料理で示そう婚姻色 『カルガモのオレンジソース』

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『料理』。

誰しも美味しいものを食べる事がすき!


だから女の子には
料理の話題がウケる!



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対して『狩猟』
生業でも食糧事情に直結した理由でもない現代のハンターが
趣味で行う狩猟という活動は暴力的な本能を満たすだけの行為
では決してなく生命と食という生物不変のテーマを経済活動から
独立した世界で哲学する営みといえる。しかし我々は死を忌避
するという相反する哲学も併せ持つため、時として人は狩猟に
対して強い不快感を感じる。

要は女の子にウケが悪い




そこで!

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女の子と仲良くなるためには、
ジビエ料理の話題で気を引く!
そしてイイ仲になったら狩猟の事をぶっちゃけちゃえばいいのである。


そう!

短い繁殖期間という間だけセックスアピールのために
美しい羽を生やすオス鴨のように!

イクリプシュ身

我は『お料理男子』という繁殖羽を纏うのであるッ!







さて。




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(胸肉の半身で、どんな料理を作ろうか?)






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(一応、『鴨南蛮』
は作ってみたが、
折角だからもっとお洒落な料理ができないものか・・・)


・・・・そうだ!!






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(鴨料理、和食の定番と言えば鴨南蛮だけど、
フレンチの定番と言えば、やはりこれだな!






~~~~~~~~~~~~~~~~~~~





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まず、少量のサラダ油でニンニクを入れ、
カルガモのガラやクズ肉を炒めます。





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よく焼き目が付いたら余分な油を捨て、
水とローリエ等のハーブを加えて煮出します。




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灰汁と油を丹念に取り除いて、ソースのベースとなる『フォン』が出来ました。

皮からかなりの脂がでるため、
フォンを取る場合は皮は使わないほうがよさそうです。




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続いて砂糖を水に溶かし火にかけて、カラメル状に煮詰まったら
ワインビネガーを加えた『ガストリック』を作ります。




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このガストリックに、先ほどのフォンとオレンジ果汁、レモン果汁を
(出来ればコニャックとオレンジリキュールも)加えて煮詰めます。

果汁と砂糖はジャムで代用される方も多いようですね。





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水溶きコーンスターチでトロミを付けたら、塩胡椒で味を調え、
ソースに照りとコクを加えるためにバターを一欠けらを加える『モンテ』をします。

これで『オレンジソース』が完成!




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次に胸肉に塩胡椒を振り、皮から焼いていきます。

冷蔵庫から出してすぐに調理すると、熱が芯まで通らず焼き加減に
ムラが発生するため、肉は常温に戻しておきましょう。





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両面をじっくり焼き上げたら、アルミホイルに包んで余熱で中まで熱を通します。
肉を休ます時間の目安は、火にかけた時間と同じ位です。


後は、切り分けてオレンジソースを添えて完成っ!!
『カルガモのオレンジソース』

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(出来上がりはいいが、ソースの粘度が高すぎたな・・・)


「ともかく、いただきます!」




(フォォォッ!)





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(オレンジソース・・・
味見した時は、妙に甘くてとても肉に合うようには思えなかった。

しかしッ!

口の中に含むとオレンジの甘味、ビネガーの酸味が
カモ肉の旨みと
相反しながらも増幅されていくようだ!!



そしてもう一つ驚かされたのは
『火加減』による味の変化!



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テイスティングで味わった赤みがほんのり残る焼き加減、



