年上の理系女子は大体こんな感じ 『クサフグのてっちり』

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(クサフグの可食部、計430グラム・・・)







ジビエ君・・・・
またクサフグ釣ってきたの?好きなのねぇ~

 




「いえ。別に好きで釣ってるわけでは・・・まぁ、美味しいから食べるんですが。」







クサフグは身に弱毒があるから、
食べる量には気をつけてないといけないのだけど・・・

 





「わかってますって。この前と同じ50グラムずつ食べますよ。」







いえ。今日は100グラム摂取するんだわ。

 






「・・・なぜ?」







100グラム・・・摂取するんだわ。

 



「・・・は、はい。」





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「・・・で、チェリーさん。今回はクサフグのアラから出汁を取りたいのですが、
骨(出汁)って可食だったですよね??











そうね。骨は身と同じで弱毒よ。
内臓が付着していないことをよく確認してね。
ただし『ヒレ』は皮と同じ強毒だから、一緒に調理しちゃダメよ。

 







「ちなみに、『血』は毒があるんですか?









よく猛毒と間違われるけど『血』は無毒~弱毒よ。
『血抜きをすれば肝も食べられる』なんていう
がネット上で囁かれてるけど、絶対に真に受けちゃダメなんだわ。

 








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「酒も使ってないクサフグの骨からのみ取った出汁・・・いい香りがしますねぇ~






コモンクサフグ








ちなみに、全部クサフグでくくっちゃってるけど、
今回は数匹『コモンフグ』が混じってるわね。
コモンフグはクサフグと違って白子が強毒だから食べちゃダメよ。

 








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「さぁ!完成~っ!『クサフグのてっちり鍋』!!」
「使用した身は言われたとおり100グラム使ってますよ!
うぅぅぅ・・・それにしても鼻腔をくすぐる香りっ~
た・ま・ら・んっ!いただきますっ!!」
















「うぉおんっ!!いいのかっ!!こんな出汁っ!!

予想以上に濃厚な旨みっ!凝縮されたアミノ酸的な旨みっ!!
野菜と豆腐に出汁が染み渡るぃ、黄金の輝きに包まれてるぅぅぅ!!


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そして身もすごいぞっ!
コモンフグの身はしっとりと柔らかく
クサフグの身はしっかりシコシコと歯ごたえのある食味ぃ!







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残った出汁は雑炊がたまらんっ!!
これはシロサバフグよりも強い出汁!
こんなこと言っちゃいけない・・・いけないと思うが、
コイツは毒があってもまた喰いたくなる味っ!魔性!正に魔性のアジィィィィ










実験2














「ちょちょちょっとっ!何勝手に人の筋電位なんか取ってるんですかっ!?」


実験3








・・・ジ、ジビエ君。
フグの毒、テトロドトキシンは非常に恐ろしい生物毒なのだわ・・・

 






でもね。その情報を調査し、集積し、解析することで、
無責任な情報に振り回されない知識を得るだけではなく、
未知の発見に繋がる可能性を生むのだわ。

この営みをなんと言うかわかる?

 



な、なんですか?急に。・・・いえ、よくわかりません。」










それは『科学』!

そして生物から得られる数々の発見は、
多くの科学分野の発展に寄与してきたのよっ!
神秘2
特にテトロドトキシンは後遺症の残らない神経阻害物質として
神経生理学の分野では超重要化学物質なのっ!!













ジビエ君!私はあなたがマルチハンティングを通して、
『何匹獲った~』や、『旨かった~』などの感想しか言えない人間に
なって欲しくないのっ!


 




釣り、狩猟、採集と言う行動から、自然現象や動物の生態を
自然科学として捉えてもらい、
効率的な狩猟法などの新しい『発見』に繋げてもらいたいのっ!


 





そしてジビエ君っ!

私はどうしてもホモサピエンスのテトロドトキシンに対する
感受性について知見を得たいのよっ!
なにせ、テトロドトキシンにはまだまだ知られていないことが多いんだわ!

