釣り編はこちら。釣って楽しいボラですが、その後が大変です。
なんだかんだ言っても、粘膜と内臓には臭いがあります。
鱗を落とし、内臓を掻き分けヘソを探し、ヌメリを丹念に落とします・・・・
つ、疲れた・・・・
まず、いっぴんめー!三枚におろし、血合い骨を取りサクにします。
適当な大きさに切ったら、米3合に対して醤油60cc、みりん一回し入れます。
中骨についている血合いや腹膜を綺麗に取り除いたら、半分に折ってお釜へ。
ボラのへそも適当に切り、一緒に炊き込みましょう!

指が梅干になってきた!
にひんめーぇ!三枚におろし、サク状にしたボラを薄く削いで行きます。
氷水でザザザっと洗い、器に盛り付けていきます。
雷魚の頭をかち割ったウォーハンマーを
アイスピックの変わりに使いましたが、ちゃんと消毒してますよ!
自分の体が生臭かった!
さぁんひんめー!開いたボラを20パーセントほどの塩水に1時間ほど漬けます。
水気をキッチンペーパー等で落としたら、外で乾燥させましょう。
うぉーー!疲れた!限界だ!!よぉーんひんめぇー!白味噌(できれば西京味噌)に、みりん、酒、砂糖を少々加え練ります。
後は、ボラの半身によく塗りつけて、
ラップに包んで冷蔵庫で一日寝かせます。
き・・・・・・・今日はこのぐらいで勘弁しといてやろう・・・・<いただきます!>
ボラ以外何も入っていない炊き込みご飯・・・・
まぁ、
ご飯をおかずにご飯を食べられるご飯好きの私にとって炊き込みご飯はご馳走です。塩昆布をちょっと乗せて・・・・はむ。
んほ!おおおおおお
うまい!!ご飯がボラの出汁を吸い込んで、
感動的なぐらいふくよかな味わいだぁ!そして・・・
ボラのへそ!これは素晴らしい!
ふくよかな味わいの中に、シャリッシャリッっとした舌触りのアクセント!素晴らしいぃ旨みがあふれ出している!
もっと癖が出るかと思ったのですが、そんなことはありません!
ただし、身のほうは旨みが抜け、ぱさついた感じがします。
ボラが自身をサクリファーイして、
米に最上のうまみを提供した感じです!次回は、秋の野菜を盛り込んだ炊き込みご飯にしたいと思います!

2品目。
ボラの洗いは2回目ですね。
今回は前回よりも薄く切った・・・
つもり。氷の上に乗せて、それっぽく仕上げました。
さて、そのお味は・・・・
む。
うまい・・・・・
が、まだダメ!これじゃぁ、まだまだ水っぽい!!包丁の腕を鍛えなければ・・・・・
そぎ切りは難しい!!次の日。

干したボラは表面がつるつるして
カラスミみたいです。まぁ、同じボラですが・・・・

ヌメリの取りが悪くて、
焼き途中は臭いが漂いました。大丈夫だろうか・・・・・むしゃ・・・・むしゃ・・・・
ほぉ
食べてみると、別段変なにおいはしません。
普通においしいですね・・・
ただし、身が締まりすぎた感じです。
甘みはあるのですが、ふっくら感に欠けていました。
おそらく、イナ(30cmほどの)サイズで、脂の乗りがイマイチだったのでしょう。
よく脂の乗ったサイズで賞味したいものです。
しかし・・・・
ボラはやっぱりうめぇーなぁ!!
<ごちそうさまでした!>
はじめまして
利根川でルアーのスレ掛で、ボラを捕まえます。
捌いて食べたことはありませんが、なんとなく食べられる機はするんですが。
実際に料理されてる方を検索して、ここにたどり着きました。
よい意味で感動しました。
利根川では、アメリカナマズなど貴殿が料理できそうなものがいます。
関東に来られる機会があれば、チャレンジをお願いしたいところです。
駄文失礼しました。
Consuella さん
はじめまして!
丁寧なコメントをありがとうございます!
私は北九州から出たことがない田舎物なので、関東は正にフロンティアです!
是非、利根川でアメリカナマズにチャレンジしてみたいです!
これからもよろしくお願いします!
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