
付け餌を青ケブに変更し
第二ラウンドォ~!
しかし・・・・
釣れない・・・小雨がぱらつく夕暮れ時。
アンニューイな気分になってきます・・・。
1時間後。
ん。
漂流物が溜まってきたな。
潜りのときに見るメジナは、潮の流れがゆるい場所や、とろみの中でフワフワゆらゆらしてたからな・・・
ひょっとして、流れが速くない場所が好きなの・・・・かも?
撒き餌を潮目に集中して投入し、
待つこと10秒。スポーーーーーーーン!!キュキュキュキューーン!とシャープな引き!!ウヒョゥ!テトラに突っ込まれないように右に左にいなしながら寄せると・・・
よっしゃ!よっしゃ!足の裏には少し届かないが、なかなかいい感じのメジナ!
やっぱりメジナ釣りは楽しいなぁ~!しかし、難しいのもまたメジナ釣り。
合わせが遅く、素針を引いてばかり・・・
結局、数回の追加チャンスを無駄にして、メジナタイム終了~・・・
じゃぁ~、君らの出番だよ!
メジナのリベンジは(不満はあるが)成功したんだ!
浮き仕掛けの飲ませ釣り!
遠投気味にアジを放り投げ、青物orスズキ狙いです!

いっけぇ~!つつもたせ1号!!
I Choose YOU!
余った青ケブでチョイ投げをしながら浮きの動向を見守ります。
沈んでは
浮かび
ピョイピョイ何かから逃げ回っては
のんびりお散歩
どっぷりと日がくれ、夜の11時。ほったらかしていた浮きに目をやると、浮きが沈んだまま浮かんでこない。
根魚・・・・?まさか、ヒラメ・・・!?
ゆっくりと手竿に切り替え・・・
ドラグを絞り・・・・鋭くあわせを入れると!!
\マミッター!/
あぁあ!イカだこりゃ!!脳天をかじられているところを見るとイカの仕業・・・
おそらく、
アオリイカですね。
泳がせ釣りでアオリイカを狙う場合は、「ヤエン」という仕掛けを使うのですが、
私はヤエン釣りは未経験でいて・・・
浮きの泳がせ釣りの場合は、「跳ね上げ」を使うのですが、残念ながら装備していませんでした。
結局、つつもたせ2号も憂き目に合い、
チョイ投げも何も釣れずに終了。
まるまる1日の釣果が、メジナ1枚とは・・・・。
今日は帰ってシャワー浴びて・・・・・
って、帰れるか!こうなりゃ、大物を釣るまで帰らんけんね!エキストラモードに続く!
朝4時。車内で仮眠を取りました。
餌を買いにポイ太郎さんの店へ向かいます。
まだ眠いです・・・
が、絶対に梅雨グレ爆釣りだ!家に帰って、メジナのカルパッチョを作るんだ!!
わかったよ!コケブも買うよ!
絶対にたくさん釣ってやるんだからね!

今まで使用したことがないコケブ。
青イソメと違い、小ぶりで切れにくく、飲み込みがよいそうです。
ただ、体液の色が非常にグロテスク・・・
ライトグリーンの液体が飛び散ります。
タックルをセットして、撒き餌を打ち、第一投。
早速鋭い当りが!20数センチのイイサイズの子アジでした。
ぶっこみ仕掛けも用意していましたが、
コケブを飲み込んでおり、針を外すとエラから出血・・・。エラへのダメージは魚にとって致命傷。とても生き得には使えません。
その後も釣れるアジ全てが針を飲み込んでいました。
喰いが立っている時間に生き餌用にアジを釣る場合は、サビキ仕掛けでないとダメかも知れませんね。
と!アジとは全く違う当りが!!浮きが数回横に触れて、ゆっくりと沈み込み、あわせると重いが全く引かない!孤独な Silhouette 動きだ~せ~ば~!それは!紛れも無く! \ヤ~ツさ~♪/
フ~グだ~
ご丁寧に、ハリスまで噛んでやがる・・・
くっそぉ~・・・いたずらばっかりしおって!