チェリートキシン
お願い!私の研究に協力してもらえないかしらっ?
・・・なにせ臨床試験ってお金も掛かるし、規制が厳しすぎるのだわ









「ちぇ、ちぇりーさん!







・・・感動しましたっ!
もちろん、その研究に協力させてくださいっ!」









ありがとう。
じゃあ、この書類のココとココとココに捺印もしくは拇印をお願い。
・・・あ、中身は詳しく見ないでいいわよ。

 



「いや~!僕もクサフグを食べることで科学の発展に貢献できると思うと・・・・・」













(・・・・あれ?)









(でも、よく考えてみればこれっ・・・)












(いつか中毒を起こすって事じゃないかっ!?)
服毒







\ごちそうさまでした!/

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コーヒーこぼした。

コーヒー噴いた!

ウサギのメガネごっつ似おとる~

水銀柱血圧計、あるよ。お家に。

あぁ~、科学した、続きが知りたい~~~

そのうち、こっちで喰っていけるかもよ。ジビエくん。
[ 2013/04/18 08:11 ] [ 編集 ]

>>れおんさん
水銀柱血圧計って普通に買える物なのですか!?
自分でコロトコフ音を聞けるんですね。すごいです。

ああ・・・こんな好きなことして食べていけるなら
どんなに幸せなことでしょうか・・ぶくぶく
[ 2013/04/18 20:17 ] [ 編集 ]

生きるか死ぬかの毒を毎回接種して復活すれば強くなりますよ!

サイヤ人みたいに
[ 2013/04/19 12:20 ] [ 編集 ]

>>かっちんさん
明日は北風、その上若潮・・・・・
もうこれって、またあそこしか行く場所ありませんよね?

フグに関してはご安心を!もちろん節度を持って賞味します。
それに私の致死量は53万マウスユニットです
[ 2013/04/19 22:47 ] [ 編集 ]

あぁ、騙されてる、ウサギさんに騙されてますよ。
ジビエさんが自らの科学貢献を見届けられる事を
切に切に願います。
…冗談抜きでフグの記事読むと次の更新があるのか
心配になります。
フグの記事がアップされた時点で大丈夫だったと
いうことでしょうが…
[ 2013/04/19 23:25 ] [ 編集 ]

若潮の運河はきついですね。

自分は月曜日の中潮2日目に釣行してきまーす
[ 2013/04/20 12:13 ] [ 編集 ]

>>ねぎ夫さん
ご心配をおかけして大変申し訳ございません!
おやさしいのですね・・・・

このブログでは目標として、月曜日と水曜日にAパート、Bパート
といった形で更新をしております。・・・できるだけ。
なのでAパートを投稿した時点ではすでにBパートのネタはできていますので、
ご心配には及びませんよ~
まぁ、悪食に端を発した入院を過去2回経験してますので、
慎重に行動するように気をつけます。・・・できるだけ。


>>かっちんさん
ただいま帰還しました。
釣果・・・・敗走です・・・うぅぅ

今日のほぼ流れのない潮ならば運河がいいと思い釣行しましたが、
朝まづめの下げ初めに、フグが猛活性した以外は全く生体反応が無し・・・
大雨に耐え切れませんでした。

『若潮の運河はきつい』とコメントされていましたが、
なぜそのように予想されたのでしょうか?
よろしければご教授願います!!・・・・ぐふ
[ 2013/04/20 15:21 ] [ 編集 ]

人体実験乙ですw
てっちり本気で美味しそうですね。写真から香りが伝わって
きます。料理もですが、撮影も上手ですね。

ところで、温暖化の影響か最近シガテラに当たる範囲が
北上して来てるみたいなんですが、北九州辺りでは
聞きませんか?
和歌山のイシガキダイで当たったとか聞くと、ガクブルです。
[ 2013/04/20 16:18 ] [ 編集 ]

