
今日も今日とて干潟参り。
・・・しかし今日はマテ貝掘りで来たのではありません!!
狙いはこのユムシ!
ふふふ・・・・
前回は数匹しか発見できませんでしたが、
今回は大量採取を狙う作戦があるんですよ!
まずは居場所の特定。
前回、内容物を確認した際に、
ユムシの『糞』を特定しました。

この糞が大量にある穴がユムシの住処になります。
次に特定した巣穴に海水を注いで踏みつけて見ます。
コウジは地面をUの字型に掘る習性があるため、
どこかの穴から海水が滲み出てきます。

上図では手前の穴に海水を注いで見たところ、
奥にある穴から海水が染み出してきました。
つまり、この直線状にコウジが潜んでいるはずです。
この線上を大型シャベルで、40cmほど一気に周りの土を掘り返します。
すると・・・
うははは!簡単に発見!
名づけて、バンカーバスター採取法!
さぁ!この調子でどんどんほじくり返してやるぜ!ザクッ!・・・ザクッ!・・・ザクッ!・・・・・・・あ!

ユムシ・・・・が・・・そこに!?おおお・・・・
うぉぉぉぉ!折角のユムシがぁぁぁ!バンカーバスター採取法では手早くユムシを見つけられるものの、
シャベルが身を切り裂いてしまったり、土を盛り上げたときに圧死してしまう事故が
多発してしまいました。
と言うわけで、巣穴付近を垂直に掘り下げ、そこから横穴を堀進んでいく
シールド工法を採用することにしました。・・・ちょっと面倒ですがね。
約1時間後・・・
ユムシの採取結果は・・・
27匹!これだけ短時間で採取が可能だと、
釣餌採取としての費用対効果は十分高いですね!!しかし、そのうち10匹は事故死。

ここは鎮魂の意を込めて
頂いちゃいましょう。腹を割って内容物を綺麗に洗い流し、
塩で揉んで、ある程度ヌメリをおとします。

手ごろな大きさに切ったユムシを三杯酢につけ、
大根おろし+唐辛子で紅葉おろし、
子ネギを散らせて完成!
ナマコ酢ならぬ『ユムシ酢』!いただきます!・・・ん!やっぱり美味!!初めは全く味がありませんが、噛み続けることでじんわりと甘味が出てきます。
・・・しかし、今回は酢で〆たはずなのに、
食味は全く刺身と変わりません。
調味料で味を整えるというよりか、
元から持っている食感と甘味を楽しむ、
完全に酒の肴ですね。
さて。残った17匹のユムシの利用法ですが・・・
今回は別に食べるために大量採取をしていたのではありません!!

春まで待つなんて悠長なこと言ってられない!!
私は竿が出したいんだっ!!
次回、天然ユムシを使った投げ釣りに挑戦!スズキ!?カレイ!?アイナメ!?
それとも真鯛!?
激シブ真冬の瀬戸内海で高級釣餌を手に大型魚を狙い打ちっ!!(ネタばれ:何も釣れません)
ドキドキワクワクの釣り編を、乞うご期待!!
\ごちそうさまでした!/
ネタばれ:やっぱり次回もユムシを食べます。
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長らく眠りに付いていた竿が久しぶりの海風に鳴くぅぅ!尻手ロープを握る手にも
グググッ・・・と力が篭るぅぅぅ!!何てったって、
高級餌『ユムシ』を使った投げ釣りぃ!!
どんな大物がかかるか予想もで・き・な・いっ!!
昨日の春の嵐が嘘のように、日差しが温かい絶好の釣り日和!しかし波止場には、だ~れもいません。朝から数人チヌ釣りをしに来られた方がいましたが、誰一人スカリを入れずに去って行きました。
・・・ま、まぁ、私は超高級餌を使用してますからねっ!超絶に活性が低くても、大物が期待できますっ!!2時間経過・・・

