ブームです 『サヨリヤドリムシのバターソテー』

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最近ブームの食材。
僕も興味はありましたが、これまであえて食べてみようとは思いませんでした。

しかし今回、食の新境地に挑戦したいと思います!

そう、今回取り上げる食材とは!!
『サヨリ・・・



は~い!

  







 \日本魚界のスーパーアイドル、サヨリだよ!/

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「・・・・・」




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『サヨリヤドリムシ』!!」







えわたし














「そう、時代は『昆虫食』っ!!」

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「僕も長らく、興味はあったけどなかなか踏み出す勇気が無かった
昆虫食の世界・・・
しかし今回!サヨリヤドリムシを頂いて、
僕も
新たな食の世界に一歩踏み出したいのですっ!」






・・・あの~?
わたくし『昆虫網』ではなくて『軟甲網』なんですが?
エビみたいなもんですよ。

  

「まあ、そこは深く考えないで下さい!!

とにかく、釣ってきたサヨリについている手ごろなサイズのサヨリヤドリムシを
採取してみよう!」




(注意:ネコ画像をオンマウスすると、虫画像が表示されます!
     虫が苦手な人は気をつけてください!





「うう~ん・・・最大でも5cmぐらいか?
つぶらな瞳がかわいいけど、
やっぱり食指が動く造詣じゃないなぁ・・・。










「それにしても、なんだこの腹のブツブツは?



あ、それは『卵』です。






「じゃあ・・・このものすごくグロテスクな塊は??



それは『幼体』です。
我々『ウオノエ科』は抱卵している卵が孵った後も、
しばらく体内で成長させるんですよ。




「うおっっ!中に10μmぐらいの幼体が大量にっ!!
・・・で、この幼体が色々な魚に付くんですか?」








いえ。『サヨリヤドリムシ』はサヨリ以外には付きません。
タイやサッパ、ダツ、シマアジなどに付くウオノエとは
全く別種なんですよ。




「なるほど。じゃあ、サヨリヤドリムシさんは、
若い頃からサヨリ一筋に仕えているんですね。」





その通りです!
私の主はサヨリお嬢様だけ・・・・





・・・・あ!!







「ん?どうしました?」







乾燥機に入ったまま

さ、サヨリお嬢様が
『食品乾燥機』の中でふて腐れています!!





「サヨリちゃん、なにやってるの?」




・・・・どうせ今回は出番無いんじゃろ?
なら、このまま『干物』になってるわ。





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「んん。これは酒の肴にちょうどいい干物だな。」








ちょ、ちょっと!
何か機嫌が治るいい料理はありませんか?





「相変わらず気難しい子だなぁ。
ん~・・・しかし確かに、全部干物にするのはもったいない。

じゃ、
前回のエスカベッシュに引き続き、フランス料理っぽく
『澄ましバター』を使った『ソテー』を作ってみよう!」



澄ましバター?






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材料は
 ☆ サヨリのフィレ      ・・・・ 6枚(3匹分)
 ☆ しめじ           ・・・・ 数本
 ☆ にんじん         ・・・・ 1/2本
 ☆ グリーンアスパラガス ・・・・ 3本
 
 ★ バター          ・・・・ 大さじ5
 ★ 小麦粉          ・・・・ 適量
 ★ 塩・胡椒         ・・・・ 少々




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ただサヨリをソテーするだけでは面白くないから、
サヨリの長い身を活かした料理にしてみるよ!

まず、アスパラガス、にんじん、シメジを塩茹でして、
皮と腹骨、血合い骨を骨切りにしたサヨリのフィレ2枚で巻き、
串を打って小麦粉をまぶしておく。



 


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次にバターを湯煎でゆっくりと溶かし、2つの成分に分離させる。





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この上澄みだけを掬い取ったら、キッチンペーパーで濾す。






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この、濾して出来た透明感のある油脂が『澄ましバター』だ!」




わざわざ面倒くさいな。
普通のバターではダメなのか?


「『ソテー』という調理法は、表面をしっかりと焼いて内部に旨みを閉じ込めつつ、
なるべく
高熱で、短時間のうちに火を通す料理法なんだ。

だからタンパク質成分を多く含むバターをそのまま使うと、
簡単に焦げて、見た目も風味も悪くなってしまうんだよ。





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「そこで、バターの『油脂成分』と『タンパク質成分』を分離して、
高温でも焦げない油脂成分だけの『澄ましバター』を利用するんだ!」




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「また澄ましバターには、バター特有のクドさがないので、
サヨリのような、上品な旨みを活かすのに向いているんだよ。」



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「さて、2面に火を通して表面がこんがり焼けてきたら串を抜いて、
残り2面を焼き上げ、塩・胡椒を振りかけて完成っ!」




『サヨリの野菜巻きバターソテー』

「いただきます!!」

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「う~むっ!
思った以上にサヨリはバターとの相性がいい!