僕も釣った魚は外道も美味しく食べる方なんですがクサフグは流石に・・・

でも、ここに来るたびにクサフグを食べてみたいという欲求が・・・
今回のクサフグのてっちりはかなりやばいですね(笑)
[ 2013/04/20 16:33 ] [ 編集 ]

自分は、まだ初心者程度の知識と腕前なのでたいしたことは言えませんが、自分自身が若潮、長潮時の釣果は悪いですね。

運河なら若潮でも左右に潮は流れますが、若潮だと新しく入る潮が余りないと思ってます、干満のさも余り無いですし

チヌの回遊も個人的には、若潮の運河は少ない気がします。
寄せる技量が有るなら釣果を出せますが、自分はまだ技量がありません…

それと質問ですが、ジビエさんは撒き餌にチヌパワー入れてますか?
[ 2013/04/20 17:05 ] [ 編集 ]

>>名無しさん
北九州でシガテラ中毒の話は聞きませんね。
北九州が接すのは、日本海と瀬戸内海なので太平洋のような暖かい潮の影響が無い
ためだと思います。
ただこちらでも、ヒョウモンダコとソウシハギが近年発見されるようになったそうです。


>>モンタナさん
クサフグの出汁の香りは、脳みそを揺さぶる魔性の香りがします。本当に・・・
生体内のテトロドトキシンは水に溶け出すことがほぼ無いようなので、
内臓や皮を直接食べなければ中毒の危険性はほぼ無いと思われますが・・・
ご家族がいらっしゃる場合は、やはり父親の責任がありますしね・・・


>>かっちんさん
おっしゃるとおりです。午前中で撤退しましたが、潮は全く入ってきていなかったですね。
しかし、この『運河は若潮がいい』という情報は、釣り場で出会ったインスタント師匠の
言葉なんですよね~・・・(まぁ、そういう出会いも楽しみの一つですが)

今回の撒き餌はこんな感じです。
http://blog-imgs-61.fc2.com/k/o/d/kodokunogibier/imgp2207.jpg
ポイ太郎で『オススメは?』と聞いたら、やはり赤鬼猛プッシュでした・・・ぐふ
[ 2013/04/20 22:08 ] [ 編集 ]

撒き餌の配合は人それぞれなので一概にには、これがいいとは言えませんが、麦とパン粉が多いと運河の急流だとチヌ用の集魚材とパン粉が比重の関係で別々のマキエの帯を形成しなかったですか?

もし別々のマキエの帯が形成されたらツケエサの同調が難しいかもです

周防灘の緩やかな釣り場なら底に撒き餌を溜める釣りなんかなら有効だと思います

麦も集魚材にある程度含まれてますから、200gぐらいでいいかもです、お肉の味付けの塩コショウみたいな。

麦とパン粉のトッピングを減らして低コスト集魚材をもう1つ増やして見るのも手かと、赤玉は自分も使いましたが…


安物買いの銭失いですな

ジビエさんかなりお金使ってますね
[ 2013/04/20 23:52 ] [ 編集 ]

>>かっちんさん
ご指導まことにありがとうございます!
釣れない症候群に突入し、気が狂ってますので
かなり値が張った撒餌を作っています・・・

パン粉は撒餌の増量のために入れていますが、
確かに比重が違うので2層に分かれてしまいますね・・・

麦は多目のほうがいいとポイ太郎さんにプッシュされたので
使用していましたが、それほど必要ないのですか・・・う~む

撒き餌は残してあるので日曜近場に出撃します!
釣れない場合は・・・またインドネタになるかもです・・・
[ 2013/04/21 00:14 ] [ 編集 ]

今日は前日の雨で濁りもあるから、朝から食いがいいはず!

自分も来週は運河に行きます!


エンヤ婆との死闘のお話を楽しみにしてます
[ 2013/04/21 07:38 ] [ 編集 ]

>>かっちんさん
マワリハツレテイタノニ・・・ぐふっ
[ 2013/04/22 02:13 ] [ 編集 ]

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