齧られたハリスでは、メジナがかかったときに切られてしまいます。
貴重------!な、朝間詰めタイムを、仕掛けのつくり直しに取られるのは、非常に痛い!!2時間後。
アジの群れも遠のき、朝間詰めタイム終了・・・・
釣果は

・・・・ポ・・・・ポイ太郎!!
まぁ、今に始まったことではないですが。
しかし、コケブは確かに飲み込みはいいです。
メジナの喰いが立てば、大型が釣れるチャンスもぐっとあがるでしょう。
ただ水温が上がりすぎて、クサフグの活性が高くなると、手が付けられないようですね・・・
釣り場に居たベテランさんに伺ったところ、
「パン粉釣りじゃないと、虫餌では餌盗りが多くて無理。」だそうです・・・

その後も釣れるのはクサフグばかり。
フカセ釣りを諦め、浮き釣りで低層を探っていると、
ガッッツン!!
うぉっ!何か乗った!!ガンガンガンガン!と頭を振るところ、チヌのようです!すごい引きだ!体全身をバネにして、急な引き込みをいなす!
竿はしっかりと立てる!!じっくり浮かせて、浮かび上がってきた魚体!孤独な Silhouette 動きだ~せ~ば~!それは!紛れも無く!ヤツさ~!!
\コ~ブ鯛!/

うわ!チヌじゃない!!
コブダイだ!初めて実物見た!
しかし、思いもかけなかった大物・・・
ハリスを毎回チェックしてて良かった!
結局、70g買ったコケブを半分も使わずに撤退。
さすがに疲れました・・・
まぁ、
こいつらを捌く事が残ってるんですがね。

コブダイは鯛と名前につきますがベラ科のお魚です。
成魚は頭にコブが突き出ているのですが、40cm程度のこの若魚はポッコリしているだけですね。
さて。味のわからない、ニューフェイスとなるコブダイ。
ここは、アジ、メジナと一緒に刺身にしていただきましょう!

まずはアジ刺し。
子アジの三枚おろしは失敗することがなくなりました。
捌き方の手順を最適化して、高速に捌けるようになるのが今後の課題ですね。

今回のメインターゲットとなったメジナ。
捌く方法はアジとまったく同じですが、皮がしっかりしているため剥ぐのに一苦労です・・・
片身は皮を引き、もう片方は皮のついたまま表面をあぶって、たたきにしたいと思います。

さて。このコブダイ。
曲者でした。ベラ科には共通しているのですが、表面が粘膜に覆われており
すっごい滑ります。3枚におろそうにも、
つゅるん!つゅるん!とキッチン中を大暴れ。寝不足で疲れているのに、キッチンを拭き掃除しないといけないハメになりました・・・。
<いただきます!>
はぁ・・・・疲れた・・・・でも!ビールが、すっごぉく美味しい!
まずはアジ刺し。
文句なしで美味しいですね!中骨もしっかり取れています。
こりこり感が楽しめるのは釣りたてだけ!

続いてメジナ。
右が皮を剥いだ刺身。左が皮をあぶったタタキです。
やはり皮が引きづらい分、見た目が悪いですね・・・。ちなみに、血合い骨は骨抜きで抜いています。
さて。刺身は・・・
うん。いいですね!ねっとりとした甘さのある身はたまらないですね!
ただし、脂は大して乗っていませんので、このサイズの梅雨グレは味つけしたほうが向いていると思います。
次に皮造り。
刺身よりも美味しいぃぃですねぇ~!!メジナは皮が旨い!炙ることによって硬くて食べにくい皮が、身以上にねっとりと旨みのある皮に変化!
少々メジナ特有の臭みが生じますが、薬味を使えば気になりません。
醤油よりもポン酢のほうが合いそうです。
最後に今回のメインディーッシュ!コブダイの刺身です。まず、見た目がすごくいいですね!薄っすらとしたピンク色の白身・・表面にきめの細かい脂が浮いています!
食感はもっちり!やさしぃ~い舌触りです!そして、この味わい!!たいして美味しくない!
∧∧
ヽ(・ω・)/ ズコー
\(.\ ノ
、ハ,,、  ̄
う~ん・・・見た目、食感が満点なのに、味わいがイマイチ・・・。
脂は乗ってはいるんですが、旨みがあまりないんですよね・・・。
なんだか、サラサラとした味のない脂です。
コブダイは
「冬鯛」とも呼ばれ、寒くなると味が良くなるらしいです。
味わいがイマイチなのは、時期的なものなのでしょうか?
とにかく、味付けを行った料理でないと真価を発揮できそうもありません。
後日、平日の朝。
朝ごはんに、半身をポワレにしましょう。
有閑マダムも驚きの
朝フレンチです。