本を読みながら時間を潰します。
・・・一見暇そうに見えるかも知れませんが
尻手ロープを握る手は熱いです!いつ当りが来るか判りませんからね!!4時間経過・・・・

小腹が空いたのでラーメンを食べます。
もちろん3分待つ間も竿から目を離せません!いつ大物が竿を引き込むかわかりませんからね!!6時間経過・・・

北風が強くなってきたので、寝袋に潜りこんで丸くなります。
うつらうつらしてきましたが・・・
もちろん竿は押さえておきますっ!いつ超BIGONEが飛び出るかわかりませんからね!!8時間経過・・・

・・・・・。
も、もちろん日が沈みそうでも竿から目が離せませんっ!!いつビッグバン級の大当たりがあるかわかりませんからねっ!!日が沈むまでは!!日が沈むまでは・・・・日が・・・・・。

(・・・うぅぅ・・・グスン。)
ところで、ユムシが『大型の魚が釣れやすい』と言われる理由は、
針持ちがよく餌盗りに非常に強いためであり、
別に大型魚を呼び寄せる力があるわけではありません。
つまり、活性が高いほど効果が現れる釣り餌。
今回は・・・魚信、一切無し!大型魚どころか、餌盗りがつつく感じもありませんでした。
フェリーの航路付近なら深場なので、居付きの大型が居ると踏んだのですが、
水温が10℃程度だと、やはり厳しいですね・・・
早く春よ来い!!さて。
悲しきかな、2日連続で夕飯がユムシになってしまいましたが、
気を落とさず調理していきましょう。
ユムシ。よくよく見てみると、お尻はこんな感じで針状の毛が数本生えています。

触ってみると結構硬いので、お尻は落としておかないといけませんね。
口の方はこんな感じになっています。
・・・。ユムシは九州の地方名で
『イイマラ』と呼ばれているそうですが、
日本人男性7割にコンプレックスを感じさせるこの形状が、
本当に『イイ』マラなのでしょうか?
・・・まぁ、そんな話はどうでもいいとして、
口の方は切り落とさなくてもよさそうですが・・・
・・・・割礼。 ←(ちょいグロ)

料理と言っても大したことはしません。・・・長時間の釣りでかなり疲れてますので。
熱をしっかりと加えてみたときの食感が知りたいので油で炒めてみます。
細切りにしたユムシをキャベツと一緒に炒め塩、胡椒で味付けをします。

完成!ユムシとキャベツの塩炒め!
いただきます。
・・・・ん~。
割といい出汁が出ます。甘めです。
また、熱をしっかり通すと食感は柔らかくなります。
モツのような食感ですね。
しかし、イマイチ面白みに欠けます。
ひたすら噛みまくることで味わいが出る、
生で食べるのが一番ですね。
・・・こいつを喰うより、
こいつを喰うヤツを喰いたいのですが・・・。
\ごちそうさまでした!/
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釣魚なんです・・・そろそろ怒られますかね?
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少しずつ寒さが緩み春も近く感じる今日この頃。
そろそろ何かが釣れそうな予感を感じ竿出し・・・

ボウズっ・・・!!
ジビエ、まさかの2ヶ月続けてのボウズっ!!
うぅ・・・・ぐぎぎぎ・・・・もう駄目だ・・・きっともう何も釣れないんだ・・・もう、春は来ないんだっ・・・・・めそめそめそめそ・・・・
 | 男がツマランことで泣いてるんじゃないっ!!
|
「・・・あ。チェリーさん!?」 | それに、もう春は来ないのか?だって? ・・・ちょっと足元を見てみなさいっ!!
|
(足元・・・・?)

「・・・・・こ、これはっ!!」『雑草だ。』
(ちぇりーさんには
『山菜食べてろ』って言われたが、やっぱり魚が食べたい・・・)
(う~ん・・・まだ海水温も低いし、北九州の釣りブログでもパッとした釣果がでてない・・・
ん?)
「な、なんだってぇ!?」
さ、さすが若松や!寒厳期にでもなおこの釣果っ!!周防灘とは大違いやで~!万歳、万歳、万々歳~!!

