今年の冬はエアライフルハンティング、はじめませんか?
「ハンティング」という言葉を聞いた方の中には、海外の話か
モンスターハンターのようなゲームの中の世界をイメージされた
方もいるのではないでしょうか?
ハンティングなんて金持ちの道楽かフィクションの世界、
とても都会暮らしの普通のサラリーマンには縁のない話・・・。
いえ、そんなことはありません!
今注目の『エアライフル』と呼ばれる銃であれば、
ショットガンやライフルを使ったハンティングよりも簡単に
始めることができ、さらに都心暮らしでも車で1時間程度の場所で
ハンティングを楽しむことができるんです。
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『ハッサンジャパン.com』では、そんな魅力的な
エアライフルハンティングの世界をギュッと凝縮させて
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ご紹介だけでなく、ハンティングに関するテクニカルサポートや
皆様のハンティングライフを最高の思い出に残すお手伝いを
させていただいております。
まだサイトをチェックされていない方は、是非一度ご覧ください!
深海漁業が盛んな東洋町。
そこに住んでいると、何かと怪しいおすそ分けがある。その中でも特異だったのが、この『ソフトクリーム貝』。
もともとはウチワエビやアンコウを捕獲する底引き網に
混獲される雑魚なので、正式な調理法なんてものはない。そこで、ひとまず塩茹でに。
余談ではあるが、サザエなどの巻貝を茹でる時は塩水からゆるやかに
温度を上げていき、一気に過熱するのがセオリーだ。
じわじわと過熱すると「海水温が上昇した」と勘違いして身が飛び
出してくる。
そのタイミングで急激に熱して茹で殺すことで、身を取り出しやすく
なるのである。
ソフトクリーム貝はカニのような旨味があって美味い。
色もカニかまぼこみたいなので、酢味噌でヌタにして食べても
抜群であった。
・・・しかし、
食後2時間で猛烈な吐き気が。
後で調べたところ、この貝の正式名は『ハシナガニシ』。
実は内臓に毒があるらしく、食べる時は毒抜きのために
何度か茹でこぼさないといけないのだとか。
貝はコワイ。
よくわからない貝を食べる時は、必ず下調べをしよう。
魚介類の宝庫である高知県。
市場に行くと、多彩な魚がアホみたいな安値で売られている。 中でも初夏から秋にかけてよく見るのが『メジカ』。
お値段なんと、まるまる1匹で100円。
正式名称はソウダガツオ。
この魚は、とにかく足が速いことで有名で、通常はソウダ節(鰹節)
に加工される。
よって一般に鮮魚で流通することはなく、鮮魚を見られるのは
太平洋沿岸の港町ぐらいだ。
抜群の安さなので、生節(茹でカツオ)などで常食していたが、
ある時、知り合いから
「メジカの刺身はうんまいぞぉ!でも、
絶対腹壊すから食べたらだめだぞぉ!」
という面白い情報を入手。
というわけで、
刺身にして食べてみた。
結論として最高である。
身はなめらかでカツオの旨味が凝縮されている。
およそ都心で食べるカツオのたたきが
しぼりカスに思えてしまうほどの美味さだ。
「こんなに美味い刺身が100円で食えるなんて、
高知ってのはなんて恵まれた土地なんだッ!」
と、思った。心の底から。
しかしその後、案の定
2日間ひどい下痢に悩まされた。
「ダメだ」と言われるものは、やっぱりダメ。
人の忠告はちゃんと聞くべきである。
ちなみに、高知県で8月から9月ごろに獲れるメジカの新子は
当たらずに美味しく食べられるらしい。
是非、一度は賞味したいものである。
磯で穴釣りをしているとウツボが釣れた。
一般的にはリリースされる魚だが、高知県ではよく食べられるのだそうだ。
そこで満を持して料理してみることに。
とりあえずウナギのように目打ちにしてみた
・・・が、
この魚、生命力が強すぎて一行に作業が進まない。陸に上げて数時間はたつのに、まだ歯をガツガツ
言わせて威嚇し体を捩じらせる。
にっちもさっちもいかないので
冷凍庫に1時間ほど突っ込んで凍死させる。これでようやく調理ができるッ!
・・・と思ったが、甘かった。
この魚、
とんでもなく皮が強力だ。良く研いだ包丁で、全力で突きあげても破れない。
結局、1匹のウツボをかば焼きにできたのは3時間後。
もはや捌くというよりか戦闘である。
どうにこうにか捌いて、かば焼きに。 結論から言うと、
ウツボは魚の中で一番美味い。
特に皮が美味い。
あれほど固くて生臭かった皮は、
焼くと香ばしさが出て脂が染み出し、
ネッとりとした濃い旨味が溢れだす。
言葉にするのは難しいが、
この世の『旨味』を具現化した
ような存在だ。
ただ、いかんせん捌くのが難しい。
その上ウツボの骨はタイのように硬い。
しかもウナギやアナゴのように多数の小骨が存在する。
まだまだ研究の余地が多いため、ネタとしてはお蔵入りに。
聞いた話によると、高知のどこかにはウツボの骨を
上手に捌く名人がいるらしい。
いつかはウツボ捌きをマスターして、記事にしたいものだ。