劇画顔 『カサゴのネギ蒸し』

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カサゴ

危険を感じると岩場に隠れる習性を持つため、地引網で大量捕獲することが出来ず、
魚屋では15cm程度の小型でも200円ほどの高値が付きます。
そんな高級魚ですが、味は非常に繊細・・・・
・・・言い換えると身に旨みが少ない
です。





(値段の割には可食部が少ないし・・・。ゴッツい顔してるんだから、もっと旨みがあればいいのに。)
(まぁ醤油と砂糖多目で、味付け濃く煮付けにするか。)






      \待ちなっ!/

簡単な顔w






「!?」










『旨みが少ない』だって?
カサゴに対して、そんな評価は言語道断っ!
俺がカサゴのうまさ・・・
とくと教えてやろう。

 







(厳しい口調の割には・・・随分と薄い顔してるなぁ。)












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今回はカサゴの旨みを最大限に堪能できる料理として、
『ネギ蒸し』を堪能してもらおう。
材料はカサゴと長ネギ。調味料は酒と塩だ。

 


「随分と薄~い味付けですね・・・」












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今回の料理ではコツが2つある。
まず1つ目が、
肝、胃、そして浮き袋『内臓を使うこと』だ。
これらは、沸騰した酒にさっとくぐらせておく。

 




「えっ!?魚の内臓って食べられるんですかっ!?






魚料理は『筋肉』だけが取り立たされるけど、
内臓だって旨みがぎっしり詰まってあるんだ
もちろん新鮮でないと食べられない部位だから、
内臓料理は釣り人の特権と言える。

 








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白髪ネギに、細かく切った内臓、塩、酒
を加えて合える。
塩はちょっと多めに振っておいてもOKだ。

 






「この和えたネギとカサゴを皿に並べて蒸すんですね?」








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いや。今回の2つ目のコツは、
和えたネギをカサゴの腹に挟むことだ。

 





(・・・別にわざわざ腹に挟まなくても同じような気がするが。)






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鍋に水を引いたら、カサゴを載せた皿を浮かべて蒸し上げる。
蓋をして10分ほどしたら
『カサゴのネギ蒸し』の完成だ!

 












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「香りは凄くいいですね・・・いただきます。」






















ん~、おいしい。・・・ですが、やはり『お上品なお味』ですね。
味付けが薄すぎるので、醤油を掛けたくなりますね。」








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ふふふ・・・その言葉。
腹に挟んだネギ
を食べても
同じことが言えるかな?

 





「ネギって・・・。」


「こんなに味付けが薄いのに、ネギの味なんて・・・・


















うまし

「ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉんっ!!
な、なんだ!?このネギに吸収された濃厚な旨みはっ!!」








・・・その旨みの成分は骨と身の間に持つ油分、
これは世界3大スープの一つ
『ブイヤベース』の主原料なのだ!!

 


「試しに余ったネギをカサゴと並べて蒸してたけど、
腹に挟んだネギに比べて吸収された旨みが格段に違うっ!
わざわざ腹に挟んだのは、背骨、あばら骨から溢れる旨み成分を
ダイレクトに受け止めるためだったのかっ!!










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「そしてこのネギを、身、内臓と合わせて口に入れると、
身の繊細な舌触りと内臓系の豊かなコク・・・そして、
特濃スープがハーモニーとなって溢れるぅぅ!!





薄いヤツなんて評価は間違っていた・・・!!
・・・カサゴ、
なんて『濃いヤツ』なんだっ!」







  \濃厚な旨みは・・・まだ終わってないぞ。/
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「!?」
















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「こ、これは・・・『にゅうめん』!?


カサゴのアラは二番出汁まで特濃だ。
素麺を出汁で煮ることで出来る『にゅうめん』は格別。
素麺自体に油分と塩分が含まれているから、味付けは薄めで十分だぞ。

 








身は繊細でありながら内臓やアラに、こんなにも恐ろしい旨みを秘めていたなんて・・・
渋いっ!『いぶし銀』だぜっ!!




