麺、負けて。 「ハゼ出汁の温蕎麦」

imgp0827.jpg
ファミリー?フィッシングの回で釣ったハゼの焼き干し



imgp0847.jpg
このハゼ干しから、じっくり出汁を取って作ったのが、
ハゼ出汁の温蕎麦!!


さっそく頂いてみると・・・・










・・・・まずい!!


いや!出汁はいい!
鰹節やアゴ出汁には無い、ホッコリとした味で非常に美味しい!!

しかしスーパーで買った蕎麦麺が足を引っ張った!!


てか、蕎麦ってもともと旨いもんじゃないですよね?
ベトベトグニグニとした食感の癖に、うどん玉より割高ですし。

そもそも資さんうどん(北九州ローカル)で、うどんではなく蕎麦なんか食べている人をみると
思わず小脇をすぼめて
『    Oh my god・・・   』
とつぶやいてしまうほどの元博多っ子現北九州人ですからね。私は。
麺は、もっちりとした博多の『うろん』が最上!!
以下、長浜ラーメン
、讃岐うどん、ちゃんぽん麺、皿うどん・・・・

蕎麦なんて下手下手!!


せっかくの旨いハゼの出汁が台無しですよ!
あ~あ・・・蕎麦なんか使わなけりゃ良かった・・・。












・・・・おい。ジビエぇ・・・・。








はい?何ですか?
タコ村課長?







ちょっと面貸せコラ!!










こんな感じで
会社にて蕎麦の悪口
を言っていたところ、
偶然通りがかった信州出身のタコ村課長に呼び出されてしまいました。




本当に蕎麦がマズイと思うんなら、
今度の日曜日にココまで来い。




と渡された紙には「大分県蕎麦打ちの会」の文字が。


ええ!!行きますともさ!!
行ってソバが『おうろん』の足元にも及ばないことを再確認させていただきますわ。








~次の日曜日~





おう。来たな。
じゃあ、そこの包丁研いどけ。







imgp1396.jpg
「・・・包丁を研ぐぅ~?」
「麺を切るのに?」






いいから黙って研いどけ。
後になったらわかる。








「・・・はい。」






今回は材料、豊後高田産の新そば500g水約45%だけの
十割そばを作るぞ。













まずは、そば粉に水を3回程度に分けて入れる。
この時、粉全体に水がいきわたって『そぼろ状』になるように手早く撹拌する。







imgp1399.jpg






次に左手で生地を出しながら右手で段になるように練っていく菊練り
形を整えながら、生地を中に入れていく角だし
最後に、全体的に球状にまとめていくヘソ入れだ。

まぁ、難しいことは抜きにして、手早く全体が均質になるように練るのがコツだ。







imgp1404.jpg






こね終えたら伸ばす。
ココから先はとにかく時間との勝負だ。
30cmほどの円方に潰したら、麺棒を使って伸ばしていく。
今回の分量なら約1m四方になるぞ。








imgp1405.jpg






最後に切りだ。
生地を4つ折にして麺包丁でなるべく細く切る

ただし、蕎麦粉は乾燥すると千切れやすくなる。
何度も言うが時間との勝負だ。
切れの悪い包丁で時間をかけて切っているとボロボロになるぞ。













あとは大量の沸騰した湯で2、3分茹でて出来上がりだ。

どうだぁ?
少しは蕎麦打ちの難しさと奥深さがわかっただろ?
















「・・・・・・ふひひ。」








「結構簡単そうじゃないですか!!」


・・・んなにぃ?
んじゃあ、試しに打ってみろよ。









「んまぁ、任せてくださいよ!」








「これでも僕は料理には自信がありましてね!!」










「魚も捌きますからね!手早く調理することは慣れてますよ!!」










『さぁ!!茹で上がりましたよ!!』



imgp1407.jpg
「・・・・うぅ」






「むちゃくちゃむずかしいです・・・・・。」




『きしめん』みたいになってるぞ。







imgp1409.jpg

「だって~・・・・。」
「伸ばしていると端からボロボロになって行くし、」
「切れたらもう繋がらないし、」
「細く切ろうとすると途中で切れるし、」
「かといって太く切ると、『きしめん』ですよ・・・。」


「歯ざわりも悪いし、蕎麦ってやっぱり美味しくない・・・・」








まぁ、そう結論付ける前に、俺の打った蕎麦を喰ってみろって。








imgp1411.jpg
「う!!すごく均等に細く切れてますね・・・・。」
「・・・ともかく、いただきます。」












(・・・・んぐ!!)
(こ、これは!!)