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そして今回は薄っすら肉汁の香る焼き加減。

非常に微妙な違いに見えるが、
驚くほど食味が全く異なる!!
具体的に火を通しすぎると肉質が縮み、レバー感がより強くなるようだ。

ソース、そして火加減!
料理は何て奥深い世界なんだ・・・


正直こんな感動を味わったら、
「モテたい!」だなんて言う俗物的な悩みなんて

バカらしく感じてきたぜ。



(そう・・・俺は硬派な男・・・
狩猟とジビエ料理の世界を
ストイックに生きるんだ!)



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(・・・・あ、そういえば今日ケーキを買ってたんだよな。)


まぁ、普段買わないケーキなんて買ったのは、
今日がクリスマスイブである事が要因では決して無い。



俺は硬派な男。
世間の男女が例えクリスマスパーティーを楽しんでいたとしても、

狩猟と料理に命をささげた俺には・・・)





   \何の興味もないのだッ!!/

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カルガモ2



私も来月にお見合いがありますが・・・
やはり趣味の話題になったら正直に答えるつもりです・・・orz
「鉄砲持ってます」
「狩猟・鴨猟が好きです」
「でも貴女の為に料理も勉強します!!」
問題なのは切り出すタイミングですが・・
食事の最中か食後か・・・
最後まで投げやりにならずに、がんばるつもりです(涙)
[ 2014/02/24 14:37 ] [ 編集 ]

え〜!
もう結論出しちゃったんですか??

世の中の婚活中狩猟男子のためにもジビエさんの成功までの道のり見せてほしいなぁ〜

最後は彼女ゲットして、一流フレンチシェフになって成功して、映画化されて、名付けて「狩猟男」・・・って、昔のネタですね・・・

呼んでいただければいつでも味見に行きますよ^o^
[ 2014/02/24 18:30 ] [ 編集 ]

ジビエはやっぱり上手に火入れが上手にできると美味しさが違いますよね~~

お見合いがんばってくださいね
私はこのあいだお別れしちゃいましたが、このあいだの彼女とその前の人も狩猟やるって言ったら喜んでましたよ。誕生日にはナイフを貰ったくらい。嫌いな人もいますが、そういう人もいるので大丈夫ですよ!!自信を持ってくださいな
[ 2014/02/24 20:28 ] [ 編集 ]

Re: 鯨の唐揚げ さん

それは素晴らしい!成功されることをお祈り申し上げます!!

しかし、お見合いってどういうものなのでしょうか?
周りに経験した人が居ないのでよく判りませ。
大変申し訳ございません。

多分、獅子脅しが『カッポーン!』となって、
仲人さんが『後はお若い二人に任せましょうかね。オホホ』と言って退席し、
園庭を二人で散歩するタイミングで狩猟の話をされるのがベストだと思います。
[ 2014/02/24 21:59 ] [ 編集 ]

Re: ぷかぷかさん

『狩猟男』ですか・・・ふむふむ。
確かに、軟派な草食系男子を好まない女性にはこんなタイプがウケルかも!!

しかし、ここはもっと発展させて『山賊男』でいきましょう!
もっとワイルドに、山から下りて村の若い娘をさらっていくのです。
そして最後は毒酒を飲まされて討取られます。
酒呑童子かっ!!
[ 2014/02/24 22:12 ] [ 編集 ]

Re: やんまさん

食べたことがありませんが、鹿肉はさらに火加減が難しいらしいですね。
鹿肉料理を美味く作れるのは一流シェフなのだとか。
ある意味、この難しさがジビエの普及が難しい要因といえますね。

うふふ・・・実は僕も女性からナイフを頂いた事があるんですよ~
『セラミックナイフ』。
いや、さすがにこれで狩猟は無理ですわ。
[ 2014/02/24 22:19 ] [ 編集 ]

ニコライ

ヒョーうまそう!
素晴らしいですね!
肉って、中の加減を直接は見れないワケですが、すごくいい感じに火が通ってますねえ。お店みたい。

火を通した方がレバー感が出るっていうのも、フムフムと読みました・・・こちらは適当なスーパーの鴨をたまーに焼くくらいなので。

セラミックナイフは野菜やキノコに良いらしいですねぇ。
[ 2014/02/25 00:26 ] [ 編集 ]

こんばんわぁ。これまた美味しそうですね。この路線なら来シーズンはジビエさんの手料理を食べたいと願う女子がお住まいに殺到するでしょうね。私自身、ジビエさんの料理を食べにタカリに行きたいですから(一部を除く)。

ところで鴨南蛮編を楽しみにしていたのですが、一枚の写真だけで流されてしまうのですか?
[ 2014/02/25 01:27 ] [ 編集 ]

もこみち御曹司!!
めちゃくちゃうまそうです。食いてえ!
私、釣りは好きだけどもともと生魚嫌いで、さらに内臓取ってうろこはいでその匂いがついた手で箸もって
一口も食おうごとありません(笑)
嫁と子供は喜んで食うんですけどね~
もこみち御曹司は尊敬します だって魚類の匂いにたえて鳥類の匂いにも耐えて食うんでしょ?
どうしたらもこみち御曹司みたいになれますか?
[ 2014/02/25 15:45 ] [ 編集 ]

やはり、料理に手間を惜しんではいけませんね~
鹿肉、貰ったのは良いのですが、さて、どう調理するべきか・・・?
(私が発砲して外して、隣のまちの人が仕留めた鹿(汗))