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(参考URL)
モンタナの釣り日記(仮):『2013/6/24 (大潮)』
魚の内臓、捨てちゃってませんか?
釣り人だけが味わえる味~っ


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[ 2013/07/25 01:00 ] 釣魚料理メニュー カサゴ | TB(0) | CM(16)

れおんくんのママは毎日ハゼ行ってるので

昨日はハゼの肝を集めて。。。ミニハゼ肝したよ!

カサゴなら、大きいから、すぐ出来るね^^

このネギ入れるやつはすごいねぇ~

ダシそんなに? カサゴの茶碗蒸し食べたいわぁ。。

ちょっとぉ。。。ラストはいぶし銀より、あの爽やかなイケめんで頼む!

ぽちっとにためらいが。。。顔薄いカサゴくんでもいいよ^^
[ 2013/07/25 07:08 ] [ 編集 ]

一手間かけた少し凝った料理ですね。

新鮮な魚の内臓は美味しいですよね。
胃や浮き袋は湯通ししてポン酢(と薬味になにか)で和えて食べるのが好みです。
面倒なときは皮も他の内臓もみんないっしょに湯通ししてポン酢でいただきます♪

そっかー。ネギをつめるなんて、思いつきもしなかったです。
[ 2013/07/25 07:53 ] [ 編集 ]

朝から笑わせてもらいました!
リンクもどうもです(ちょっと恥ずかしかったり)

うちもよく中華風の蒸し物(清蒸)にしますが、腹にネギを入れるのも美味しそうですね~
にゅうめんも試してみたいです

最後の濃い人は誰だ?(笑)
[ 2013/07/25 08:05 ] [ 編集 ]

カサゴが秘めた味かぁ!!

へぇー!魚にはやっぱり「秘めた味」なるものがあるんですね(^O^)v
薄い毒だから、焼けば消えるんだぁ!!勉強になります。
カサゴくん・・・シンプルにいきましたねw
ゴ○ゴさんのような方が最後・・・。

<コメ>
夏、食べた果実は・・・クコの実だけだな~。
前、アカツメ食べようとしたら、ムカデの子供がいて危なかったですw
今度、海行って釣りとか、フナムシでも獲って遊んでみよ。

またコメント書きます―!
[ 2013/07/25 17:12 ] [ 編集 ]

内臓といえば、

フグの白子、食べてみたいんですよねぇ・・・おくりびとのワンシーンが忘れられません。本編の内容はさっぱり覚えてませんが(笑)


まあ、ネットで値段調べて目ん玉が飛び出ましたが・・・

ちなみにカサゴは塩焼きが1番美味しいと自分は思います!
[ 2013/07/25 18:56 ] [ 編集 ]

Re: れおんさん

ハゼ肝っ!!
あれって、非常に綺麗な色をしてますよね!
ただ量がないので、なかなか食べようとしませんでしたが・・・
どのようなお料理にされるか、是非参考にさせて下さいっ!!

そうだっ!茶碗蒸しもれおんさんの得意料理でしたね!!
具の選択の自由度が高いので、色々な発展性がある料理ですね!


確かに、あのオッサンの鼻をポチすると、なんか怒られそうで怖かったですね~
次回、メスのカサゴを釣ったときはカワイイ女の子に・・・
いや、多分『極道の妻』みたいなキャラになるでしょうね・・・
[ 2013/07/25 23:11 ] [ 編集 ]

Re: ひいらぎさん

内臓は筋肉に比べてビタミン類が非常に豊富ですからね~
美味しい上に栄養も豊富っ!この時期は湯通ししたら氷で〆てスッキリおいしい、
夏ばて対策料理になります!

実は今回の料理は腹を割いてしまったので、出汁が漏れ出し失敗でした。
次は腹を割らずに内臓を抜く『つぼ抜き』でファルス(詰め物料理)を作ってみたいですね~
[ 2013/07/25 23:20 ] [ 編集 ]

Re: モンタナさん

記事を引用させていただき、誠にありがとうございます!!
中華風の蒸し物を『清蒸(チンヂョン)』って言うんですね!!
これはもう一度レシピを色々探って見ます!モンタナさんのブログ内で御紹介されていますか?

