!!サヨリ寄ってきたー!!!
20cmの鉛筆サイズですが、狙った獲物!うれしいです!!
さぁ!やっと群れが寄ってきた!!!
群れが散る前に手返しよくいくぞ~!!と。思っていたら・・・
ん・・・・?
うわわわ!!!ボラの群れまで寄ってきた!!!!華奢なサヨリさん。
当然、ボラの横入りに負け、しばらくして姿を消す。
独壇場のボラ祭りに、サヨリ用に組んだ短竿、0.8号のハリスは紙縒りのように切られる・・・許さん!!!ブッ釣り上げてやる!!!!軽仕掛けから対チヌ用仕掛けに変えフィーッシュ!!
0.8号のハリスや、この前みたいなサビキ仕掛けでは無い!!
いくらへたくそな私の腕でも、バラシはせんよ!!!
その後もう一本追加して、刺し餌が無くなり終了。
これ以上クーラーボックスに入らないですし、丁度よかったです!!!
~今日のジビエ~ ボラのたたき、ボラの和風あんかけ
半身の血合い骨を落とし、串にさして直火であぶっていきます。
皮を食べてみたいと思ったので、たたきにしてみましょう。
皮が熱をかけて丸まらないようにと思い、身と皮の間に少し切れ込みを入れました
が。身がやわらかく熱を加えると皮から剥がれ、ボロボロと崩れてしまいました・・・粋な計らいをしたつもりが・・・・

結局。皮には火が十分に通らず半生の状態になってしまいました・・
ボラは皮が厚いわりに身がやわらかく、カツオのたたきのような料理法では皮作りにするのは難しいみたいですね。
直火以外の方法といったら・・・・
バーナーであぶる?そんなの買う金ないよ!
さて、二品目。
半身にして皮を引き、血合い骨を落としてサクにします。
適当にブツ切りにし、小麦粉:片栗粉を1:1、塩少々をまぶし、薄く衣を着けます。
サラダ油とごま油大匙1で、こんがりと狐色になるまで揚げます。

キッチンペーパーに上げて油を切ったら、水2カップ、醤油、酒、みりん・・・・・
あ。みりん切らしてたから
めんつゆで代用。
コンビニで買った100円の「お得もやし野菜セット」とシメジをぶっこみ、煮立ったら火を止め水溶き片栗粉を手早くかき混ぜてとろみがついたら、ボラにかけて完成!
<評価>まずはたたきを・・・・・
生~い。皮は厚いので、生では食べ辛いです。
皮めりに臭いの元みたいなのがあるため、刺身にする場合は取らないとダメですね。
完全に調理ミス。
ただし、
薄く火が通った身はうまい!!少し水っぽい鳥胸肉をたたきで食べた感じです。私的には刺身で食べるよりもおいしいと感じます!
続いてあんかけをいただきます。
うまーーーーい!!まず、揚げたての香りがすばらしい!!びっくりするほど
「おいしそうなにおい」がします!
食感もよく、やわらかい身には噛むたびにホクホクとした食感が楽しめます!
なん癖をつけるとしたら、見た目でしょうか?皮めりが火をかけると黒くくすむため、衣を厚くすればなおいいと思います。
ただし、味付け。
めんつゆはだめだわ。