サラダ油を敷き、皮目をよく焼き上げます。

片面も焼き上げ、よ~くフライパンを熱したら白ワインを振りかけ、
アロ~ゼ!即座にコンロの火を注ぎ、
フラン~ベ!コブダイを皿に取り、
フォンとバター一欠、レモンのエキストラを塩で味付けしたら身にすくい掛け、
バタ~ルをフライパンで焼きながら、余ったソースを吸わせて!
ヴォンジュ~グ!コブダイ ラ ポワ~ル・・・いいんです。
会社に行く前にテンションをあげておきたかったんです・・・
さて、食味ですが、
皮が最高に美味しい!!
旨みが全部閉じ込められているのかと思えるほど、皮目が美味しい!刺身のとき、皮を引いちゃって捨てたのが惜しまれます・・・
身は旨みこそ少ないですが、バターソースが良く合います!
スズキよりも上ですね!
そうそう狙って釣れることは無いでしょうが、
また出会いたい獲物ですね!
<ごちそうさまでした!>
アジモン!ゲットだぜ!
「アジモン」とはアジッコ(鯵子)を捕食する
モンスター(フィッシュイーター)のこと。
このアジッコを飲ませ喰わせて、アジモンと繰り広げるバトルは
アジモンバトル(飲ませ釣り)と呼ばれる!
そんなわけで、コクラシティにサヨナラバイバイした俺、ジビエは、
ワカマツシティはオキハトジムに、アジモンバトルの修行に向かったのであった。

今回は夜、朝の二回に分けて釣行します。
北風が強く、波も少々うねっていますが・・・まぁ、ギリギリ釣りができそうです。
さぁ!何はともかくアジッコを調達だ!前回みたいに、フカセでチマチマなんてやってらんねぇ!
日が沈む前にサビキでアジッコのストックを作り、夜に回遊するアジモンを・・・
☆ゲットだぜっ!☆棚は2広固定、6号のサビキ針にパックンカゴをセットしてシュート!
着水後、間髪入れずにあたりが!
わぁ~お。
カタクチイワシの群れだ。
生餌にはアジゴの代わりにイワシでもいいのですが、これは小さすぎますね。
程よいサイズのイワシをストックしつつ、手返しを繰り返していると・・・
ふへっ・・・・
ふひひ・・・・
あっひゃっひゃ!
20数センチのアジッコが爆釣りじゃぁ~!よし!さっそく、
アジモン図鑑に登録だ!
さ。家に帰ってアジ刺しで一杯やるか。おおっと・・・
勝負はこれからだった・・・
しかし、アジッコが釣れすぎるのも困りもの・・
ブクは入れていますが、バッカンの中は酸欠状態。
鮮度の管理が大変です!
また、生餌には少し大きすぎますね。
20cmを超えると、キャスト時に針が外れる可能性が高く、
フィッシュイーターの飲み込みもイマイチです。
10cm~15cmぐらいの、豆アジに毛が生えたサイズが丁度いいと思います。
今回は竿2本を用いています。
1本はオモリを付けて海底にアジゴを沈める「ぶっこみ仕掛け」
そしてもう1本がハリス直結でオモリも何も使わない「フカセ仕掛け」です。
むふふ・・・・
今日は、こいつを持ってきたのよん。これであの憎き
頭かじりアジモンを、この専用アジモンボール(ヤエン)で・・・
☆ゲットだぜっ!☆
4時間後・・・・何もこねぇ・・・・
(北風が強くなって、フカセの道糸がテトラに絡みまくる・・・)
(しかも、テトラの隙間に買ったばかりのヤエンを落としちゃうし・・・・)
(仕方が無いから、テトラの隙間に隠れてアジッコの水槽管理をしながらスマホをいじってるだけですよ・・・。)
(もう、車に戻って寝ようかなぁ・・・)
ジィ・・・・・
(!)
ジィジィ・・・・・ジィジィジィ!!(む!明らかに
ドラグが鳴る音!)ぶっこみ竿を手に持ち、ドラグを絞り・・・・
うぉぉ~!!アジモンバトルゥ!レディーファィ!!
・・・・
翌朝。
う~ん・・・
これは酷い・・・昨日からの北風で、
流れ藻が沿岸にびっしりと・・・結局、昼前まで粘るも風向きは変わらず。
沖波止に来られた人たちも皆さん、
藻を爆釣りする状態でした。

くそぉ~・・・
3回連続釣行でアジモンゲットならず。
しかし、次こそ絶対にアジモン・・・
☆ゲットだぜっ!☆

初夏の夜から早朝。
保冷剤2つで足りると思っていましたが、思いのほか鯵の鮮度が落ちています。
保冷剤を足すか、クーラーボックスに中敷を施すかをして、夏の釣魚鮮度管理をコントロールしていかなければなりません。
さて・・・どう料理したものか・・・。生食は避けたいなぁ・・・
う~ん・・・
困ったときは、餃子にしてしまえ!