すすると噛み切る事無くするりと喉を通っていく喉越しぃ!?
ふんわりと鼻に抜ける蕎麦の香り!?

こ、これがあのネチネチムチャムチャの麺と同じものなの!?

食べる・・・というか、体に入っていく!!






どうだ?素材や作り方で全く違ってくるだろ?
だから、『蕎麦』を一くくりにして貶すんじゃねぇ。
文句言うのは全部知ってからにしろってことだ。







「・・・う~ん。確かに全く違いますね。」
「しかし、これなら納得のいくハゼ出汁の蕎麦が作れます!!」
「タコ村課長!!課長の打った蕎麦を持って帰っていいですか?」







・・・・・。









・・・ダメだ。






(むっ・・・)
「・・・・いいじゃないですか。少しぐらい。」









いや。別に意地悪でダメだって言っているわけじゃない。

ただ蕎麦ってのは、『三たて』と言ってな。

挽きたて打ちたて湯掻きたて
でないと、その食味や風味が大きく変わるんだ。
持ち帰っても、ここで食べたような蕎麦のままじゃないんだよ。











それにお前は、わざわざこんなところまで来るほど
ハゼ出汁で蕎麦を作ることにこだわっているんだろ?
なら、一番旨い蕎麦で料理してやらないと、
おまえ自身満足できねぇんじゃないのか?








(・・・・うっ!!)



(タコみたいな顔してる癖に・・・・)



(・・・・なんかカッコいいぞ!タコ村課長!!)






お前のために、年末に旨い蕎麦粉を手に入れてやるよ。
その時作ってやりな!!
満足いくこだわりのハゼ出汁蕎麦を!!






「あ、ありがとうございます!!」


















(・・・でも、別にハゼ出汁で蕎麦を食べることに、)
(こだわっているわけでは・・・無いんだけどなぁ・・・。)



\ハゼ出汁蕎麦はリベンジだ!/

ブログランキング・にほんブログ村へ
ほとんど蕎麦の話しでしたが・・・
ワンクリックいただけると幸いです!



スポンサーサイト
[ 2012/12/19 23:31 ] 釣魚料理メニュー マハゼ | TB(0) | CM(11)

10割ぃ~@0@!

〒_〒それは難しいぃ~~~

でもすごい、ちゃんと出来たんですねぇ~

前に蕎麦打ちやったけれど、ずるして、小麦粉いれたった!

ハゼの焼き干し、知らないんです。教えてください。

頭残して内臓取って、魚焼きで焼いて干すのでしょうか?(予測)

そうそう、以前、ハゼに行ったのに、ハゼ釣れなかった日、
カニを3匹探して釣ったんですよ。
ハゼの天ぷらそばを諦めて、カニのダシでお蕎麦しました。

それはお蕎麦にマッチしていましたよ^^
[ 2012/12/20 07:47 ] [ 編集 ]

ハゼだしと十割そば…なんとも趣深い年越しそばですね。
ジビエさんの周りは食通揃いなのですか?

以前送っていただいたウオノエの結果、ばっちり出ました!
やはり、サッパヤドリムシで間違いなさそうです。
ウオノギンカ(Anilocra)属という体表に寄生するグループの1つで、
日本だと他にニザダイヤドリムシなどがいます。

ご報告まで(^◇^)

[ 2012/12/20 12:37 ] [ 編集 ]

>>れおんさん
私の打った蕎麦は、ほとんどキレキレでした・・・。
箸で持ち上げているのは、数少ない「繋がった部分」なんですよ。

ハゼの焼き干しはおっしゃるとおり、
頭つけて内臓取ったら、素焼きにして干すだけです。

カに出汁蕎麦ですか!なんか豪勢ですね!!
・・・しかし、狙ってカニを釣ったんですか!?・・・一体どうやって探し当てたのでしょう!?

