ボラの刺身、ソロバンの串焼き、ボラの澄まし汁

~今日のジビエ~
   ボラの刺身、ソロバンの串焼き、澄まし汁
CIMG0292_convert_20110828203825.jpg

〆具を忘れて来たため、野〆です。
最後までボラ狙いに変更しなかったのは、野〆のボラを食べたくなかったからなのですが・・・
まぁ。釣り上げて1時間もたっていないし大丈夫でしょう。


CIMG0293_convert_20110828204013.jpg

臭いも特にきつくないので、今回は「ボラのソロバン」を料理することに。
ボラのソロバンは胃の幽門部。
グロテスクな内臓を掻き分けると出てくる、筋肉質の怪しい物体です。

CIMG0296_convert_20110828204123.jpg
二つに割って内容物を取り出します。
砂肝みたいですね。
CIMG0304_convert_20110828222323.jpg

塩を振って金串に刺し、網の上で遠火でじっくり焼き上げます。


一匹はよくヌメリを落とし、キッチンペーパーとラップで包み冷蔵庫へ。これでたぶん角質化はしないでしょう・・・。
もう一匹は刺身にします。

CIMG0297_convert_20110828204245.jpg

半身を普通の刺身に。
もう半身は酢で〆てみます。
臭みがどのように変わるかを確かめるためです。
しかし・・・・





三枚におろす技術もだいぶ向上したなぁ!
いや~!!これも俺の腕がいいからってか!あはっ!あははっ!!





・・・まぁ、この前包丁を研いだおかげなんですけどね
アラは澄まし汁に。
調理方法はナマズの澄まし汁をご参考ください。。


<評価>

CIMG0308_convert_20110828204418.jpg

右が酢〆。左が刺身です。
酢〆といっても、酢で洗って1時間ほど寝かせただけなので、しめ鯖みたいに酸っぱそうではありません。ちなみにソロバンも酢で洗ってあります。



まずはボラの吸い物をいただきます。
この前の湯引きに加え、調理中ちょくちょく味見をしているため新鮮味はありませんが、
普通においしいです。
ただし、ボラっぽい風味があります。
ボラを鼻から毛嫌いしている人にとっては臭みとして受け取れる風味ですね。
次に、お待ちかねソロバンの塩焼きを賞味・・・・






ん~・・・・


見た目は砂肝ですが、シャリシャリした食感です。
臭いはまったくありません。



ん~・・・・・・

味は・・・・魚の味です。居酒屋で出てきても普通においしいく食べられる味です。






なんだっけ_convert_20110828224130

何の味だっけ・・・・・






あ。







珍味。



さて、いよいよメインの刺身食べ比べ!
まずは普通の刺身から。


あれ?臭みがまったく無い・・!?


酢〆の方は!?


表面が酢で焼かれて甘み閉じ込め湯引きのように食感が変わり、こちらも美味。当然臭みも無し。

前回のボラは少なからず臭みがあったのに・・・
場所により大きく違う・・・・っと結論付けてもいい・・・・・・のでしょうか?



今年一杯各地でボラハントして味比べでもしてみましょうか?



[ 2011/08/28 22:00 ] 釣魚料理メニュー ボラ | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック:

この記事のトラックバック URL
http://kodokunogibier.blog.fc2.com/tb.php/24-9fa89a45