一度家に帰ったのに、また食材を買いに出かけるのも面倒です。
家にネギ、大葉、生姜があったので、これらを具にしちゃいましょう。
この食材ならタタキコースなんですけど・・・食中毒がはやる季節ですからね~。

餃子の皮は小麦粉があれば作れます。
焼き餃子の場合は、薄力粉100gに対して水40g、塩一つまみ。およそ12個の皮ができます。
水餃子の場合は比率そのままで、薄力粉に強力粉を混ぜます。

打ち粉をしながら生地を練ります。
20分ほど寝かせ棒状に伸ばし、12個に切り分けていきましょう。

切り分けた生地を丸め、麺棒で伸ばしていきます。
生地を円形に伸ばすコツは、
麺棒の位置は固定して、生地をまわしながら伸ばすこと!・・・・と。中華料理屋のおばちゃんに教えてもらいました。

生地に具を詰め包みます。
フライパンにサラダ油を敷き、焼き蒸しします。

余った具はチャーハンにしちゃいましょう!
多目の油をよく熱し、溶き卵→ご飯→具の順番に投入。
炊き立てのご飯を使う場合硬めに炊いた後、ざるに上げて水で洗います。
始めは
”ご飯を洗う”ことに、抵抗を感じますが
糊分が取れて、パラパラチャーハンに仕上がります。
<いただきます!>
おまちどぅ~!
アジ中華セット1人前ネ!餃子は、醤油:黒酢=1:1の酢醤油でいただきま~す!

んん~ん・・・
すっごいヘルシー!餃子にしては油分が少ないですが、
旨みの強いアジの脂が生地に包まれて、いい感じです!
・・・・しかし・・・私のような
背脂系豚骨男子には
酒の肴にも、ご飯のおかずにもパンチがかけますねぇ・・・。
今回は初めての魚餃子と言うことで、下味を付けていませんでした。
具、調味料の選定をもっと練って行きたい所ですね!

さて。チャーハンは中華スープの元で味付けているから程々の食味として、
問題なのはこの、
アラスープ。
ほんとに、何で鯵はアラからこんなに
イイ出汁が出るのでしょうか?
酒と塩だけのスープなのに、臭みのない滋味深いスープです。
う~む・・・釣りの本命じゃないにしろ、
鯵料理はまだまだ発展の余地が多いです!
<ご馳走様でした!>
ピンポロピンポロンロン♪ ピンポロピンポロンロン♪(知らない番号から電話だ・・・誰だろう?)
もしもし?初めまして。 私、君のお父さんの友達で、スーさんと申します。 突然ですが、今度の日曜日に私の船で釣りにいきませんか? お父さんは来ないそうですが。
|  
|
「はい。」
では、鯛ラバ、一つテンヤのタックルをそろえて、朝5時に港に来てください。
|   
|
「はい。」
突然ですが、狙うは大鯛!
鯛ラバ、一つテンヤ編スタート!

父とスーさんの間で、いったいどんな会話があったのかは
謎ですが、これも何かの縁なのでしょう。
竿、ベイトリールを購入し、全く初めてとなる、鯛ラバ、エビラバ、一つテンヤに挑戦です!
ボートフィッシングなんてカッコいい題材は、等ブログ向きの内容ではないのですが、
貪欲に獲物を追い求め、喰らう事が等ブログの主旨です。「やり方」にこだわりは無いのですよ。