サヨリは熱を加えると身質が硬くなるはずだけど、
高温で肉汁を閉じ込めるソテーでは、ふっくらと仕上がる!!」


それに、巻かれた
野菜の色合いが、とてもおしゃれだね!

「ソースを工夫してみると、さらに奥深い料理になりそうだね!」





「・・・・でも、









今回のメインはこっちだよ。
『サヨリヤドリムシのバターソテー』


「見た目がかなり怪しいけど・・・
・・・い、いただきます!」


















「うっ!こ、これはっ!!」



 



「にょろっ・・・・
とした甘い『何か』が・・・・

にじみ出て来る。


まぁ、不味くは無いんだけど・・・
高温でソテーしたら中身がほとんど溶けちゃったみたいだな・・・
バターも強すぎて、これでは
味の判定ができないな。

よし、次は大きな『カンヌキ』サイズのサヨリを釣って、
でっかいサヨリヤドリムシをGETするぞ!」






・・・いや、メインは私だろ。




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虫食・・・御期待(?)下さい。
次回、秋釣り編最終回!
それでも僕はフカセ釣りでチヌを追う。





サヨリヤドリムシ裏



<参考URL>
野山を駆ける!:
未知なる領域へのチャレンジ
 ※『昆虫食』のフォーラムがあるみたいですね・・・
   泣きたくなるぐらいに色々な『虫』。食べられています・・・

  




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サヨリもフレンチ〜

バター焦がしたくないだけの理由なら、

漉さなくても、サラダ油とバター抱き合わせで

料理したら、焦げないよ^^

乾燥機投資したのね〜^^
[ 2013/11/01 06:20 ] [ 編集 ]

サヨリヤドリムシ,,,見た目は白いワラジムシみたいだ,,,((((;゜Д゜)))
魚にくっつく虫を拝む機会は釣りをしている人間にしかないのでちょっと気になります,,,

昆虫食大好きな人達からするとかなり気になる食材ですよきっと,,,!!!

そしてしっかり乾きましたねサヨリさん!
[ 2013/11/01 09:39 ] [ 編集 ]

おお~~
私は動物ならなんでも食べれるけど、昆虫は苦手~~

まだ、衣をつけてフリットにしたら見た目がわからないので食べれるかも
[ 2013/11/01 10:09 ] [ 編集 ]

Re: れおんさん

おおっ!焦がさないためなんですね!!
フレンチの教本にも『バターとサラダ油を混ぜる』と書いてあったのですが、
なぜそうするかの説明が載ってなかったんですよ!!
教えていただきありがとうございます!!

乾燥機は必要投資ですねw
冬が来れば『海苔』の季節がきますからね~
[ 2013/11/01 20:43 ] [ 編集 ]

Re: あいきょ さん

画像とリンクを張らせていただきありがとうございます!
僕も目指します!『虫食系男子』に!!

確かに見た目がそっくりで、ネット上には『サヨリヤドリムシはワラジムシの仲間』
などと書かれていますが、分類学上『亜目』が違うので『イヌ』と『ネコ』ぐらいの違いがありますね。

教えていただいた乾燥機、いい感じですね~
ただ、生ゴミは冷凍処分の方が捗ります。
[ 2013/11/01 20:53 ] [ 編集 ]

Re: やんま さん

確かに虫食は壁がありますよね~
しかし、僕も虫は大の苦手でした。

それどころか、釣りを始めるまでは魚を触ることすら出来ず、
初めて魚を捌いたときは、触るのが恐くて軍手をしてましたからね~

人間は『慣れる』生物ですね。
これまでも・・・これからも・・・
[ 2013/11/01 20:56 ] [ 編集 ]

「艦隊のアイドル、那珂ちゃんだよ~」の雰囲気で脳内再生されました(笑)
う~ん・・・虫・・・ですか・・・
やっぱり、慣れなんでしょうね~
[ 2013/11/01 22:05 ] [ 編集 ]

うええええぇぇぇぇぇぇぇ....。

エビやシャコは抵抗無く口にすることが出来ますが、ウオノエ系は...。皮を剥いたら身が出てくるぐらいなら美味しそうですけど、丸ごとだと白いフナムシみたいなモノですからねぇ。うむむむ...微妙な食材ですね。
[ 2013/11/02 04:30 ] [ 編集 ]

こ、これは勇気がいる食材ですね・・・
私もバッタくらいならいけますが寄生虫という先入観がどうしても抜けません。
でも人が食べた話を聞くと途端に美味しそうに見えてくるから現金なものです。

ジビエさんのブログで可食食材が広がっていく気がしますよ。
[ 2013/11/02 07:45 ] [ 編集 ]

Re: EYWさん

いいですね。
今後は『魚娘コレクション』で行きましょう!!

