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1月某日 (う~む、この池もダメか。猟期も半分過ぎるとカモたちも警戒心が増して、姿を見せなくなるなぁ・・・・
・・・いや。
カモは一応、いることはいる。) (ただ、どこも銃禁地帯だったり、 人家が近かったりで撃てないんだよなぁ。)
(にしても、どうしてこいつらは ハンターに狙われないエリアがわかるんだ? 猟場じゃすぐ逃げるくせに、街中ならこれだけ近づいても 平気なんだから不思議だよ、まったく。) (それに不思議と言えばオオバンの旦那、 自分が狩猟鳥獣じゃ無いことを知ってるがの如く、 銃声を聞いても飛ばないし逃げない潜らない。 これがいわゆる、『野生の勘』ってやつなのかね?)
(ん?)
(あの奥にたむろってる緑の頭、そして小さなシルエット。 ・・・・あれは『コガモ』か!
数少ないチャンスだ・・・・が、 これは少し遠いぞ。 木が影になって射角も悪い。) (しかし、撃てばこの前のマガモのように、 こっちに飛んでくるかもしれん。 よしッ!当たれッ!) (ダメだ!やっぱり遠いッ!?しかも奴ら鳩みたいに垂直に飛び立ってるぞ!?) (いかん!木の上に飛ばれては完全に死角ッ! ううむ・・・ コガモって同じ陸ガモでも飛び方が違うったのか!?)
(さすが野生動物、一筋縄ではいかないな。 今回は俺の完全敗北・・・・)
(・・・ん?)(何羽かのコガモが戻ってきたぞ!? しかもこんな近くに!? いいのか? 完全に射程・射角も バッチリなんだぞ!?)
(あっ!もしかして・・・・) (このコガモたち、) (どこから撃たれたのか気付いてないのかッ!) ・ ・ ・ ・ ・
猟果、コガモの♂♀とホシハジロ♀。 野生動物とはいえ、ウッカリってのはあるもんです。
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