最近の北九州は天候が非常に不安定で、土砂降りの日が多かったのですが、今日は梅雨晴れ。
風は強いですが、風裏にあたるポイントで釣り開始です。

今回は、一つテンヤに鯛ラバのラバー部分(スカートとネクタイ)が付いた
エビラバを使用します。
ポイ太郎さんが「これで爆釣!」と猛プッシュ商品なのですが・・・・
ド素人の私には何がスゴイのか良くわかりません。
ともかく活きエビを付けて底まで沈め、
胴突き釣りの要領で誘いを入れます。
コッ(んん?)
コッ(ん~・・・?)
当たりらしきものがあるのですが、よくわかりません。
いやぁ~ジビエ君。 ヘタクソですね~! 胴突き釣りと違ってオモリが軽いので、そんなに糸ふけを出すと当りが読めませんよ。
|  
|
なるほど。
では、底までついたら竿をあおるのではなく、
ジリ巻きして・・・ゆっくりフォール・・・コッ!即合わせ!!
ガッツン!!
大きい!電撃合わせ!!
うぅ~ん!胴突き釣りと違い、引きがダイレクトなので楽しいですね!(ん~まぁ!船釣りなんて釣れて当たり前!簡単だよねぇ~)
(へ?)

(あれ?あれれ?)
(リールが滑る!?巻けない!?)
何をしてるんですか! ドラグを絞って、しっかりと竿を立てなさい!!
|   
|
(あ・・・!ドラグがゆるくて滑ってたのか!)
「は!はい!!」 焦らなくてもいいので、駆け引きしながら浮かせていきなさい。 30mほど浮かせれば浮き袋が張って、魚は動けなくなりますから!
|   
|
(う・・・!しかし、これは支えきれんぞ!!)
ぬぬぬぬぬ・・・・・!!フワ・・・・
(バレた・・・・・・・!!) う~む・・・。 ノットの部分ですっぽ抜けてますね。 ジビエ君。しっかりと結んでましたか?
|   
|
(う・・・・し、しまった。)
(FGノットって慣れてないから、結構適当に結んでたのよね・・・)大物が狙える船釣りだからこそ、タックルをしっかり組み立てる技術が必要になるのですね・・・