人間にとって虫食は、太古より救飢食としての意味合いが強かったみたいですね。
食料豊富な現代において虫食は、ただの食に対する好奇心なのだと思います。
[ 2013/11/02 22:32 ] [ 編集 ]

Re: 海流美丸さん

サヨリヤドリムシの餌は、サヨリの体液に限られるので
美味しいのではないか?と思いチャレンジしてみましたが、
いかんせんサイズが小さすぎましたね~・・・

シャコも大概、怪しい姿をしてますよねw
食材か、非食材かの線引きは、やはり経験によるものなのでしょうね~
[ 2013/11/02 22:37 ] [ 編集 ]

Re: キツネ さん

サヨリヤドリムシの餌が、サヨリの体液に限られるので
食材として目をつけましたが、いかんせんサイズが小さすぎましたね・・・
あのサイズでも甲羅の食感が悪かったので、大物が捕獲できたら
料理法が要検討ですね。

食に対する様々な好奇心を爆発させるようこれからもがんばります!!
・・・こんなことやってるから、いつまでたっても独り身なのよね~ん。
[ 2013/11/02 22:42 ] [ 編集 ]

これは、一線越えた感じですね。
でも、カニなんて昔は虫だと思われてたみたいですし、
シャコは相当ですよね。

今まで澄ましバターは溶かしバターの事だと思っていました。
また一つ賢くなりました。ありがとうございます。
[ 2013/11/02 22:55 ] [ 編集 ]

Re: ねぎ夫さん

まるで人狼にでも成っていくようですねw

しかし、仕事の関係で一度食品加工工場に見学をしに行ったことがあるのですが、
あの内情を知ってしまったら、虫食異常のショックを受けると思いますね・・・

食べ物に対するイメージと言うのは、先入観により操作されているのだと感じます。
[ 2013/11/04 01:24 ] [ 編集 ]

虫の世界に行っちゃいましたか!

僕はまだイナゴの佃煮ぐらいしか食べたことがないんですが、ちょっとだけ興味が…

何年か前にデイリーポータルZというサイトで虫を食べる記事があったのですが、セミやらミルワームやらを美味しそうに食べてるのを思い出しました

ひょっとしたら御存じですか?
[ 2013/11/08 17:44 ] [ 編集 ]

Re: モンタナ さん

虫の世界の入り口に威力偵察ですね~w
今や虫食は、ナウでヤングな若者にBAKAUKE間違い無しですよ~!

『デイリーポータルZ』は知っていますが、虫食の記事なんてあったんですね!
ありがとうございます!ちょっと調べてみます!!
[ 2013/11/09 00:23 ] [ 編集 ]

虫は無視!って、ある意味できん(-_-)

虫、きましたかぁ~('_')虫かぁ~。
サヨリはやっぱ美味そぉー!ってなったけど・・・。
まぁ、海の虫は海からきたんだから、普通の奴とは違うと思えば・・・。
まぁまぁ、バッタ食べてみたいです!・・・でも虫かぁ。(正直、猫のやつで遊んじゃいましたw)

昆虫食ですか。バッタだったらいける気がします!?
てか、カメさん凄いですよねぇー!ムカデ食べちゃうんですから!しかも生で\(゜ロ\)!
アリは、レモンの味がするらしいですよ!でも、絶対アリはヤダ(;O;)!!

また、コメント書きます!?
[ 2013/12/03 18:37 ] [ 編集 ]

Re: ワン太郎 さん

実は虫を食べる文化は世界中に存在します。
バッタやイナゴはもとより、アリやゴキブリまで食材として食べられています。
よく『ゲテモノ』て言葉が使われますが、それはその人の価値観でしかないんですよね~

ムカデを食べるのも、『凄い』と言うより、好奇心が強く面白い人だなぁ~と僕は思います。
何やかんや頭ごなしに否定されることの多い世の中ですが、
このような人を見ると元気が湧いてきますね!
[ 2013/12/03 22:37 ] [ 編集 ]

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