一年を 振り返るかな ひしこ釣り

~11月中旬~

dertete33.jpg

11月15日から猟期が始まるため今回が釣り収め
場所は
前回に引き続き、『湾奥東部エリア』です。

いや~、それにしても4月に東京に来てから、もう半年経つんですね~。
初めは「都会で釣りなんて絶対にムリッ!!」と思っていましたが、
驚くほど沢山の魚と出会う事ができました。




・・・ちなみに、

imgp7675.jpg

このブログで記事にしている釣果ですが、実はごく一部であり
ご紹介できなかったエピソードが多々あります。

本来であれば、
獲物たちとの『一期一会の出会い』!
お金だけでは決して味わえない『食のドラマ』!

を全てご紹介したかったのですが・・・





ポイズン

結構料理を失敗してるんですよね。

コメントなどで、料理をお褒め頂くこと事がありますが、
掲載しているのはごく一部の上手くできた料理だけ。
実は私、ポイズン製造機だったりします。


ん~・・・もっともっと料理を学ばねばなりません。




imgp7064.jpg

また「今年はキノコに力を入れていくぜェ!」と大言しておきながら
結局アミガサタケしかご紹介できていない体たらくのキノコカテゴリーですが、
実際は色々なキノコと出会い、勉強も少しずつ進んでいます。

10月連休の台風2連撃で、予定していたキノコイベントが流れてしまうなど、
少々トラブルがありましたが、こちらも合わせて今後ご期待頂けましたらうれしいです。

さて、そんな一年を総括する今回の釣行、
その獲物とはッ・・・!!



 


imgp8094.jpg
『カタクチイワシ』
です。










(なんだカタクチイワシか~・・・・)








なんて思わないで下さいよッ!!

雑魚に見られがちのカタクチイワシですが、
同じ青物のウルメイワシマサバなどと比較しても
抜群に痛みが早く、市場に出回るのはほとんど加工品。
鮮度の良いカタクチイワシを食べられるのは、
キャッチ&イートの特権なのです!!




・・・と言うわけで、
今回はカタクチイワシの釣法を少し詳しくご紹介します。



imgp8082.jpg

まず、サビキ針は極小の『トリック針』を使用します。
トリック針とは、通常の疑似餌が付いたサビキ針ではなく、
餌のアミエビを直接付ける針です。






imgp8500.jpg

餌を付ける際は、市販されているプラスチック製の容器にアミエビを入れ、
仕掛けを擦り付ける事で針にアミエビを引っかけます。

本物の餌を使うことで、疑似餌以上の釣果を出す、
トリック針はサビキ針の上位互換!

・・・ただし、値段が高いです(80円⇒300円)
また、構造上太い針が使えないのでバレやすい。
糸も細いので切れやすいといった短所があります。



imgp8132.jpg

次にオモリ。
コレは断然
『パックンカゴ』が便利!



・・・なのですが、

関東主流

関東では『上カゴ式サビキ』が主流だからなのか、
釣具屋にパックンカゴが売っていません。

上カゴ式は潮に乗せやすいというメリットがありますが、
今回は足元に落とすサビキ釣り、
また
とにかく
手返し重視なので下カゴ式が有利です。





imgp8133.jpg
・・・さて、
実はカタクチイワシ釣りには、
最も重要なツボがあります。

・・・そのツボとはッ!!









jyeganiemuu.jpg

群れを待つことです。





・・・うん、
まぁ、ぶっちゃけカタクチイワシは
群れにさえ当たればどんな仕掛けでも釣れます。
てか、針だけでも釣れます。
aasdfwerwrw.jpg

ただ、群れを待つことにおいて一つだけ重要なポイントは、
湾内を釣り場に選ぶことです。


通常、潮通しのいい釣り場の場合、
回遊魚の釣りは群れが離岸するまでの短期決戦になるのですが、
湾内の場合、一部の群れは湾外に出られずグルグルと周回するため、
釣れる時間が長くなります。

imgp8098.jpg

さて、そんなこんなで鈴なりで上がって来るカタクチイワシ、
こいつを一匹、一匹針丁寧に針から外して
・・・
って、そんな面倒な事してらんなィ!!




doon.jpg

そこで、釣り上げたら竿を陸上に上げ、
片手でオモリを手にとって・・・



dennderondenddddn2.jpg

鋭く『手前』に引きます。
上下にぶん回すのではありませんよ。


imgp8jk500

すると、アゴの弱いカタクシイワシは
針から外れて足元に散らばります。
大きいサビキ針しかない場合は
カエシを潰しておくと外れやすくなります。




dennderondenn2.jpg

さぁ、後はこの繰り返しです。
足元にばら撒いたら、餌を付けずにすぐさま仕掛けを投入、
鈴なりになったら引き上げ、
オモリを引いて足元にばら撒きます。



iwasimamiren.jpg
群れが引いて釣れなくなったらカゴと針に餌を付け、
糸を垂らして次の群れを待ちます。
この間、足元のカタクチイワシを拾い集めてクーラーボックスへ。

群れが周ってきたらウキが反応するため、
以降『作業ゲー』
になります。


カタクチイワシはとにかく数、『海の米』と呼ばれるよう
(100匹)単位で料理しないと真価を発揮できません。
効率よく大量捕獲を狙いましょう!