その後、フエフキダイ、ヨコスジフエダイとカサゴ数匹を加えて納竿。
スーさんいわく、あの引きでも60cmほどの鯛だろう・・・との事。
くぅ~!!とてもじゃないが、今の技量では80cmを超えるような大鯛は釣り上げれない!!もっと腕を磨かなくては!!
ピンポロピンポロンロン♪ ピンポロピンポロンロン♪(あ。スーさんから電話だ。)
「はい。」
いやぁ~!ド下手なジビエ君では! ビギナーズラックでも大鯛を仕留めることができなかったですね~! どうです?またご一緒されますか?
| 
 天下無敵の食材と、その名を轟かせる真鯛に対し、 巨星フエダイ連合が牙を向く! 時は来たれと根魚ノ国より焔立つカサゴが参戦し、 天下分け目の三番勝負! 今、熱い火蓋が切って落とされた!一本目、カルパッチョ対決!
さて。 前回、真鯛釣りの話題で全く触れていませんでしたが、 ヨコスジフエダイ。 こいつもまた、強い引きで楽しませてくれました。 フエダイ科の中では、フエフキダイよりも知名度が高いようですが・・・。 スーパーなどでも見たこともありませんでした。 三枚におろしてみると、綺麗な薄ピンクの身が取れます。 フエフキダイのように身が柔らかく少々水っぽく感じますが・・・果たしてお味のほうは?  お腹から出てきた真子は捨てるのはもったいないので、アラと一緒にたて塩をして寝かせて置きましょう。 次に鯛を三枚におろします。 う~ん・・・身が少し残ってるな・・・40数センチとは言え立派な鯛。 頭近くの血合い骨を、包丁を滑らせながら抜くには、大分技量が必要です。 こ、これは困った・・・大鯛が釣れても、捌けなかったらどうしよう・・・(杞憂)はい。 次。  カサゴを三枚におろすことは、対して難しくないのですが、 カサゴの血合い骨は 変な場所についているので注意が必要です。 普通の魚は側線(写真の上側の横線)に沿う形で血合い骨が並ぶのですが、 カサゴは下側の線にもぐりこみように血合い骨が並んでします。 なんで、こんな体の作りなんでしょうね?カサゴだけなのでしょうか?  削ぎ切った身をベビーリーフ、さらし玉ねぎ上に並べ、 オリーブオイルT3、酢T2、醤油T1、レモン汁T1、おろしニンニク一欠けら、 乾燥バジルをを混ぜて完成! <いただきます!> 先制の攻撃は・・・
真鯛! ん、んん~ん! 鯛の味を月並みながらも的確に表現できる日本語が他にあるでしょうか!?脂の乗り具合と深みのある味わい!釣りたてのコリコリ感といい、 正に至高!「鯛」と書いて”うまい”と読む!!続いて二番手・・・・カサゴ シューン!と締まった身に、確かな味わいが・・・・ これもまた・・・旨い!しかし・・・・ 味が上品過ぎて、オリーブオイルと酢に完全に負けていますね・・・。 試しにポン酢と紅葉卸で頂いてみましょう。  鯛の旨さが、煌びな華としたら、 カサゴの旨さは、滾滾と湧き出る岩清水のようです・・・
騒いではいけません。
心を落ち着かせて、味わいを楽しみましょう。
三番手・・・ ヨコスジフエダイ 調和。味の調和です。ドレッシングをかけていない身は、いまひとつ感がありますが、 見事に 私の怪しい味付けドレッシングに調和してくれました。確かに、鯛のカリスマは素晴らしいものです。 しかし!しかし!私はオリーブオイルにも酢にもベビーリーフにも玉ねぎにも調和してくれる君に感動した!一本目、カルパッチョ対決の勝者は・・・・<ヨコスジフエダイ!>
お酢とオリーブオイルの援助を受けて、 カルパッチョの乱に接戦ながらも勝利を収めたヨコスジフエダイ! しかし、勝って兜の緒を締めよ!
真鯛の大太刀が鈍く輝く! カサゴの眼光が鋭く光る! 勝負2本目は炊き込みご飯対決!!
炊き込みご飯は塩焼きした魚を、酒T1、醤油T1、コブ出汁少々で味付けした米2合で炊き上げ、 身をほぐして混ぜ込みます。 まずは 真鯛。  内臓や鱗、血合いを良く取りたて塩をしてこんがりと焼いていきます。 ・・・・ んもぉ!この時点で食べたいぃ!!・・・いや。我慢だ!!  お釜に米と調味料を入れたら焼いた鯛を乗っけて、設定「炊き込みご飯」で炊飯開始。 20分後。 あばばば!!な、なんだこの香り!! この、欲望を掻き立てられる香りはぁ!! 思わず、Hな声が漏れちゃったよ!!
 だ・・・・だめだぁ・・・・ 身をほぐそうとしてるのに、 こいつの前に立っていると、香りが良すぎて腰から砕けちまう・・・ よだれがジュビィ!ジュバァ!止まらねぇぇ・・・ <鯛飯、頂きます!> うぅ・・・・炊き上げた後の骨で取った吸い物すら、旨そうな匂りが出てやがる・・・ 出がらしの骨なのに・・・ 汁。ウメェ・・・一体、どこまで旨みを引き出せるというのかね!?君は!そして、本丸、鯛飯は・・
もしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃ もしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃ もしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃ お、おかわり!!
もしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃ もしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃ もしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃ うぉおん!!箸がトマラナイィ!!骨にまだ旨みが詰まっていたはずなのに、 ご飯の旨いこと旨いこと! 真鯛はどんな風に料理しても美味しいですが、 この無限の旨みを引き出すには、 プロ級の料理スキルが必要でしょう!!修行するぞ!僕は修行するぞぉ!!つづいて、 カサゴ! う、ううむ・・・鯛飯の力を見せ付けられた今、 果たしてカサゴとフエフキダイで勝負になるのか!? いや、しかしカサゴの塩焼きも旨そうだぁ・・・ ムチムチパッツン!とした身に薄っすらと脂がにじみ出ている・・・うへへ・・・一匹ぐらいなら食べちゃっても・・・・ いや。我慢だ! 炊き込み中、ほのかで上品な香りが漂います・・・。 しかし、 鯛の官能的な香りを嗅がされた今となっては、いささかセクシーさに欠けますね。 <カサゴ飯、頂きます!> さてはて・・・いかがかしら? ん!? 
うほぉぉぉ!!旨いぃ!!
ご飯に絶妙かつ、極上の旨さと上品な香り!! これは鯛を上回る!! 鯛を上回る旨さですよ!! 確かに香りでは鯛飯の足元にも及びません。 しかし、米粒一つ一つにキメの細かな旨みのある脂がコーティングされている!!この旨みはカサゴの味噌汁からも判るように、アラの出汁だ!! 骨身の旨みが大量に溶け出してるんだ!!カサゴ飯!旨い!旨い!あ。 おいしいので、もしゃもしゃ食べたいんですけど 小骨がご飯中に混じっていますね。 前回ご説明しましたが、カサゴの血合い骨は変な箇所についています。 また、カサゴは炊き上げたときの身が柔らかく、ほぐした時に骨が引っ付きやすいため 分離するのがとても難しいです。 身の旨みはほとんどご飯に染み出していますので、 炊き上がった身はご飯に混ぜないほうがいいかなと思います。 ちょっともったいない気がしますが・・・。 ただし、そのようなハンデがあってもご飯の旨さは格別。 天上界に誘われる旨さです!最後に フエフキダイ! 素焼きにすることで、水がかなり出て身が締まっています・・・ おいしそうだなぁ・・・ ひと口(略  香り的にはカサゴより劣りますね。 さて、お味は・・・・ ちょっとまて。何でそんなに身に旨みが溜まってるんだ!?ポアレや天ぷらの時に比べ、 身に 格別なコクがあるんだが・・・・ あ!これはもしや・・・ ちょいと、ほぐした身を確認しますよ あ。まちがいない。 この子、調味料の旨さを全部独り占めにしてる!旨い、調味料の旨さを吸収したフエフキダイは、確かに旨い! しかし、ご飯に調味料の味が活かされていない事は 失策だ!今回は悪魔でも ご飯がメインの勝負。前回と違い、自身を引き立ててはならないんですよ!汝、「調味料の味」と言う着物を纏い美しく見たてたことは誉れ高き。 しかし、自身を引き立たせるために、米に周る旨みを吸収したとは 驕りである!!ご飯への旨さの提供。 この点を最大の焦点として、今回の勝敗を下す・・・ この勝負!判定は<カサゴ!>
三番勝負、最後の試合は・・・! の、前に! 青い海!青い空!照りつける太陽!2年目、スピアーフィッシング開幕だ!うぉぉぉぉぉぉ!!テンション上がってきたぜぇ!! 海に猛ダッシュ!!とびこグアォバボゴバボゴゴボ・・・
 ポコポコ・・・
・・・・ ・・・・・おお。 さすが耐水カメラ! 本当に水中でも壊れない。前回まで使用していたデジカメの調子が悪くなったので、 せっかくだからと買い換えた PENTAX「WG-Ⅱ」12m耐水の、アウトドア志向デジカメです! 前から欲しかったのよねん~♪ このカメラで、スピアーフィッシングの あふれる緊張感!水中でのバトルの様子をお伝えできたらと思います! ・・・
いい写真が取れなかったときは、クソコラにするよ。 ヤスとカメラを持ち、フローターを引っ張りながら 目標地、メバル岩に向かいます。  しかし・・・ 濁ってるなぁ・・・・視界1.5~2mって感じか? 梅雨の大雨の濁りが、まだ取れないのかな? その上・・・ むっちゃくちゃ高いな・・・水温。厚い生地のウエットスーツを 怪我防止(+高いウエットスーツが買えなかったから) で着ているのですが、もんのすごく暑い!!アンドンクラゲもすでに泳いでいますし、 異常気象なんですかねぇ・・・? 初めてとなる水中撮影なので、 メバル岩に向かいながら、魚の写真を撮っていきます。  イスズミさ~ん。 ・・・・  スズメダイさ~ん。 ・・・・・・ ボラさ~ん。 ・・・・てか、全然魚がいねぇ!昨年はもっと魚がいたような気がするんですが・・・ なぜ?水温が高すぎるから?? しかし、本命の場所メバル岩なら、 去年のようにたくさんの魚が群れているはず!!
が。 誰も居ない!!な、なぜだ!?あんなに群れていたのに・・・ しばらく周辺を探索しますが魚影も薄く、疲れが溜まっていきます。 さらに温水プールのような海水中をガチガチのウエットスーツで潜っていたためか、 時間がたつにつれて、体に異変が・・・ あ、頭が痛い・・・・
こ、呼吸が荒い・・・・
は、吐き気が酷い・・・・・こ、これって、 熱中症なんじゃないか!?おいおい、・・・ 水中で熱中症って・・・笑い話にもならねぇよ!バテバテになりながら岸に到着。 重いウエイトと、ウエットスーツを脱いで ウーロン茶をがぶ飲みして 風通しのいい岩陰に倒れこむ・・・ うぅぅ・・・・ 2年目スピアーフィッシング・・・ 前途多難な立ち上がりです・・・[ 広告] VPS
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