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[ 2016/08/10 00:00 ]
ハンティング
猟銃
| TB(-) |
CM(2)
もう一度、『オオカミ再導入論』
平素たいへんお世話になっております。孤独のジビエでございます。
以前、
『
オオカミ再導入論
』
をテーマにした記事を書きましたところ、
非常に多くの
ご感想・ご質問
をいただき、誠にありがとうございました。
そこで今回はオオカミ再導入についてもう少し深く掘り下げてみると共に、
本件における本質的な問題である
『人間界と自然界の関係性はどうあるべきか
』
について述べさせていただきたいと思います。
ではまず、前回の復習として
そもそもなぜ
オオカミ再導入が必要なのか?
について簡単に説明します。
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近年、野生鳥獣
(特にニホンジカ)による被害が急増していますが、
この問題は
次の2つに大分することができます。
現在行政は、この2つの問題に対して
狩猟人口(ハンター)を増加して
対応しようとしていますが、
実は
ハンターによる狩猟は、
農林業被害を防止する効果はあっても、
生態系被害を防止する効果はありません。
例えばあなたがハンターだったとして、毎日片道数時間かけて山奥へ
狩猟に行きたいと思いますか?
現実的にハンターの活動圏は
車を降りて30分程度の里山
であり、
よほどのサバイバリストでもない限り、
趣味で狩猟を行うハンターは
希少な植物が生息するような奥山・高山
に足を伸ばすことはありません。
よって、たとえハンターが現在の100倍に増えたとしてもアクセスが良い
里山に殺到するだけで、自然界に生息する野生鳥獣の個体数を抑制する
効果はないのです。
そこで、
もともと生態系の頂点捕食者であったオオカミの復活させて、
人間が手を加えなくてもいいように
『生態系の自治機能』を回復させよう
という取り組みがオオカミの再導入です。
しかしオオカミの再導入を行う場合、
ただオオカミを野に放つだけではいけません。
皆様が心配されるとおり、オオカミはイノシシやニホンジカと同様に
何の対策も施さなければ人間のテリトリーに侵入してきます。
そこでこの計画ではオオカミたちの住む自然界と
我々が住む人間界の境界線を維持するために
『ハンターの増加・育成』
が合わせて必要になります。
自然界はオオカミの再導入によって生態系を自治し、
人間界は野生動物がテリトリー内に侵入しないように防衛する。
この
『
不可侵
・
不干渉
』
といわれる関係性は、
外交問題においても2つの国家が平和的共栄をなしえるための原則です。
前回の記事で、
「クマやイノシシを制御できていないのに、オオカミを制御できるわけがない!」
といったご質問いただきましたが、この不可侵・不干渉の原則に沿って
お答えすると
、
「生態系を『人間が制御しなければいけない』という考えがそもそも間違い」
です。
もう一度、話をまとめると、
オオカミの再導入において私たち人間は
自然界に対して何かをし続ける必要も、
何かを心配する必要もありません。
唯一行うのは、生態系を回復させるトリガーとなる
オオカミを復活させることであり、
あとは自然界から野生動物が侵入しないように
ハンターを増加・育成して
防衛能力を強化すればよいのです。
オオカミの再導入を議論する際によく問題として挙げられるのが、
『沖縄のマングース移入のような問題が起こるのでは?』
です。
この『マングース移入問題』とは、明治時代にマングースが
同じ檻に
入れた
ハブを見事に仕留めた姿を見て、
とある東大教授が
「マングースはハブを捕食する動物だから
沖縄に放てばハブを撲滅できる!」
と発表し、
沖縄に21頭の
ジャワマングースが
放獣された・・・というお話。
結果的に野に放たれたマングースは獰猛なハブを襲うことなく、
より狙いやすい野鳥や小動物を捕食するようになり、
沖縄の生態系はメチャクチャになってしまいました。
確かにこの話を聞くと、再導入されたオオカミも同じ轍を踏むのではないかという
疑念が湧いてきます。
しかしこの『マングースの移入』と『オオカミ再導入』は
根本的にコンセプトが異なります。
この違いを端的に述べると、
マングースの移入は
『安定していた生態系を破壊した』
行為であり、
オオカミの再導入は
『破壊された生態系を復元する』
行為です。
先に自然界と人間界の関係は『不可侵・不干渉』であるべきだと述べましたが、
この考え方から言うと、前者は生態系に対する侵略的行為であり、
後者は既に侵略的行為により傷ついた生態系の自治能力を回復するための
援助的行為になります。
ちなみに前回の記事で、
「オオカミを導入した結果、マングースのように野鳥や小動物を襲ったらどうするのか?」
というご質問を受けましたが、同じく不可侵・不干渉の原則からお答えすると、
「生態系が安定しているのなら、例え絶滅危惧種が捕食されたとしても
それは自然の理であり人間が関与する問題ではない」
が答えになります。
さて、ここまでオオカミの再導入について述べてきましたが、
本質的な
『生態系の保全』
という問題に対して、
本当にオオカミの再導入以外に方法はないのでしょうか?