(・・・・・)

(・・・・・)

おのれあのポイ太郎店の店員めっ!!ナニが『若松運河でノッコミスタートしてますよぉっ!!』だ!何も釣れないじゃないかっ! 釣れますかな?
|  |
「いや~、全然・・・・・
ん?あんたは・・・」

どうかしたのかね?
|  |
「いえ・・・(魚違いか)。」
「ところで、おじいさんはどなた?」
わし?わしは沖波止の先端に住む、ポイン・・・ いや、最近では『ポイ爺』と呼ばれておるの。 なんじゃ。まだ海水温が低くて餌盗りも釣れんのかね?
|  |
「いえ。当りは無いんですけど、
餌がいつの間にか盗られるんですよ。」
いつの間にか餌が盗られてる? もしかしていつ餌が盗られているか判っていないのかい?
|  |
「え~・・・でもフグの当たりって浮きに出てこないから、いつ餌が盗られたかなんてわからないです。」
うむむ・・・そんな釣り方では、 餌が付いていない時間が無駄ではないか・・・。 餌盗りの当たりが読めないのならば、なぜ浮きの感度を調整しないのかい? 今使っている浮きとオモリの号数は?
|  |

「浮きとオモリの号数?
浮きは1号ですよ。」
「だから
当然オモリも1号じゃないですか。」
「
『浮きとオモリの号数は合わせる』って本にも書いてありましたよ。」
・・・君はまだ初心者から抜け出せていないようだね。 いいかい。マニュアルに書いてあることは悪魔でも目安にすぎないのだよ。
|  |
たとえ1号と書かれた浮きであってもオモリを追加し、 浮力を落として感度を上げてもいいんだよ。 君は『がん玉』をもっとるのかね?
|  |

「ええ。なんに使えばいいのか知りませんでしたが、一応本に書いてあったんで買ってました。」
こいつは浮きの感度を調整したり、仕掛けを海中で安定させたりする 非常に重要な小道具じゃ。 こいつの使い方をマスターしておかないと、一人前にはなれんぞ。
|  |
「なるほど・・・じゃあこれを、棒浮きのトップがギリギリ出るぐらいにオモリを調整して・・・」
・・・・・
「!?」
「おっ!!」
「おおっ!」
「おおおっ!!」
「おおおっ!!釣れたっ!・・・クサフグだけど。
」「浮力を落とすことで、浮きに当りが出やすくなるんですねっ!!」 釣具で一番大切なことは、いかに使いこなすかだ。 本に書いてあるとか、店でそう言われたとかは関係ない。 自分の知恵と経験から、その場の最善策を考えることができなければ、 どんなに高価な道具を持ってても意味が無いんだよ。
|  |
まぁ、高価な浮きは精密に作られているので、表示浮力は正確になってくるんだが・・・ しかし君のその1号の浮き・・・余浮力が5B近くあるのはさすがに怪しいね・・・。 どこで買ったの?その浮き。
|  |
「これは
ポイ太郎の店で買った800円程度の浮きですけど・・・」
「くっそーーー!誇大情報を撒き散らす上に、怪しげなものを売りやがって!!」 ・・・なるほど。 ポイ太郎の店か。
|  |
ところで、今までの話とは全く関係がないのだけれど・・・
|  |
「ん?何です?」
『釣具のポイント』って店を知っておるかね?
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「『釣具のポイント』!?当たり前じゃないですか!!」
「株式会社タカミヤが運営するフィッシング・マリン用品の大型店!」
「日本に66の店舗を持ち、実は北九州に本社があるんですよね!」
「スタッフさん達は釣りのことなら何でも相談ができるいい人ばかり!」
「ホームページは地域に密着した釣り情報やスタッフブログなんかも見所満載なんですよ!」
ほほほっ!よく知っておるのぅ! では、ポイントの合言葉は覚えておるかね?
|  |
「もちろん!」
\1に安全、2にマナー、3に仕掛けはポイントで!/


ステマじゃないのよポイント・ポイント♪
次回は4月1日。・・・色々がんばって描きます。