アクが凄いらしいので、一旦、アク抜き用に煮てから何か味付けをするべきか・・・?

あ、私も来月はお見合いをしないといけないらしく(なぜか他人事)
この話題は・・・出さないといけないでしょうね・・・
銃所持にあたって、同居親族の同意書が必要ですし・・・
[ 2014/02/25 21:43 ] [ 編集 ]

Re: ニコライさん


今回のカルガモ料理。
実は鴨料理の話は構成上、大幅にカット編集を入れているため、
この料理の写真は今シーズン7羽目のカルガモだったりします。

解体で失敗しーの、焼き加減で失敗しーの、かなり苦労しました・・・
何とかシーズン内に焼き加減を覚えることができてよかったですw

ただそれ以上に難しいのがソースなんですよね~
今回の写真のソースも実は濃度が高すぎて失敗してるんですよね。
[ 2014/02/25 23:33 ] [ 編集 ]

Re: 海流美丸 さん

楽しみにしていただいていたとは、大変申し訳ございません!
実はカルガモは今期8羽捕獲しており、鴨南蛮蕎麦は3度作っているのですが、
全て『出汁』で失敗しているんですよ・・・
どうしても美味しく作れなかったため、泣く泣く全カットとなってしまいました。

カルガモ出汁、どうしても旨みがでないんですよね。
これが僕の腕が悪いのか、それともカルガモは元々そういうものなのか、
他のカモ(特にマガモ)との比較実験が必要なので来期に持ち越しになりそうです。
[ 2014/02/25 23:40 ] [ 編集 ]

Re: コバさん

ちょ、ちょっと!もこみちだなんて!!
僕がもこみち風のイケメンだとばれてしまうじゃないですか(キラッ☆)

う~ん・・・料理をお出しする方ではなくて御自信が気になるのですか・・・。
僕はそういう臭いを全く気にしない人間なので、
申し訳ありませんがアドバイスはいたしかねますね。

う~むむ・・・
[ 2014/02/25 23:54 ] [ 編集 ]

Re: EYWさん

おや!お見合いブームですね!!

そうなんですよね~、お見合い相手とものすごく気が合ったのに、
狩猟の話をしたらドン引きされたら目も当てられませんよね・・・。
はやり料理の話題から、『ジビエ料理って御存知です?』に続いて、
イマイチな反応なら『いいレストランがあるので今度是非、御食事に~』とはぶらかすのがよいかと。

鹿料理ですか!実は当地は鹿が住んでいないため全く頂く機会がありませんでした。
これも来期に持ち越しのトピックスですね~



[ 2014/02/26 00:05 ] [ 編集 ]

鴨南蛮も写真では美味しそうにみえますが、ジビエさん、だいぶ舌が肥えておられるのでは?それにしても今期だけでカルガモ8羽ですか。もしかして他の種類の水鳥も?オシドリとか、カイツブリとか。

なんだかだいぶ差をつけられてしまいました。来期は私もがんばりまする。
[ 2014/02/28 21:12 ] [ 編集 ]

この焼き加減凄いですね!美味しそうです!!
僕も料理が趣味ですが、料理できる男は
普段の食事作らんくせにのーがきばっか垂れて
うっとおしいと言われた事あります(笑)
野蛮と男らしさって紙一重なところあるから、
ワイルドタフガイで売ってはどうでしょうか?
[ 2014/03/01 00:30 ] [ 編集 ]

Re: 海流美丸 さん

舌が肥えてるなんて、ただのバカ舌ですよw
ただ、カルガモの出汁は本当に旨みを感じなかったんです。
他のカモはヒドリガモだけで、これは丸焼きにしたので出汁にはなりませんでした。
カルガモの出汁について結論を下すには、やはりマガモを確認しなければなりません。

・・・カラスでもいいかな。
[ 2014/03/01 20:24 ] [ 編集 ]

Re: ねぎ夫  さん

カモ肉は本当に見栄えがいいですよね~。
この焼き色でも決してレアではなく、中まで十分に火が入ったミディアムです。

何げに料理が好きの夫は上様に疎まれるケースが多いようですねw
しかし、料理をしながら片付けが出来るような手際の美しい男性は
やはりモテますよ~

料理の後キッチンが、クラスター爆撃を受けたような状況だと、
僕のように『日曜料理人』とバカにされちゃいます・・・
[ 2014/03/01 20:39 ] [ 編集 ]

(゚д゚)ウマソー!!!

いいなぁ、うっかり深夜に見てしまっているので、ここの写真と文章見てると空腹感に拍車がかかってしょうがないですw

このオレンジソースって、途中まではグレービーソースと同じ作り方なんでしょうか?
あっちも確か脂身や肉の端切れを使って肉汁をとって、香味野菜を加えたりした上で小麦粉でトロミを付けるんだったとおもいますが

[ 2014/03/05 00:30 ] [ 編集 ]

Re: 狩猟未満 さん

僕も素人なので間違っているかもしれませんが、
『グレイビー』(英)は調理によってフライパンに残った肉汁や旨み成分を
水や酒で溶かし出す『デグラッセ』(仏)をする事によって作るソースです。

対してオレンジソースなどは、水から煮出して作る出汁『ジュ』(仏)
を使ったソースなので、調理法がチョット違うみたいですね。

グレイビーは『フォン』(仏)と同義だと思っていたのですが、
色々調べてみましたがジュと混合されています・・・
この使い分けは、プロのシェフに御伺いしたいですね~
[ 2014/03/05 22:57 ] [ 編集 ]

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