だってジビエだもの 『ウシガエルのムニエル パセリバターソース』

 \解体画像は非表示にしてるよ!/
IMG_0471 (2)



ウシガエルは『外来生物法』により、その販売、放流、飼育、
生きたまま運搬する事が
禁止
されています。

そのため、3人の少年ハンターと別れ、人目につかないようにナイフで脳天を真っ二つ。
魚で〆るのは慣れているとはいえ、両生類だと少しだけ気が引けてしまいます・・・。




(頭を割られたウシガエル)




・・・それでもかなりしぶとく動き回るので、さっさと解体を始めましょう。




それにしてもウシガエル。どんな味かな~
たぶん、鶏のササミにそっくり
・・・・あ!



(しまった~、ネタばれしちゃったかな ^^;












まずはヒレに切れ目を入れ皮を剥いでいきます。




(ウシガエルの水かき)

かなり皮を剥くのには力が必要なので、
滑り止めのついた軍手が必須ですね~。









(皮を剥かれたウシガエル)

さて。いよいよ腹を開きます。
(そういえば学校では、カエルの解剖なんてしなかったよな・・・)




(腹を開かれたウシガエル)

左のピンク色の袋は『肺』、真ん中の黒い物は『肝臓』、その上が『心臓』。
心臓はまだ動いています。
下腹部に大きく発達した器官は・・・『胃』



・・・折角なので、心臓と胃を食べてみましょう。








(腑分けされたウシガエル)

さて・・・どう料理したものか。


お・そ・ら・く、ウシガエルの肉は
鶏のササミにそっくりな味
だと思いますので、
『パセリバターソース』をかけたムニエルにしましょう!





imgp2453.jpg
パセリバター(通称:エスカルゴソース)の材料は
 ●バター 50g
 ●にんにく 1カケ
 ●パセリ 15g
 ●オリーブオイル 大匙1









imgp2464.jpg
作り方は、
にんにくと一緒に熱して香りを移したオリーブオイルを冷まし、
パセリとバターとよく混ぜて冷凍庫で冷やします。









imgp2477.jpg
ウシガエルの肉は
小麦粉、塩胡椒を振って、サラダ油で両面をよく焼きます。







imgp2478.jpg

う、う~む・・・。
足の先が無ければ本当に鶏肉っぽいんだけどなぁ・・・








パリっと焼き上げたムニエルに、溶かしたパセリバターをかけて出来上がりっ!
imgp2485.jpg
『ウシガエルのムニエル パセリバターソース』
いただきますっ!



・・・うんっ!思ったとおりっ!
やはりウシガエルは
鶏のササミに・・・・























似てねぇぇぇぇーーーー!!







なんだこの肉質!
身は固いのに水っぽく、旨みが少ない!


おいおい!インターネットではどこでも
『ウシガエルの肉は鶏のササミにそっくり♪』
ってかかれてるぞっ!?
これのどこがササミなんだよぉぉぉ!!








あ~・・・もういい。
どうせインターネットでは適当な情報しかないんだろ。

はい。では結論~!
ウシガエルの肉は、美味しくありま・・・・











ちょっと待ちなさい!

 




「!?」















\野生肉(ジビエ)に対して、その断言は早計だわ!/

野山と狩猟の





君。今、ウシガエルが『固くて水っぽい肉』って決め付けていたけど、
『鶏のササミに似た肉』っていう感想も、
決して間違いではないのよ。

 






「どういう意味です?」

「今実際に食べてみた感想なんだから、僕の意見が正しいでしょ!?」
「それとも、同じウシガエルでも人によっては感想が違うんですか!?」






・・・その答えのヒントは、今回のウシガエルの
胃の内容物にあるかもしれないわ。

 




「『胃』の内容物!?」
















「今回のウシガエル・・・胃の中には・・・」


imgp2442.jpg


「小エビが1匹」
「『獰猛なウシガエル』の胃袋から出てきたのが、たったこれだけ!?」









次回、『狩猟肉(ジビエ)』で、今回の件について詳しく説明するわね。
「野生の肉って臭いんでしょ?」や、
「野生肉って寄生虫が怖い!」
なんて思っている人には、是非参考にして欲しいわ。

 








「・・・まぁ~、別に肉が臭くたって、
全部カレー粉つけて揚げれば喰えるんじゃないんですか~?」










\くだらない事言ってると、ウシガエルにするわよっ!!/

ある系オス







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デカいアレ、取れました


近場の食材はかなり食べ尽くした感じですかな?