モンタナさん画まで今回参考にさせていただき、ありがとうございます。
しかし、びっくりしましたよ!
まさかあんなシンプルな画像を拡大してみると、こんなに濃い顔をしてたなんて・・・!!
[ 2013/07/25 23:26 ] [ 編集 ]

Re: ワン太郎 さん

『刺されて痛い毒』は熱を加えれば大抵消えますが、
フグなど『食べる毒』は消えませんので気をつけてくださいね!

へぇ~~!!『アカツメ草』!ハーブの一瞬なんですね!
知らなかったっ!勉強になりました!
僕からは釣りや猟に関するお話をさせていただきますので、
是非、草木に関する色々なことを色々教えてください!
[ 2013/07/25 23:36 ] [ 編集 ]

Re: リーマン戦争2009 さん

なぜか、フグの白子シーンだけの動画がアップされてるんですよねw

ちなみに、どこでも釣れる『クサフグ』は、白子を食べることができます。
ただし未成熟な卵巣と精巣の見分けが付きにくく、もし間違って卵巣を食べてしまうと
小指の先程度で死にいたります。
・・・でも、あのシーン思い出したら食べてみたい・・・・いえ、この話は止めておきましょう。

カサゴは塩焼きも抜群ですよね!!
ただし、カサゴの旨み(コラーゲン)は熱ですぐに溶け出すので、あまり長く火にかけると
残念なことになります。
遠火でじっくり骨まで暖め、皮目に溜まった油がフツフツと音を立て始めたら
冷のポン酒でグィッ・・・・と!!
・・・今日、僕、休肝日なんですよ・・・・この話も止めておきましょう。
[ 2013/07/25 23:45 ] [ 編集 ]

クサフグって白子が食えるんですか・・・!いや、怖いので食いませんけど笑


それよりコメントを見てついついビール買っちゃいましたよ。
まあ、何かと理由つけては毎日買っちゃってるんですけど。
ちなみに自分は季節問わずビール愛好家ですが、缶だとハイネケンが個人的にオススメです(^o^)
[ 2013/07/26 20:40 ] [ 編集 ]

すごい。こんな料理法があるんですね。
自分は味の淡泊な白身魚が嫌いなんですが、料理法によって変わるものなんですねぇ。
[ 2013/07/26 22:05 ] [ 編集 ]

Re: リーマン戦争2010さん

ハイネケンは美味しいですよね~!
ただし、250mlが250円程度しますからね~・・・

ビールは僕も大好きですね~!
特にジムで汗を流した後の一杯は・・・くぅ~!
『ジムに通ってもダイエットなんて絶対できねぇ!』と思いますね!

ただ、コクの少ない発泡酒のほうが
料理に合うような気がします・・・僕だけでしょうか?

[ 2013/07/26 22:50 ] [ 編集 ]

Re: TADさん

ありがとうございます!
しかし、今回もまだまだ試作段階ですね~
食材を魚や肉に詰めて、旨みを吸収させる『ファルス』の調理法は
これからも追求していきますよ~

淡白な魚は料理法を選びませんからね~
他の食材とムースにすることもできますね。
この辺りもチャレンジしてきますね~!
[ 2013/07/26 22:56 ] [ 編集 ]

ネギなら任せてください

うわぁー、薄い、薄すぎる!
薄すぎてかえってキャラが濃いです。
カサゴはアラに旨みがあるんですね。
なるほど。
前に水炊きにしたことあるんですけど、
異常な旨さだったんですよ。
納得しました。
潮汁とかも良さそうですね。
[ 2013/07/27 00:16 ] [ 編集 ]

Re: ねぎ夫さん

ネギは出汁を吸ってくれるので汁物に良く合い、
また肉の臭みを消してくれる香辛料としても使用できるので
料理界のアベレージヒッターですよね~

「値段の割には、そんなにおいしくねーよ」と言われる釣り師さんがいたりしますが、
本当のうまさは身ではなく、内臓やアラに隠されているんですよね~
日本人の刺身至上主義の弊害なのかも知れません。
[ 2013/07/27 20:54 ] [ 編集 ]

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