
仕事始めの1月4日。
半休が取れたので、仕事着のまま地元の警察署に向かいました。
目的は、ハンターへの第一関門、
「猟銃等講習(初心者講習)」の申請をするためです。
警察署のドアをくぐり、愛想のいい女性警官に窓口を伺います。
指示された「生活安全課」をたずねると・・・・
取調室っぽい部屋に通されました。え?ちょっと・・・私、ただ単に申込書を書きに来たんですが・・・?
そりゃぁ、
ボウズ頭に髭面で、汚い作業服にボロボロのジャンパーを着ていますが、別に自首しに来たわけじゃないんですよ?
(警)「ハァ~・・・・・・・・・・・・・君さぁ・・・・・」(私)「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?」
(警)「本気で銃の免許を取りたいわけ?」(私)「は、はい。」
(警)「でもさぁ。こっちとしては許可を出したくないんだよ。」(私)「ひぇ?」
椅子に座った途端、対面に座った目つきの鋭い警官の質問ラッシュが始まりました。
(警)「君、長崎で起きた事件ってしってる?」(私)「ま、まぁ。」
(警)「私達としては、ああいう事件を未然に防ぎたいわけなんだ。」(私)「・・・・ほぉ。」
(警)「だから、普通の人に銃を所持してほしくはないわけだ。」(私)「・・・・はぁ。」
(警)「で、君は銃を所持して何がしたいの?」(私)「え・・・・・は、ハンティングをしたいです。」
(警)「でも、狩猟ができるようになるまで大変だよ?」(私)「・・・・ほぉ。」
(警)「まずは初心者講習を合格して、実技試験に(以下略)」(私)「・・・・な、なるほど。」
(警)「お金だって掛かるよ。まずは今回の6,800円、次に(以下略)」(私)「・・・・な、なるほど。」
(警)「君、仕事は?」(私)「・・・・会社員です。」
(警)「続けられるの?」(私)「・・・・は、はい。」
(警)「銃を所持した後も、年に1回立ち寄り調査があるよ?」(私)「・・・・ほぉ。」
(警)「また年に1回、銃の持ち込み検査もあるよ?」(私)「・・・・ほぉ。」
(警)「普通若い人って、そんなに時間つくれないよね?」(私)「・・・・な、なんとかします。」
(警)「銃の保管場所にガンロッカーを取り付ける場所はあるの?」(私)「・・・・な、なんとかします。」
(警)「親御さんは何ていってるの?」(私)「・・・・理解してくれています。」
(警)「身辺調査も厳しいし、欠格事項があるとすぐに免許剥奪だよ?」(私)「・・・・理解しています。」
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(かれこれ20分)
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(警)「・・・・わかった。この2枚の用紙に必要事項を記入して。」(私)「・・・・あ。どうも。」
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(私)「・・・・あ。すいません。」
(警)「・・・・なに?」(私)「警察”しょ”ってどう書くんでしたっけ?」(警)「ハァ~・・・・・」
まさか、申請書類を手に入れるという
0次試験があるとは思いませんでした。
しかし私的には、この警察の対応が過剰であったとは思いません。
銃を所持するということは、一般的に見れば
「非常に危ない人」と見られてもおかしくないわけですし、
ただでさえ発砲事件が続発している福岡県では、厳重な対応になるのは仕方が無いことだと思います。
こんなチラシが、小中学校で配布されている県ですしね↓
何はともあれ、いよいよハンターへの道編のスタートです!
👉Next:試験の前に、予備講習を受けておこう
👉Prev:わたし、ハンターこころざしました。
👉オススメ:ハンターといっても色んな世界があるよ。
👉オススメ:エアライフルはいかがですか?
初めまして、狩猟やスピアフィッシングで検索してて来ました^^
いくつか記事を読ませていただきましたが、どれも面白かったですw
福岡はまるでアフガニスタンですね^^;
肉拾い編、更新楽しみにしています♪
ふひとさん
はじめまして!
まだ開設して間もないブログですが、皆さんが楽しめるよう努力していきたいと思います!
> 福岡はまるでアフガニスタンですね^^;
うふふ・・・・
危険な場所ではないですよ・・・おいでませ!福岡へ!
去年は楽しい記事をいっぱい、ありがとうございました。
狩猟記事も楽しみに待ってますね。
あけましておめでとうございます!
「面白かった」と言っていただけることが、何よりもうれしいです!
冬一杯は、釣行する機会がほとんど無いと思いますが、
ハンターへの道「肉拾い編」(に加え、とんでもない失敗談)を含め、これかもどうかよろしくお願いします!
き、厳しい・・・
自分も今年猟銃等講習会申込書を警察署へ提出に行きましたが、生活安全課の窓口で簡単な質問があっただけでした
もしかすると、事前に電話して質問してたのと、銃砲店さんに出向いて書類をもらってから警察へ行ったのがよかったのかも・・・?
あと、あんまり関係ないかもしれませんが、身分証として運転免許と一緒に予備自衛官手帳を持っていっていたのでそれ見せたらお巡りさんがちょっとだけフレンドリーになってくれた気がしました
ちなみに自分は群馬県です
県下で猟銃を使用した事件がないのも理由かもしれません
その反面、有害鳥獣による農作物被害や森林被害が多いようなので、20代で狩猟目的で猟友会にも参加しますっていうのはむしろ希少みたいでした
警察の対応は、担当する生活安全課の担当者でかなり変わるみたいですよw
現在担当の方は非常に親切にしていただけております。
おお!予備自ですか!少し手当てがいただけるんですよねw
僕も試験を受けましたが、現在ではかなり希望者が多いんですよね~
僕と同世代ですね!
有害鳥獣の被害が多い県では若い方がかなり歓迎されているそうです。
また、どのような銃を購入されたかなど、お話をお聞かせ下さい!
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