そろそろ昆虫を食べてください!
[ 2013/05/23 10:38 ] [ 編集 ]

あららe-330
美味しそうな料理になったのにちょっと残念でしたね

よく唐揚げが最高だと聞きますけどね
今回はカエルの状態が良くなかったのかな?

[ 2013/05/23 12:25 ] [ 編集 ]

足の形を除けば素材の時点では美味しそうですが、手をかけた料理にしたのにイマイチでしたか~。意外性のある食材であまりハズしていなかっただけに、残念でしたね。
次回の解説編を楽しみにしております。



[ 2013/05/23 19:46 ] [ 編集 ]

Re: かっちんさん

いいえ。まだまだ野に山に。
もちろん海にもまだ出会っていない獲物はたくさんいます。
もちろん昆虫も『食材』として取り扱う予定ですよ。

『俺達のジビエ道はこれからだっ!』 ~次回作に御期待下さい~
[ 2013/05/23 22:26 ] [ 編集 ]

Re: モンタナさん

魚は『旬』をはずしても、そこそこいただけますが、
肉に関しては大きな差が出る好例でした。
詳しいことは、是非次回をご覧下さい~
[ 2013/05/23 22:31 ] [ 編集 ]

Re: 海流美丸 さん

今回、確かに美味しい料理ではありませんでしたが、
『なぜ巷で言われているような食味じゃなかったのか』を
よく考えることが出来た、非常にいい機会でした。
この内容は次回整理して記事にいたしますので、よろしくお願いします!
[ 2013/05/23 22:46 ] [ 編集 ]

いや~、今度は両生類ですか、相変わらず凄いですね~
私はカエルが大嫌いでして・・・
でも中国で蛇とともに食べちゃいました。
かなり美味かったです・・・
[ 2013/05/23 23:00 ] [ 編集 ]

Re: 晴釣雨読 さん

『蛇と共にカエルを食べた』・・・!
ちょっと可愛い絵が思い浮かんだので、次回描いてみようと思います・・・

中国で食べられたカエルと蛇、どのような料理だったのでしょうかっ!
よ、よろしければ教えてください~!!
[ 2013/05/23 23:32 ] [ 編集 ]

アルテミス~
ギリシャ神話まで~@0@!

食用カエルの美味しい食べ方講座楽しみにしてまーす^^

え?鹿もイノシシも食べたことあるよぉ~
ボタン鍋最高やぁ~
[ 2013/05/23 23:59 ] [ 編集 ]

良い題材ですね♪

食用に飼育されている牛や豚でも飼育方針などで食味は変わってきますものね。
野生の食べ物となると、時期、地域(生息場所)だけでなく、個体ごとのコンディションでも差がありますよね。
(殺してからの処理や、部位にもよるし、料理方でも食味が・・・・というときりがないですがw)

[ 2013/05/24 06:36 ] [ 編集 ]

冬眠明けだと、痩せてて美味しくないんでしょうか?
私が食べたのは店でですが、固めのササミでしたよ。肉よりも、皮のスープが
美味しかったです。天然のだと泥臭いかも知れませんが……。
外来生物法施行前だったからできた料理だったのかな?
心臓や胃は食べたことがないので、味に興味あります。解説編で評価を聞けるのを
楽しみにしてますね。今度こそ鶏に近いかな?

しかし、両生類って意外と生命力強いですよね。オオサンショウウオなんか、
半分に咲けても死なないって伝説から、通称「ハンザキ」って呼ぶ地方もあるそうですし、
イモリやウーパールーパーでも、手足欠損くらいなら再生しますもんね。
私は中学でカエルの解剖やりましたが、心臓はずっと動いてましたし。
水や湿り気がないとすぐ死んじゃいますが……。
[ 2013/05/24 14:45 ] [ 編集 ]

Re: れおんさん

ローマ神話の狩猟の女神ディアナとどっちにしようか迷いましたが、
あれって同一人物なんですね~・・・へ~。

美味しい料理は、『美味しく作ってくれる料理人がいる』
当たり前の話ですが、次回はそんなネタです。
[ 2013/05/24 21:51 ] [ 編集 ]