実は・・・・
あります。
オオカミ再導入に代わるもう一つの代案、
それは
『レンジャーによる生態系の管理』
です。
「レンジャー」という言葉には色々な意味がありますが、
ここで述べるのは野生動物の保護・管理を行う専門職業
『ワイルドライフ・レンジャー
※
』
で、
彼らは野生鳥獣の管理捕獲を業務として行うため、
ハンターが入っていかないような深山・高山地帯でも活動できます。
※ゲームワーデン、ワイルドライフオフィサーなど、国によって呼び方多数
オオカミの再導入は
自然界と人間界が『不干渉・不可侵』になることが目的なのに対して、
レンジャーによる生態系の管理は
人間界が自然界を
『支配』
することが目的になります。
「人間が自然をコントロールすることなんて可能なのか?」
と思われるかもしれませんが、
例えば
江戸時代には大掛かりな
山狩りで地域の野生動物を根絶した例がありますし、
対馬や瀬戸内海の島々では過去にイノシシ・シカを絶滅させています。
戦後は千葉県などの多くの都道府県で野生動物を絶滅させていますし、
そもそもオオカミが絶滅したのは人間が徹底的にオオカミを駆除したからです。
よって、「できる・できない」で言えば
人間が自然界の生態系をコントロールすることは可能です。
ただし、人間界が自然界を完全にコントロールするためには、
ひとつ大きな問題があります。
それは・・・
人間は現状の乱れた生態系を制御することは可能です。
極端な話をすると、
レンジャーをのべ1万人動員して、
最先端の装備を使って、
毎日山狩りを行わせたら
自然界の生態系は完璧にコントロールできます。
しかし現実的になぜそれをしないかというと、
端的な話
『カネが無い』
からです。
『生態系の被害』という経済的に何の損失もない問題に対して
行政が大きな予算をつけることは不可能です。
「農林業被害が深刻なんだから、予算がつくんじゃないの?」
という質問もありましたが、一番初めに述べたように
農林業被害と生態系被害は問題の管轄が違います。
このように、人間界が自然界の生態系をコントロールするためには、
兎にも角にも
『カネ』
の問題を解決しなければなりません。
以上述べましたように、オオカミの再導入に代わるもう一つの施策
『レンジャーによる生態系の管理』ですが、
その一番の問題点は
『資金源をどうするか?』
です。
「増税する」
という考えが一番適切に思えますが、
「日本の生態系を守るために大増税します!」
という言葉を
日本国民に納得させるような政党があるでしょうか?
さて、一見不可能のように思えるレンジャーの資金調達の話、
実はひとつ良い方法があります。
それは
『狩猟ビジネス』
です。
。
『
狩猟ビジネス
』とは簡単に説明すると、
①鳥獣管理捕獲を行う。
②捕獲した野生鳥獣を食肉加工して販売する。
③狩猟をレジャー化する。
というビジネスモデルで、
生態系の維持活動をマネタイズ
する
ことができるため
レンジャーは活動資金の一部を自身で生み出すことができます。
具体的に述べると、
レンジャーは自然界で生態系管理のための管理捕獲を行いながら、
ハンターを招いて狩猟ガイドによる収入を得ます。
「動物を殺させて金儲けをしようなんて酷いッ!」
といった批判もありますが、
国内外からハンターを招いてガイド料を徴収し、
そこで得た利益を生態系保全に還元するシステムは
カナダやニュージーランド、特にアフリカ各国では
すでに行われている取り組みであり、
生態系の保全活動を
継続的かつ効果的に行うためには必須であるといえます。
さて、今回の話をまとめると、
私たちの住む人間界と自然界のこれからの関係は、
オオカミの再導入による
『不干渉による共栄』
か
レンジャーの生態系管理による
『支配による共存』
の
いずれかの道を選ばなければなりません。
現在の日本では、
『不干渉による共栄』については
ハンターの増加・育成は行われていても
オオカミ再導入に関する施策はまったく議論されていません。
また 『支配による共存』については、
レンジャー制度は近年少しずつ整備されてきていますが、
小規模かつ単発的で大規模化に向けて資金源を作り出す施策が
まったく議論されていません。
前回の記事では
「オオカミ再導入は○○だから不可能だ!」
といったご批判を非常に多くいただきましたが、
今、話し合わなければならないのはオオカミ再導入の不可能性ではありません。
私たち日本人はこれから先、自然界とどちらの関係を結ぶべきなのか?
そして、支持する考えを実現するための建設的な議論が必要とされているのです。
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[ 2016/08/17 03:45 ]
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