>>ノエさん
食通!?
私は『通』ではありませんよ。
なんでも食べますしね。悪食です。

お~!!あのウオノエ君はやはりサッパヤドリムシでしたか!!
同定お疲れ様です!
ウオノエを見かけたら、またご提供させていただきますね!
[ 2012/12/20 22:47 ] [ 編集 ]

ハゼのやり方ありがとうございました。蕎麦よかったら、ご覧下さい。

http://kurousaleon.blog39.fc2.com/blog-entry-1435.html

視力は2・0なので、いつも海底探して狙うのです。

http://kurousaleon.blog39.fc2.com/blog-entry-2041.html

[ 2012/12/21 07:39 ] [ 編集 ]

スーパーのそば麺とかは・・・

 ものによるかも知れませんが、だいたいは「そば粉」よりも「小麦粉」の方が多かったりしますよね。
 そば粉の割合が増えると製麺がしづらい・・・というよりは、単純にコストの問題だと思われます。
 駅などの立ち食いそばも、1割程度しかそば粉は使われておらず9割は小麦粉だという話をとある文献で見ました。
(まぁ、あの値段で手早く食べられるそば・・・なので、営業努力としてプラスで評価して良いと思うのですけど)

 というわけで、そりゃ、まともな「そば」と、スーパーの袋麺の「そば」を比べたら、比べものにならないです(笑)
 袋麺は調理が簡単なように蒸してあったりして・・・・まだ、乾麺のそばのほうが、そばらしい感じですもんね。
(もちろん手打ちにはかなわないですが)

 しかし・・・10割でちぎれない手打ちですか・・・・。
 たいしたものですね。すばらしい。
[ 2012/12/21 08:39 ] [ 編集 ]

>>れおんさん
どんぐり蕎麦!!
どんぐりスターチを繋ぎにつかうんですね・・・しかもイシガニ出汁で蕎麦だなんて!
その発想・・・おどろきです!

>>ひいらぎさん
市販の蕎麦には、そんなにも小麦粉が入ってるんですね~。
確かに蕎麦は乾麺のほうが美味しかったりします。

あ。ちなみに、ブログ上では蕎麦をディスりまくってましたが、
実際は別に嫌いってわけではないんですよ;
ただ、うどんか蕎麦かと聞かれたら、やはりうどん派ですけどね。

[ 2012/12/21 23:32 ] [ 編集 ]

ジビエさんの手にかかると、なんでもおいしそうに見えますよ?
ゴンズイとか(笑)

またウオノエ見かけたらよろしくお願いしますー
[ 2012/12/22 09:59 ] [ 編集 ]

おお~、ハゼ出汁の蕎麦美味しそう……ですが、確かになんか
ふにゃふにゃっぽい蕎麦ですね。
自分も蕎麦はほぼ大晦日にしか食べないくらいのうどん党ですが、
信州で食べた蕎麦は美味しかったです。
蕎麦粉10割よりも、2割小麦粉混ぜた奴の方が弾力と張りがあって
美味しいと思いましたが……。
楽しそうな職場でいいですね。

これから年越し蕎麦にお雑煮にと、ハゼの焼き干しが活躍する
季節なので、自分も楽しみです。
しかし、手打ちとは本格的ですね。うどん打ちはやった事ありますが、
蕎麦は細いので難しそうですね。
とろろを練りこんだ蕎麦がありますが、魚のすり身を練り込んだ蕎麦とか
作れるんでしょうかね?
話を聞かないところからすると、美味しくないのかな?
[ 2012/12/22 21:48 ] [ 編集 ]

>>ノエさん
ウオノエ、まかせてください!
・・・ただし、釣り物が少ない季節です。
例え捕獲できても釣果が寂しかったら・・・なんでもホイホイ喰っちゃう男なんだぜ・・・!


>>名無しさん
魚のすり身を練りこんだ蕎麦!!
それは非常に面白そうですね!!
・・・しかし、昔魚の麺を作って大失敗した記憶が!!

東北の地は一度旅してみたいものです。
私、九州からほとんど出たことがありませんからね。
[ 2012/12/22 22:45 ] [ 編集 ]

自分の家の近くにも『蕎麦道場』という
麺を打たしてくれるところがあるのですが、あれ、なかなか難しいんですよね。
プロの技に感服です。
 
 

多忙でしばらくご無沙汰でした
早いもので、今年も終わりですね
飽きっぽい自分が、ジビエさんのブログ
ずいぶんと長いこと愛読させてもらってます

来年も釣りに狩りに料理にと
心踊る記事を心待ちにしております。 のんびり更新してやってください
 

それでは良いお年を(^o^)
[ 2012/12/31 01:08 ] [ 編集 ]

>>リーマン戦争2009さん
今年一年、ご覧頂誠にありがとうございました!
まだまだチラシの裏レベルの記事しか書けませんが、
今後もご愛好いただけると、幸いです!

よいお年を!!
[ 2012/12/31 15:28 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック:

この記事のトラックバック URL
http://kodokunogibier.blog.fc2.com/tb.php/146-6341d41c