
やって参りました『若松運河』!
生まれて初めてクロダイを釣ったこの場所で、
華々しく『チヌ』(大型のクロダイ)を釣り上げ、
『皆様に僕の釣りの腕を自慢しようっ!!』
・・・と、息巻いたのが5ヶ月前の春。
結果シーズン中『クロダイが1匹も釣れない』
と言う、醜態をさらしたのでした・・・。
だがね!5ヶ月前とは違うんですよっ!

それがこの磯竿、『飛竜 1.2号 5.3m』の存在っ!!
磯竿にしては並みの値段ですが、2万5千円の支払いは、
僕にとって内臓を売り払うぐらいの覚悟が必要でした。
それでも・・・

前の中古竿に比べて軽く、細く、扱いやすいっ!
こんなにも違うなんて・・・
買って損は無かったぜっ!!
そんな感動に浸っているなか、
ウキに獲物の反応がっ!!
(さぁ~、相棒飛竜の初物っ!
竿を握るごとに思い出すであろう
記念すべき獲物第一号は・・・・)
お前だぁぁぁぁっっ!!

・・・い、
『イシガニ』っ!?
ちなみに今回のタックルはこんな感じ。

撒餌レシピはこんな感じです。

比重は重く、臭いが強い撒き餌レシピ。
米ぬか、麦は半袋と、かなり分量が少ないですが、
これに付餌を加えて、餌代2,000円!!
久しぶりのフカセ釣りで舞い上がっていましたが、
このレシピを続けると確実に破産ですね・・・
コストの低い、いいレシピを考えないといけません。
気を取り直して釣りを続けると・・・
ツ・・・ツツツツ・・・・
それっ!

チャリコ(マダイの稚魚)!!
飛竜第一号の獲物はマダイ!!
幸先がいいですね~!
カニのことは忘れよう・・・
続いて・・・
ブルルルルルンっ!ブルル!ブルルルルン!!

『キス』!
ベタ底を流しているので、ウキ釣りでも釣れちゃうんですよね~。
そして・・・
ゴッ・・・ゴッ!ゴッ!ゴッ!
キタっ!!この感触・・・
竿にグゥィッッ!っと重みが乗り、
海底を擦るように頭を振るこの引きはっ!!

『クロダイ』だっ!!
やった!ようやく念願のクロダイを釣り上げたぞ!
・・・しかし、このサイズ(20cm)のクロダイは『チヌ』ではなく
『メイタ』と呼ばれます。
ん~!絶対に今期中には『チヌ』、釣ったるぞ~!
さて、潮が止まり当りがぱったりと途絶えたころ・・・
(・・・ん!?この『齧りとられた』ような餌の喰い方。
明らかにクロダイやキスじゃないな・・・。)

クロダイの歯は石臼のようになっているので餌が潰され、
メジナなら餌を吸ったり吐いたりするので付餌の位置がずれます。
キスや青物は、そもそも歯が無いので齧られたような跡は付きません。
(間違いなく『あいつ』の仕業だな・・・
昔はどうしてアイツを釣ることができず泣かされていたが、
お前の攻略法はすでに知ってるぜっ!!)
タックル換装!!

ここでのポイントは、浮きの浮力1号に対して、2号のオモリ加えることで、
『余浮力-1』に調整してある事です。
さらにハリスにジンタン(小粒のオモリ)を打つ事で、海中で糸フケが減り、
餌がつつかれただけでも、ウキに大きな反応が出る『高感度仕掛け』となります。
(さぁ・・・姿をみせろっ!!)
・・・・ピク・・・・・ピクピクピクッ!
「おらぁ!!」

やはりフグ!!
「まったく・・・毎年、毎年、邪魔ばかりしよってからに・・
このクサフ・・・・」
(ん?)

良く見たらこいつ・・・クサフグじゃないぞ!?)
(まず、全身どこにも『トゲ』がない。)

クサフグ、コモンフグには背と腹に細かなトゲがあります。
(次に尻ビレが白い!)

クサフグは黒色。
マフグ、コモンフグは尻ビレが黄色です。
(極めつけは・・・なんか顔が違う!!)

(随分、のっぺりとした顔つきなんだよね~・・・)

クサフグは口が少し飛び出しています。
(よってお前の名は・・・・)

・・・『ショウサイフグ』!
にしても、デカイなぁ~・・・
~釣果結果~

う~ん・・・今年もフグには悩まそうですね・・・。

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