
インド料理といえば、一にも二にも
カレーですね。
今回は、南インド風のフィッシュカレーにチャレンジしたいと思います。
何はともあれ、窓を全開にして換気扇をフル回転させましょう。

多目のサラダ油にニンニク一欠、
コリアンダーシード、クミン、アニス、シナモンを小さじ1杯程度、
ターメリックを大匙1杯を弱火でじっくり炒っていきます。
普通のスーパーで手に入るのはパウダー状のものがほとんどなので、焦がさないようにゆっくりと香りを引き出しましょう。
「香辛料を炒る」事が、インド料理の最大の特徴にしてコツ。
猛烈な香りが、一瞬でキッチンをインド臭にします。
1週間はキッチンが香辛料臭くなりますので、孤独人以外は心して調理してください。
ある程度香辛料の香りを引き出したら、みじん切りの玉ねぎと、適当に切ったしし唐を加え、15分ほど炒めていきます。

炒め終えたら、コリアンダー大匙1、ブラックペッパー、レッドペッパー小さじ1、ローリエ2枚、塩、
ココナッツミルク、無塩トマトジュース、水半カップを加え、煮込んでいきます。

そして、三枚におろし、皮と血合い骨を抜いた
アジ投入。
非常に不安になる光景ですね・・・。
さて、煮込んでいる間に、先日ダルシム(仮名)さんから頂いた小麦粉で、チャパティを作りたいと思います。
インドのパンといえば「ナン」が有名ですが、ナンはパンのようにイーストで発酵させて、タンドールという独特の釜で焼いたものをいいます。
一般的にインドで食べられているのは、小麦粉を塩と水で練ってフライパンで焼いたもので、「チャパティ」と言います。

小麦粉と水を練り合わせるだけの簡単料理のはずですが、
袋裏のレシピ通りの分量で作ると、
ベチャベチャになってしまいました・・・。どうやら、日本とインドでは
水質が違うので、現地のレシピを当てにしてはいけなかったようです・・・。
<いただきます!>
見た目と香りは、インドのカレーと似ていますね。
日本ではどうしても手に入りにくい香辛料(カレーリーフ、フェンネル、マスタードシード等)が無くても、
コリアンダー、クミン、ターメリックと唐辛子があれば、カレーっぽい料理になります。さぁ~・・・。
この香辛料達が、果たして
青魚の臭いにどう立ち向かうのか・・・!?チャパティにカレーを挟んで・・・・・いただきます・・・!
こ、これは・・・・・・स्वादिष्ट!(どえらいウマか~!!)
まず、青魚の臭みはまるで感じられません!
アジは旨みが強いため、カレーの中で浮くかと思ったのですが、完全にカレーとマッチしています!
マッチしているというか、香辛料の香りの強さに丸め込まれているといった感じですね。
しかし、その暴力的なまでの香辛料をうまく収めているのがココナッツミルク!
まろやかさで、香辛料のキツさを抱擁しています!
これは想像していたよりも、ずっと美味しい!!
うぉ~・・・・この驚きをどうやって表現したらいいものか!
とりあえず踊っとこ!
< Annandatta Sukhii BHAVO! >
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