Re: ひいらぎさん

食材には『旬』がある。
当たり前のように聞こえますが、
ファーストフード食ばかりで、
年中同じ味を食べていた私のような人間にとって、
今回のネタはかなりいい勉強になりました。

さて、それをどうやって次回のネタにするか・・・
う~ん・・・構成が難しいッス
[ 2013/05/24 21:57 ] [ 編集 ]

Re: 名無しさん

『解説編~!』なんてぶち上げたはいいものの、
実はプロットが出来てないんですよね~・・・、
明日一日山に篭って考えて見ます・・・

カエルの皮のスープっ!!
是非どのような料理だったのか教えていただけませんか!?
再現してみたいです!
[ 2013/05/24 22:06 ] [ 編集 ]

食べた事あります

蛙は一回だけ食べたことがあります。
近所の炉端焼き屋さんに「けろよん」とお品書きには書いてありました。
味は鶏肉だ!
と思いました♪
[ 2013/05/24 23:27 ] [ 編集 ]

Re: ヒカルさん

『けろよん』wwwこれは可愛いwww
フランス料理などで出される高級なカエルは
ウシガエルではないんですよね~。
なんて種類のカエルだったのでしょうかね?

また味付けはどんなんだったでしょうか?
[ 2013/05/25 00:01 ] [ 編集 ]

中学校でかえるの解剖やりました。
その時悪乗りしてうしがえる持って来たヤツがいて、
でっかいから麻酔があんまり効かないんですよね。
途中で動き出しちゃって、理科室が大混乱に陥りました。
懐かしーなー。

僕は魚だったら生きてても躊躇せずに捌けるのに、
多分両生類はダメで、哺乳類と鳥類は絶対ダメだと思います。
何ででしょうね?
肉になった後なら平気なのに。
[ 2013/05/25 00:25 ] [ 編集 ]

Re: ねぎ夫さん

以前、爬虫類(すっぽん)を捌いたことがありますが、その時のショックはものすごかったです。
その時感じた焦りや興奮、罪悪感など、写真には残せない事を『忘れないうちに表現したい』
と思ったのが、現在絵の練習をしている一つの要因になっています。
このスッポンの話と、『初めて鳥獣に銃を向ける話』は必ず記事にします。

私は解剖実験を経験したことが無いので判らないのですが、
『麻酔』を使うんですか!?
縫合して蘇生する予定だったんでしょうか?
[ 2013/05/25 09:36 ] [ 編集 ]

カエルの皮スープは、中華スープにカエルのアラとでも言うのか、
皮や骨、頭まで入った物でした。
カエル肉の炒め物も出てきたので、それを作った残骸だと思います。
基本的な作り方は、中華スープを使う以外魚のアラ汁と同じだと
思います。頭は二つに割ってありましたが皮付だったので、頭を落としてから
皮を剥いだものと思われます。
中華風に刻みショウガとコショウ、ニラなんかが薬味として使われてました。
刻みニンニクも使われていたかも知れません。
片栗粉かなにかで、軽くとろみがつけてありました。
他に中華スープ特有の香りもしてましたが、匂いの元は不明です。
八角かなにかか、紹興酒とかかな?
記憶で書いてるので、違ってたらすみません。
メインの具はカエルの皮で、クニクニした食感で意外と
美味しかったです。出汁は……あんまり出てなかったんじゃないかな?

解説編、楽しみにしています(プレッシャー)
山に篭った成果で、解脱編でもいいです。

横レスになりますが、私がやったカエルの解剖は麻酔でした。
先生がやったので現場は見てませんが。
解剖後は校庭の隅に埋める所までが授業です。
[ 2013/05/25 23:30 ] [ 編集 ]

Re: 名無しさん

詳細に御回答いただき、誠にありがとうございます!
カエルの皮ですか・・・盲点でした。今度は賞味してみます!
いつの日か世界中を巡って、その土地の食文化に触れたい・・・
常々思っております。

解説編っ・・・!もちろん御期待下さい!!

~それがジビエの残した最後のコメントだった・・・(終)~

[ 2013/05/26 12:28 ] [ 編集 ]

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