・・・え?
「それで結局何匹のカタクチイワシを
そのクーラーボックスに入れたんだ!?」

・・・ですって?



imgp8124.jpg

・・・では逆に伺いましょう。
「君は今まで食った米粒の数を覚えているか?」







ブログランキング・にほんブログ村へ
👉Next:意外とカワ(・∀・)イイ!!
👉Prev:アナゴを・・・油煮!?
👉オススメ:青物が食べたいッ!


[ 2014/12/22 01:40 ] フィッシング 波止釣り | TB(0) | CM(10)

煮ても焼いてもマズい上に骨が緑色!

カタクチイワシを食べますか…当方はアジモンバトルにしか使用した事が無いので意外でした。次回のレシピが楽しみですねー!
ちなみに当方のアジモン図鑑登録の「ダツ」。美味しく喰う方法が無いものか…まだまだ研究が必要です。
前回教えて頂いた「フナムシ」なんですが実はすでに何度も試しており、その度にフナムシ無駄死にです(笑)
カンヌキサヨリが爆釣した時に試したサヨリヤドリムシにはメイタ、メバルが入れ食いだったんですが…しかも何故か「妙に」針がかりが良かったりします(笑)
機会がありましたらジビエさんもお試しください(^_^)
[ 2014/12/22 06:59 ] [ 編集 ]

Re: 槍のナガサKIさん

カタクチイワシは外道として混じる事が多いですが
数匹では料理にならないんですよね。
釣れたカタクチイワシは、すり潰して撒き餌に混ぜたりしていました。

『ダツ』、実は一度も出会った事が無いんですよね~・・・
江戸川河口らへんにたくさん群れていることもあるとか、
一度狙ってみるのも面白そうですね。

ウオノエで爆釣ですかww今度挑戦してみます!
釣りはセオリーが大事と言われますが手当たり次第挑戦してみると、
意外な釣果を得られたりしますね!
ちなみに『サッパヤドリムシ』の方は、針にちょん掛けして泳がすと、
クレーンゲームのようにサッパを捕まえて来てくれますw
[ 2014/12/22 16:12 ] [ 編集 ]

カタクチイワシの刺身は最高に美味いです
ジビエさんのおっしゃるように鮮度劣化が早いため釣り人や一部地域の方のみに許された特権ですね
梱包用の硬くて平べったいナイロンのテープを使うと身を外すのが楽だとか

[ 2014/12/22 22:52 ] [ 編集 ]

料理は難しいですよね・・・
なかなか、凝った料理にチャレンジできません。

ついつい、鹿も薄く切って焼肉で塩コショウか焼肉のタレで
食べてしまいますね・・・
たまに、たたきのようにして、わさび醤油で食べたりもしますが。
[ 2014/12/23 18:32 ] [ 編集 ]

Re:ななしさん

釣魚はよく「買った方が安い」と揶揄されますが、
ことカタクチイワシに関しては全く逆の話!
新鮮なカタクチイワシは鯛など比較にならないほど美味いんですよね~

包装用のナイロンテープ!
カタクチイワシは大量に捌かないといけないので、この方法は非常に便利ですね!
次回、是非試してみます~!


[ 2014/12/24 08:36 ] [ 編集 ]

Re:EYW さん

凝った料理は失敗が多いし、材料にお金もかかるんですよね~・・・
特に去年のイノシシ料理では、熟成の研究のため大量の肉をダメにしましたし、
普段使わないような怪しい香辛料を大量購入しお金を浪費しました。

嫁でもいようものならブッ飛ばされているであろうキャッチ&イートの世界、
孤独だから自由に旅ができる、そんな趣味の世界だったりします。




[ 2014/12/24 08:52 ] [ 編集 ]

冬の海釣りは寒そうですね~(´w`;)

凝った料理は手間もお金もかかるうえに失敗のリスクも高いですよねぇ
我が家では圧力鍋で柔らかく煮込んでカレールーやデミグラスで煮込むのが一番人気です
次点で、塩麹を塗って一晩おいてのカツレツや竜田揚げでしょうか
薫製も自分の腕が今一なので、もっぱら自分しか食べませんorz
[ 2014/12/26 20:01 ] [ 編集 ]

Re: グンマー さん

カタクチイワシ釣りは11月だったので、
寒いといってもまだまだでしたね~
もう今の時期は海に出ると寒くて寒くて・・・w

潮麹はとてもいい食材ですよね~!
熟成しないと硬くて旨みも少ないイノシシですが、
潮麹の分解酵素で柔らかく、旨みも増すんですよね!

タンパク質分解酵素は潮麹意外にも、パパイヤやパイナップル、りんご、
甘味が付くのが嫌なら舞茸なんて手もあります。
失敗も少ないので、是非お試しアレ!
[ 2014/12/26 22:40 ] [ 編集 ]

ジビエさん

来年は、是非とも岩手で鴨と鹿撃ちにきてください
お待ちしております^^
[ 2014/12/27 21:55 ] [ 編集 ]

Re: 中村 さん

ありがとうございます!
我身の置き場、明日はどこ吹く風ぞ・・・
ですが、来年も色々なことにチャレンジしていきたいと
思っておりますw
[ 2014/12/29 01:11 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック:

この記事のトラックバック URL
http://kodokunogibier.blog.fc2.com/tb.php/311-2bc294a9